駄楽器駄日記(ドラム、パーカッション)

ロッキンローラーの打楽器日記

骨盤を立てることが大事

2021年05月08日 | ブログでレッスン
5月8日(土)本日のJOG=45分
昨日の日記の続きのようになりますが、今朝もヒザを痛めないように前傾姿勢を意識してJOG。
不慣れな姿勢で走ると疲れますが、これが正しい姿勢なら、慣れるべきなので頑張るのだ。
「前傾姿勢」と「つま先を意識して着地」、それともう一つ金哲彦さんの言う大事なことがありました。
「まず骨盤を立てる。」
これがどういうことかあまりよくわかっていなかったので、昨日はあまり気にせず走りましたが、今日はこれを意識してみる。



おへその下に少し力を入れて前に出すような感じで、骨盤を起こすように意識してみる。すると胸が前に出て、前傾しやすくなる。
「は、は~ん」と、気が付いた。これは、ドラムの姿勢にも通じるのだ。

ドラム教室で、初心者の生徒さんにドラムを叩く時の姿勢についてレクチャーする時、いつもこう言う。
「ドラム椅子のパイプがずっと伸びていて、それが尻の穴に突き刺さって自分の体がやじろべえ状態になっていることを想像してみて」
4肢があたかもやじろべえのように自由になっている感じを意識すると、自分の重心が尻に来て安定して、手足が動かしやすくなるのだ。尻というのは骨盤である。
これがへそがちょっと前に出て胸を張る感じなのです。まさに骨盤を立たせる状態だと思う。

ところが、実はオレは生徒さんにはこんなことを言っておきながら、長いこと実際にドラムを叩く時に骨盤を立たせていなかったんです。
ザ・スターキーでリンゴ・スターの真似をして椅子をかなり高くして、けっこう無理して叩いていて、猫背になって顔が下を向く状態で叩くようになってしまった。ヘンな癖がついたのだった。
それを数年前にメンバーに指摘されて、それは椅子の高さのせいだと言い訳をしたら、『リンゴは真正面向いてるよ』と反論されて、ハッと気付いた。ただ単に自分の姿勢が悪いだけだったのだ。
それで、演奏する時にはあごを引いて胸を張るように意識するようにした。今では椅子は高くても下を向かずに、周りを見渡してドラムを叩くようになりましたけどね。
その感じが、「骨盤を立てる」状態だったということを、今にして知りました。。。

ジョギングもドラミングも、結局は骨盤とか胸を張るとか、ちゃんとフォームを意識することの必要性をこんな年になって気付くなんてね。
目から鱗がポロポロと落ちる気がした。
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