OZ.

Opened Zipper

代車ママチャリ整備

2009-01-30 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
(1月中旬に書いた記事)
ハイユニ号のサスペンションフォーク交換+再塗装の作業中の代車として、乗らなくなって遊休資産化している嫁さんのママチャリを流用します。
リアタイヤ(チューブ)の空気が完全に抜けてることは知ってましたが、駐輪場に放置したままでした。(使わないから)
エアが抜けてるだけなら良いんだけどなぁ。
パンクしててもしょうがない状態なんで、そんときゃパンク修理すれば良いんですが、イタズラでもされててチューブ・タイヤ交換が必要だと面倒だなぁ。
などと心配しつつも先延ばしにし続けて放置してましたが、先日作業手順を整理して自分を追い込んだので、ぼちぼち着手するかと駐輪場から自室へ持ち込みます。

フレームは汚れまくりで、一部錆まくり。
比較的アルミ・ステンレスパーツが多いおかげで、錆が一部だけなのが救いかな。
試しにリアホイールのチューブにエアを入れてみたところ、問題なく復旧しました。
良かった、単にエアが抜けてただけだ。
タイヤのサイドウォールが汚れているせいか、最大空気圧が読み取れないので、とりあえず40PSI突っ込んでおきました。
念のためフロントホイール側にもエア注入。

これだけで走れるっちゃー走れるんですが、さすがにリアキャリア上の子供用座席は邪魔なので取っ払うことにします。
リアキャリアも要らないか? と思ってリアキャリアごと外すことに。
シートステー上端のキャリア用ダボ穴のボルトを外し、リアホイールのハブのナットと共締めされてるキャリアの脚も外します。
…フェンダーはどうしよう?
リアフェンダーはハブナット共締めとシートステー、チェーンステーにそれぞれ1箇所ボルト締めされてるので、それを外すだけ。
どうせ雨の日は乗らないんだから要らないよなー、でもリア側だけ取るとヘンだから、取るならフロント側も取らないと。

フロント側のフェンダーを確認してみると、ハブナット共締めと、フォークの股間でキャリパーブレーキ固定ナットに共締めの2箇所です。
ちょっと悩ましいのがカゴ。
フェンダーを外して、カゴが残るってのもヘンだろうと。
カゴはあると便利なんだけど…まぁ無くても困らないか、今までハイユニ号にはカゴが無かったけどバッグ背負ってやってきてるんだし、日常的に自転車に乗る訳じゃないんから。
と割り切って、フェンダー・カゴも取っ払います。

フロント側でフェンダー・カゴを外しているとき、同じくハブナットに脚が共締めされているリムダイナモ+ライトをどうするか躊躇します。
このママチャリのライトのスイッチはハンドル側にケーブルが伸びていて、手元で操作できるようになっていました。
便利は便利なんだけど、まぁこれも使うまい。
ライトが必要ならハイユニ号から外したSHIMANOのLP-C050HSWを付ければ良いや。
ということでリムダイナモ+ライトも脚ごと除去。

カゴはスレッドステムを通してるんで、ステムの斜ウスを緩めて外します。
いや、ステムじゃなくてスレッドのヘッドパーツ上部のナットと共締めでした。
なのでこのナットを外してカゴ固定用の金具を取り外します。
これでカゴも除去して、邪魔者の排除は完了。

ところで、妙にハンドリングが不安定だったという問題点がありました。
ホイールベースやヘッド角、トレイルなど特にヘンな部分は見当たらないので、とりあえずママチャリハンドルをストレートバーに換えてみることにしました。
ママチャリハンドルはステムから手前に向けて生えてましたが、近すぎるので奥へ(前方へ)遠ざけようと思います。
オリジナルのステムからママチャリハンドルを外すのは面倒なので、以前ハイユニ号に付けていたブラックのスレッドステムを使うことにします。

ハンドルバーはMFWS-206Fのオリジナルを使おうかと思ったら→黒→赤とデタラメな上塗りマダラ塗装をされた状態のままだったので断念し、以前ハイユニ号に付けていた折りたたみハンドルバーを使うことにしました。
折りたたみハンドルバーはアヘッドステムでないと付けられないので、ハンドルポジションチェンジャーを使います。
スレッドステム+ハンドルポジションチェンジャー+折りたたみハンドルバーという構成。
ハンドルポジションチェンジャーで前方へ+5cm、折りたたみハンドルバーの折りたたみ機構部分も+5mなので、ステムから前方へ+10cm出ることになります。
これでハンドリングが良い方向に変わってくれることを期待。(クイック過ぎたのかなぁ? それが少しでもダルになれば良いかなと)

オリジナルのハンドルバーに付いていたグリップが取れないので断念し、ブレーキレバーだけ移植します。
幸いにもブレーキレバーはボルトを緩めれば外せるタイプだったので。
ハンドルバーに付いていたベルやライトスイッチは取り残したまま放置。(不要なので)
これでハンドルバーはOK…いや、グリップが無いぞ。
グリップの予備は無いので、今度買って来ようかな。

ついでにママチャリのオリジナルのサドルも気になったので、交換しておきます。
以前ハイユニ号に付けていたveloのNewport Z2というジェル入りのソフトなサドルがあるので、ママチャリには丁度良いかなと。
それからコレもハイユニ号で使っていたKalloyのサスペンションシートピラーも使うことにします。
ママチャリのサドルをシートピラーごと外して交換。

更にママチャリオリジナルのチープなペダルもちょっと気になったので外して、以前ハイユニ号で使っていたgrunge フラットペダルネオ(ブラック)と交換しました。
ペダルを外すとき、あまりにもユルユルでスコッと回ったのが気になります…購入時の整備、ちゃんとやってもらってないぞコレ。

コレで良いかなと思ったところで、リアホイール側に付いているスライドロックが気になります。
コレだけ残ってるのって何だか中途半端だなー…ワイヤーロックもあるので不要かな? 取っちゃえ。
ということでスライドロックも除去しました。

不要パーツは除去して、ハイユニ号のお下がりパーツに換えまくり、これで一応作業完了。
不足なのはハンドルグリップ。
気になるのは両立スタンドで、できればキックスタンドに換えたいところ。
あとはリア側がバンドブレーキで効きが弱そうな点が不安なので、キャリパーブレーキに換えたいけど、台座がないなぁ。
ブレーキレバーもチープ過ぎる点が気になります…が、まぁ一時的な代車だし現状で良いか。

という訳で、グリップが無い点を除いて代車の整備は完了しました。
ちょっと乗ってみて問題なければ、ハイユニ号をバラしにかかります。