俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

吾亦紅

2008年10月02日 | 俳句

『歩道沿い 行列してる 猫じゃらし』
(ほどうぞい ぎょうれつしてる ねこじゃらし)

『さやけしや 雲一つ無き 青き空』
(さやけしや くもひとつなき あおきそら)

『爽やかや 陽の眩しさの よみがえり』
(さわやかや ひのまぶしさの よみがえり)

『久方の 光のどけき 秋に会う』
(ひさかたの ひかりのどけき あきにあう)

『西陽受け キラキラと飛ぶ 赤とんぼ』
(にしびうけ きらきらととぶ あかとんぼ)

『吾亦紅 我も恋して 三年半』
(われもこう われもこいして みとせはん)

『見上ぐれば 月のさやけさ なつかしく』
(みあぐれば つきのさやけさ なつかしく)

『西の空 寝ぐらに帰る 鳥に月』
(にしのそら ねぐらにかえる とりにつき)

『曼珠沙華 ぽつんぽつんが 好きなのよ』
(まんじゅしゃげ ぽつんぽつんが すきなのよ)

『地下鉄の Sの字カーブ 秋の風』
(ちかてつの えすのじかーぶ あきのかぜ)

『赤い羽根 議員のみ付ける 同じ羽根』
(あかいはね ぎいんのみつける おなじはね)

『並木にも 紅葉の葉の ちらほらと』
(なみきにも こうようのはの ちらほらと)

コメント
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