(できるだけ軽量化したドラムセットを車載)
ドラマーには女子供でもなれる。スティックさえ持てれば、或いは素手でも叩けばリズムを生み出すことはできる。
だが、肝心のドラムを運搬するのは女子供では厳しい。
ドラムは重たい。コンガなどパーカッション類はもっと重たい。スタンド類の金属の塊はそれよりも重たい。
持込ライブの場合、しかも会場が車から遠い場合には、セッティングし終わるまでに体力がなくなり、肝心の演奏時には両手に力が入らないことも何度も経験済みだ。
ドラマーが小学生なら親が運んでくれるだろう。
ドラマーが若くてきれいなおねえちゃんなら、彼氏或いはアッシー君が喜んで運んでくれるかもしれないが、もてない子ちゃんのバヤイ、ヤバイだろう。
オレの場合、彼女は運んでくれないし、親も運んでくれない。当たり前だ、おばーを殺す気はまだない。
そこで格言。「ドラマーは腰が勝負だ!」
オレもさー、年取ってきてさー、腰が痛くってさー、重いものが持てなくなってさー。なんて言ったらドラマー引退である。キビシーッ!
そこで人間の知恵が働くのである。
営業用の持ち込みドラムはできるだけ軽量化するのだ。
まず、ドラムキットのサイズを1ランク下げる。しかし、見栄えや、音量の低下を気にするとチョイスが難しい。
オレは、バスドラを20インチ、タムは浅胴の10、12、14インチで揃え、材質も、木材の合板プライ数の少ない薄くて軽いものにした。
これなら音圧を下げずに、しかも見栄えも悪くない。しかも、購入価格も下がる。
肝心の音も最高のサウンドだ。勿論好みの問題だが、YAMAHAバーチカスタムアブソルートは名器である。
次に、スタンド類の軽量化だ。
できるだけ金属部分が少ないシングルスタンドを選ぶ。各メーカーのシリーズの一番安いものがいい。
華奢なシンバルスタンドだと見た目心配だが、室内なら全く問題ない。
だが野外の場合には問題だ。風で簡単に倒れる。悩むところだ。
シンバルは軽量化できない。
小さいサイズにするのも手だが、サウンドが変わってくるし、こだわりの道具でもあるのだ。
そして、ドラムケースの軽量化。
ドラムケースは高い。ドラムによっては本体よりケースのほうが高い場合だってありうるが、運搬には必需品だ。
軽量化には布製が一番だ。最近のソフトケースは保護の部分が暑くて信頼できる。しかもかなり安くなった。
積み重ねる場合はファイバー製が良い。軽いし完全に保護できる。オレも普段は積み重ねて仕舞ってあるのでファイバー製を使っているが値段が高い。
「セットで買うと、セットが買える」という宣伝文句はないが、そのとおりだ。
絶対やめた方がいいのは、合成樹脂性のハードケースだ。
値段はファイバーの半分以下だが、でかくて超重い。
オレはこれで失敗して、後悔している。
写真に写っているバスドラは、普段は合成樹脂のハードケースに入れて家に置いてあるが、車に積む際に布製に替えて運んでいる。
でかすぎて車に入りきらないのだ。
ここで格言。「合成樹脂のハードケースにだまされるな!」
80年から90年あたりにかけて、重厚長大ドラムが流行った。それはそれでよかったが、ボウヤ泣かせと言われた。
今は、小さいキット、軽いスタンドが売れている。
きっと、オレみたいな悩めるドラマーが日本に1億2000万人ぐらいいるのだろう。
ドラマーには女子供でもなれる。スティックさえ持てれば、或いは素手でも叩けばリズムを生み出すことはできる。
だが、肝心のドラムを運搬するのは女子供では厳しい。
ドラムは重たい。コンガなどパーカッション類はもっと重たい。スタンド類の金属の塊はそれよりも重たい。
持込ライブの場合、しかも会場が車から遠い場合には、セッティングし終わるまでに体力がなくなり、肝心の演奏時には両手に力が入らないことも何度も経験済みだ。
ドラマーが小学生なら親が運んでくれるだろう。
ドラマーが若くてきれいなおねえちゃんなら、彼氏或いはアッシー君が喜んで運んでくれるかもしれないが、もてない子ちゃんのバヤイ、ヤバイだろう。
オレの場合、彼女は運んでくれないし、親も運んでくれない。当たり前だ、おばーを殺す気はまだない。
そこで格言。「ドラマーは腰が勝負だ!」
オレもさー、年取ってきてさー、腰が痛くってさー、重いものが持てなくなってさー。なんて言ったらドラマー引退である。キビシーッ!
そこで人間の知恵が働くのである。
営業用の持ち込みドラムはできるだけ軽量化するのだ。
まず、ドラムキットのサイズを1ランク下げる。しかし、見栄えや、音量の低下を気にするとチョイスが難しい。
オレは、バスドラを20インチ、タムは浅胴の10、12、14インチで揃え、材質も、木材の合板プライ数の少ない薄くて軽いものにした。
これなら音圧を下げずに、しかも見栄えも悪くない。しかも、購入価格も下がる。
肝心の音も最高のサウンドだ。勿論好みの問題だが、YAMAHAバーチカスタムアブソルートは名器である。
次に、スタンド類の軽量化だ。
できるだけ金属部分が少ないシングルスタンドを選ぶ。各メーカーのシリーズの一番安いものがいい。
華奢なシンバルスタンドだと見た目心配だが、室内なら全く問題ない。
だが野外の場合には問題だ。風で簡単に倒れる。悩むところだ。
シンバルは軽量化できない。
小さいサイズにするのも手だが、サウンドが変わってくるし、こだわりの道具でもあるのだ。
そして、ドラムケースの軽量化。
ドラムケースは高い。ドラムによっては本体よりケースのほうが高い場合だってありうるが、運搬には必需品だ。
軽量化には布製が一番だ。最近のソフトケースは保護の部分が暑くて信頼できる。しかもかなり安くなった。
積み重ねる場合はファイバー製が良い。軽いし完全に保護できる。オレも普段は積み重ねて仕舞ってあるのでファイバー製を使っているが値段が高い。
「セットで買うと、セットが買える」という宣伝文句はないが、そのとおりだ。
絶対やめた方がいいのは、合成樹脂性のハードケースだ。
値段はファイバーの半分以下だが、でかくて超重い。
オレはこれで失敗して、後悔している。
写真に写っているバスドラは、普段は合成樹脂のハードケースに入れて家に置いてあるが、車に積む際に布製に替えて運んでいる。
でかすぎて車に入りきらないのだ。
ここで格言。「合成樹脂のハードケースにだまされるな!」
80年から90年あたりにかけて、重厚長大ドラムが流行った。それはそれでよかったが、ボウヤ泣かせと言われた。
今は、小さいキット、軽いスタンドが売れている。
きっと、オレみたいな悩めるドラマーが日本に1億2000万人ぐらいいるのだろう。
pianistは運ばなくていいので楽ですが、
お上手なプレーヤーの人口が必要以上に多すぎて
仕事が廻って来ない職種でした。
14年ぐらい前の日記を読んでくださったんですね。ありがとうございます&クリビツしてます!(笑)
使用楽器やクルマなど環境状況は今とは若干違っておりますが、重いのはいつだって辛いですよね。
自分の活動するオールドミュージック&ロック系では、上手いドラマーは掃いて捨てるほどいますけど、圧倒的にピアニストは足りてませんけれどねえ。