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Opened Zipper

「自転車の安全鉄則」購入

2011-03-10 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(2011年2月上旬)
自転車通勤を検討し始めたときに購入して読んだ「自転車ツーキニストの作法」がなかなか面白かったので、同じ著者(疋田智氏)の別の本を買ってみました。

購入したのは「自転車ツーキニストの作法」の中でも何度か触れられていた「自転車の安全鉄則」という本です。
自転車日和 vol.19と併せて購入しましたが、なかなか読む時間が取れないので、しばらく放置して熟成させておき、出張の移動時に読んでみました。

読み始めてみるとちょっと予想と違っていて、意外と真面目な文章…「自転車ツーキニストの作法」のようなくだけた(フザケた)文章ではなく、ちょっと硬めかな。
そんなにガチガチに真面目って訳じゃないんだけど、「自転車ツーキニストの作法」のフザケた文章が読みやすかっただけにギャップを感じました。
とは言え、あまりフザケていないことには納得できました。
内容は現在の自転車行政の問題点を指摘し、改善案を提唱するものなので、あんまりフザケた文章だと説得力が無くなってしまったろうなと。

この本を読んで特に感心したのが、自転車での事故発生時のダメージの説明。
左側通行にするだけで年間400人の命が救えるってのは、なるほどそういう理由だったのかと。
すごーく納得。

自分の場合、どうしても自転車で通行しづらい交差点の周囲で、(自転車走行可の)歩道を徐行することがあって、そのときに右側通行していることがあったんですが、徐行だったとは言え反省して改めることにしよう。

著者が提唱する改善案は、すぐ実現することは難しそうですが、現状こういった問題があることや、自転車乗りが守るべきルールが広く浸透すれば良いなぁ。

ところで、そういや地元大分の会社の前の道路に自転車レーンが造られてたっけなぁ。
自分は自転車通勤はしていなかったので「ふーん」としか思っていなかったですが、歩道ではなく車道の路肩をカラー舗装して、一方通行のマークが描かれていて左側通行。
それなりに考えてやってたんだなぁと著者の本を読んでから遅まきながら感心。
でもあの自転車レーンは路肩の駐車車両のせいで意味がなくなってしまう状況をよく見かけたので、きっちり取り締まりやってくれないと困るな。
なんてことを考えさせられる内容でした。

次は同じ著者のフザケた方の本をまた読んでみるかな。