俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

秋日和

2008年10月05日 | 俳句

『秋一番 笑顔の弾む いい写真』
(あきいちばん えがおのはずむ いいしゃしん)

『鶏頭の 鉢の一輪 流行りもの』
(けいとうの はちのいちりん はやりもの)

『吾亦紅 手を繋ぎ合って 門前に』
(われもこう てをつなぎあって もんぜんに)

『秋日和 あちらころころ こちらころ』
(あきびより あちらころころ こちらころ)

『曼珠沙華 天女の指か エイリアン』
(まんじゅしゃげ てんにょのゆびか えいりあん)

『石仏に 野菊の枯れて しな垂れて』
(せきぶつに のぎくのかれて しなだれて)

『簾揺れ 秋風の中 君想う』
(すだれゆれ あきかぜのなか きみおもう)

『月白を 眺めて居るや 北の子よ』
(つきしろを ながめているや きたのこよ)

『蓮の葉は かくこそあらん 月浮かべ』
(はすのはは かくこそあらん つきうかべ)

『葉鶏頭 色淡くして 嵩高く』
(はけいとう いろあわくして かさたかく)

『一心に 栗の皮剥く 女が居て』
(いっしんに くりのかわむく ひとがいて)

『小さな手 つぶらな瞳 良夜かな』
(ちいさなて つぶらなひとみ りょうやかな)

コメント
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