駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

リズム隊の宿命

2008年11月02日 | バンド
11月2日(日)
3連休の中日。
今日は暑くも寒くもなく、天気も良くて気持ちのいい一日でしたね。
皆さんはどこかへ出かけたり、運動会とかの行事に参加したりしたのかな。
そんな中、自分たち「アキラ&ファニー・フェイス」メンバーは朝からバンド練習をしました。
「アキラ&ファニー・フェイス」のメンバーって言ったって、「CHIROL」と「CHIPS」のメンバーみたいなもんじゃん?と言われそうですが、若干違っておりますのでね。へへへ。
しかも、練習には必ずちびっ子の邪魔者も参加しておりまして、いつもご迷惑をおかけしております。平にご容赦。
とはいえ、今日はメンバーが全員揃うというわけにいかず、リズム隊中心に次のライブに向けての基礎的練習でした。
風邪で体調がイマイチのギターのてっちゃんと、いつも遠方から来てくれるベースのたーさんには気の毒なんだけど、練習というものはやれるときにやっておかないと、結局日にちばかり過ぎてしまって、新曲なんかのプランも本番に間に合わなくなってしまう。なのでメンバーにとっては多少ハードであっても、練習は続けなくてはならないのであります。
申し訳ないですが、ともに頑張りましょうぞ。

思うに、バンドの骨格とも言えるドラム、ベース、ギターのリズム隊は、バンドにはいなくてはならない存在であるゆえ、この3人が参加できない場合は練習がなくなります。だけど、この3人が集まることができさえすえれば、バンドが成立するので練習は可能です。
したがって、オレたちリズム隊は、バンド練習をサボることはご法度です。
いつでも練習の都度、集まる必要があるってことであります。
なんだか損な役回りだなあ~。と言うべからず。
その楽器弾きを選んだ自分の宿命なんですよね。
それだけ自分の存在価値も大きいというわけで、無理やり納得しましょう。

思い出しちゃうなあ。
昔のことで若い頃、本当にお金がなくってスタジオ代をメンバーで割り勘するのが辛いときがありました。
複数のバンドに在籍してて、週に2~3回いろんなスタジオで練習をしていた頃の話です。
練習が終わったあと、メンバーで清算するんですが、メンバーが少ないと当然ながら負担も大きい。
そんな時、メンバーの誰かが練習を休んだとすると、マジメに来た人が割り勘の負担が増えて損をする。
「あいつが来なくて練習が捗らなかったのに、あいつの練習代をオレ達が負担するなんて損じゃん・・・」などとひがんだ事もあったなあ。
せっかく気合を入れて練習に駆けつけたのに、「正直者がバカを見る」みたいな気がしてね。
こういうことが度重なると、バンドがばらけてきます。そして、いつしか解散へと近づくのであります。
きっと、今でも若い貧乏なバンドマンたちはこのジレンマと戦っているんでしょう。若者よ、負けるな、ガンバレ!

さすがにこの年になって、バンド代のことでひがむことはなくなり、練習をサボりたい気持ちもなくなりました。
サボりたいぐらいなら最初からバンドはやりませんから。
今はバンド練習はそれ自体が楽しみなので、仕事で何ともならないとき以外は最優先であります。
さて、こんな楽しみなバンドのライブが近づいております。

11月23日(日)ということで、3連休の中日です。
浜松市三ケ日“WATTS”に於いて、「真昼のOLDIES PARTY Vol.4」を開催します。
時間は、開場13:00~開演14:00~
出演「アキラ&FUNNY FACE」
2~3ステージお届けする予定です。
チャージは前売1,500円、当日1,800円
新曲(といっても古い曲ですが~)を用意しております。是非お越しくださいませ。
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