OZ.

Opened Zipper

なんちゃってアヘッド化 ステップ3

2007-12-08 00:00:01 | 折りたたみ自転車(MFWS-206F)
なんちゃってアヘッド化のステップ2まで完了しました。
ここまでの作業でシュレッドレスコンバーター+ステムハイライザー+アヘッドステム化まで完了。
しかし突き出し量が多過ぎになってしまい「ハンドルバーが遠過ぎ」という問題が発生。
今回はその問題への対処としてのステップ3で、ハンドルバー交換です。
交換するハンドルバーは既に入手済みのBBBスカイバーBPB-06
ちなみにこの作業の実施時期は11月上旬でした。

まずは現行の折りたたみハンドルからグリップ、シフター、ブレーキレバー、ライト、サイクルメーターを取り外します。
次に折りたたみハンドルをアヘッドステムから外し、新しいハンドルバーに付け替えます。
センターと角度を調整してアヘッドステムに固定。

その後、ブレーキレバーをハンドルバーに取り付けようとしますが…硬いな、なかなか入らないぞ。
グリップやシフターはサックリ入りますが、ブレーキレバーだけは余裕が無くて入れるのに一苦労。
なんとかライズさせるためのカーブの部分まで押し込みましたが、それ以上は進みません。
これまで自分的ベストポジションだった位置よりもちょっと(2cmくらい)外になってしまいます。
が、いくらあがいてもビクともしないので断念。

ブレーキレバーの固定ネジが1本だからかなぁ、2本のタイプってあるんだろうか。
2本ならオープンになって固定できそうなんだけど。
上位グレードでそういうタイプのブレーキレバーが無いか調べておこう。

ブレーキレバー位置が最適化できなかった都合上、シフターやグリップも道連れに外寄りになります。
とりあえずこの位置でハンドルバーの両端を切断することにしました。
マーキングしてから金ノコでゴリゴリ切断していきます。
片側で20分くらいかかったかな? やや斜めになった気がしますが、まぁ支障ないレベルなのでOKです。
切断面にヤスリがけをしてハンドルバーの長さ調整は完了。
改めてシフターとグリップを固定します。

これでハンドルバー交換の作業は完了ですが、ステップ3でやっておきたいことが他に2点ありました。
それはヘッドパーツのボトルネック部分の偽装と、ステムの角度・取り付け位置の調整。

ヘッドパーツのボトルネック部分とは、ねじ切りコラムのヘッドパーツ上部のナットが32~34.5mmなのに対し、その直上のアジャスタブルコラムスペーサーが40mmあるという問題。
見た目がかなり悪いので、これを誤魔化すカバーを探していました。
色々探しましたが一向に見つからないので、最終手段のつもりだった塩ビのパイプを切断して削って使う作戦を実行します。

DIYショップで塩ビパイプを物色し、一番理想に近いサイズのフタを購入しました。
内系32mm、外径40mmで色は黒に近い濃紺かな?、値段は70円。
これをヘッドパーツ上部のナット+ワッシャの高さ14mmに合わせて金ノコで切断しました。
更にヤスリで切断面を削ります。
さてここからが大変な部分で、パイプの内側をヤスリで削りまくります。
内径32mmですが、ナット部は短径が32mmで、外接円の直径は34.5mm。
なのでそれに合わせて削る必要があるのでした。
パイプに内側をゴリゴリゴリゴリと削り続けること数時間、ようやくナットにハマるようになりました。
塩ビの色が上下のパーツ群とは異なるので、黒く塗装しようかと思ってたんですが、ヤスリがけで疲れきってしまったので塗装はパスしてそのまま装着。
うーん、ボトルネックは解消されたけど、今度は妙に太くなったように見えてやっぱりイマイチかも。
まぁでも以前よりはマシかな。

次はステムの調整です。
アジャスタブルアヘッドステムの角度を0度にしてましたが、どうも見た目イマイチな気がするので、少し角度をつけることにしました。
このくらいかな、と20度に調整します。
そのままだとハンドルバー自体のライズ+アジャスタブルステムの仰角UPでハンドルバー位置が高過ぎることになるので、シュレッドレスコンバーターの突き出しを少し調整することにします。
シュレッドレスコンバーターの突き出し部分にはステムハイライザー(インサート43mm)とアジャスタブルコラムスペーサー(最小35mm)を取り付けます。
シュレッドレスコンバーターのインサートライン限界まで出した状態で85mmですが、ハイライザーとスペーサーの調整の効く範囲の78mmにするため、7mm程突き出しを短くします。
更にアヘッドステムの取り付け位置を少し下げ、ステム上部にコラムスペーサーを配置するよう変更します。
これで更に5mm下がったことになるので、トータル12mmダウンです。
No.パーツ価格(税込)作業重量増




BBBシュレッドレスコンバーター
BHP-20
¥2,094
送料¥212
スレッドステム取外し:-380g
エクステンションバー取外し:-95g
シマノライト取外し:-185g
シュレッドレス
コンバーター取付:+220g
-440g
Wheels-Mシュレッドレスステム
シム(25.4→26.8mm)×2
¥651×2
送料¥151
シム取付:+13g×2+26g
MJ-CYCLEアジャスタブル
アヘッドスペーサーCタイプ
(35~50mm)
¥630
送料¥82
コラムスペーサー取付:+55g+55g
TIOGAコラムスペーサー
4枚セットHDW01ブラック
¥472
送料¥61
コラムスペーサー取付:+10g+10g
BBBアジャスタブルステム
ハイシックスBHS-22
¥3,491
送料¥353
ハンドルポジション
チェンジャー取外し:-230g
アヘッドステム取付:+280g
+50g
小計¥8,848-299g




SATORYステムハイライザー
HEADS-UP2
¥2,280
送料¥558
TIOGA
コラムスペーサー取外し:-5g
ステムハイライザー取付:+210g
+205g
小計¥2,838+205g




BBBハンドルバー
スカイバーBPB-06
¥3,092
送料¥402
旧ハンドルバー取外し:-585g
新ハンドルバー取付:+265g
-320g
偽装用塩ビパイプ¥70偽装パイプ取付:+5g+5g
小計¥3,564-315g
合計¥15,250-409g

ようやくステップ3の作業が完了。
うーん、トータルコストで1.5万円か~…それだけの価値があったのかどうか我ながら疑問。
乗ってみての感想はいつものようにまた後日。