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Opened Zipper

海まで走れ ~2008春~

2008-06-10 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
タイトルの「春」に違和感があるかも知れませんが…
書き溜めた記事を少しずつリリースしているので、投稿した時点で既に春ではなくなってるかと思いますが、当時はまだ春でした。

体調が回復してきた休日、好天だし時間が取れたのでハイユニ号で走りに行きます。
気温も上がってきてるんで、SPDサンダルに半パン。
どこへ行こうかなーと思いつつ川沿いの自転車道まで出たところで、今日は海まで走ることに決めます。
川沿いの自転車道を下流へ走っていけば10kmほどで河口に出るので、往復20kmコース。
少し走ったところでリアタイヤがふらつくような違和感がありました。
あれ?
停まって確認したところ、見事にパンクしてます。
うーん、久々だなパンクは。
ハイユニ号に乗り始めてから、2回目? 3回目かな?

しかしサドルバッグの中にパンク修理キットがあるので問題なし。
もちろん携帯ポンプもサドルバッグ下に付けてるし、最悪の場合を考慮して予備チューブも持ってるので大丈夫。
やっぱり「自転車はパンクするもの」って本当だよな、一式装備してて良かった。
時間はたっぷりあるので、自転車道沿いの草むらに座り込んで、のんびりパンク修理します。
ハイユニ号をひっくり返し、盗難防止のために外してあったピンをハブクイックリリースにネジ込んでリアホイールを外します。

やっぱクイックリリースハブにするとメンテが楽だわ…と言いたいところですが、実は普段はこのままではブレーキシューが干渉してホイールが外せません。
Vブレーキのインナーリードパイプを外せばフリーになると思うでしょうが、細いリムに許容量を若干越えるサイズの無駄に太いブロックタイヤを装着しています。
その上、ブレーキのレスポンスを重視していてリムとシューの間隔に遊びがほとんどないため、インナーリードパイプが外せないのでした。
ホイールを外すためには、一旦Vブレーキのブレーキワイヤーを固定しているネジを緩めてしまうか、チューブのエアを抜いてしまわなければいけません。
まぁ今回はパンクしていたので、エアを抜く手間をかける必要なく、そのまま外れてくれましたが。(※後に落とし穴有り)

ホイールを外して、タイヤレバーを使ってタイヤをリムから外し、チューブを引っ張り出します。
携帯ポンプで少しエアを入れて調べていくと穴発見。
フツーだなぁ、何が刺さったんだろう?
タイヤの方を調べてみると、尖った木片がブッスリと突き刺さってました。
コイツか、コイツのせいか。
タイヤの方にも結構大きな穴が開いているように見えましたが、木片を抜いて確認すると思っていたより小さ目の亀裂という感じ。
まぁこれなら大丈夫かな。
チューブの穴にゴムパッチを貼って乾かし、携帯ポンプでエアを入れて大丈夫なことを確認。
よしよし。

チューブをホイールに戻し、タイヤも嵌め直してから携帯ポンプでエアを入れていきます。
携帯ポンプはクランクブラザーズのパワーポンププロですが、普通に注入していくと20psi程度で筋力的に限界。
そこで高圧モードに切り替えて入れていきます。
1回のポンピングで注入できる量は小さいですが、これで少しずつ入っていきます。
30psi超まで入れたところで、もう良いかな? と終了。(タイヤ:MAXXIS MAXXDADDYは最大40psi)

さて、フレームにホイールを嵌め直して…と思ったところで自分のミスに気づきます。
ブレーキシューが邪魔で入らん。
しまった、何も考えてなかったな、一旦エア抜いてやり直し? …そりゃキツいッスよ勘弁してください。

いやしかしこの状態ではリムが干渉しないので、Vブレーキのインナーリードパイプはサックリ外れるんだった。
外すのは問題なし、外すのは。
外して、ホイールを嵌めて、インナーリードパイプを再度固定しようとすると…やっぱり入りません。
コレ、タイヤ幅の問題じゃないよなぁ、リム幅が細過ぎるってことかなぁ?
ブレーキシューはそんなに磨耗してないし、シューの厚みの問題でもないし。
レスポンスを重視し過ぎなのかなぁ?
仕方が無いので結局Vブレーキのワイヤー固定ネジを緩めて開放することに。
なのでこの後、リアブレーキのタッチの調整作業が必要になってしまうのでした。
先にフレームにホイールを着けてからエアを入れてれば、こんな手間は要らなかったのに…まぁ良いや、1つ学習したから。

ぼんやりと周囲の景色を楽しみつつ、30分くらいかけてのんびりパンク修理していましたが、作業が終わったので再出発。
途中、前方にMTBライダーを見かけたので、勝手にペースメイカーになってもらって少し後ろを付いて行きます。
25km/h超くらいのペース。
しばらく走っていくと前方にゆったり走ってるローディ3人組を発見。(何故かウェアが赤青黄色の信号トリオ)
追いつきそうで追いつかない状態がしばらく続きましたが、途中からローディ達が本気モードに入ったようで、MTBライダーと自分はサックリ置いていかれました。

その後、途中でMTBライダーは横道へ離脱していったので、独りで黙々と河口を目指して走り続け、順調に到着。
海やホーバー基地を見ながら一休み。
(勝手に)ペースメイカーが居たお陰で、いつもより少しだけハイペースで走ることができました。