美味しい海の恵みを頂いて、折角明石公園まで来たのだから、公園内を散策いたしましょう。
実はとっても広い公園なのだけど、あれ!あそこに行きたかった、あれは・・・・何?
ここ、明石公園の敷地に、明石城っていうお城がありました。
江戸時代、1618年(元和4年)徳川家康の曾孫にあたる小笠原忠真が、大坂夏の陣の軍功により、
明石、三木、加古、加東の四部10万石を与えられ、将軍家と姫路藩本多家の強い支援を受けて築いた城。
現存してるのは、石垣と堀、そして2つの櫓。
ここにお城があったのかしら?
ここは桜の名所でもあるらしく。春は美しい桜が見られるようです。
とってもお天気の良かったこの日。結構上の方まで登ってきたようで、そよそよそよ風が、
ちょい飲みしてきた頬に心地よくって、しばらくベンチに座ってゆっくりしてましたよ。
明石城は別名『喜春城』というらしい。六代目城主の松平信之のとき、儒教者片山兼山に命じて
明石城内十景を選んだと。その時の事、中国の故事『塩鉄論』の『君主は仁を以て政を行わねばならず、
あたかも春の草木を育てるごとく、善を賞するを貴ぶ』から、『喜春城』との雅名が生まれたとか。
やはり、春がおススメか!?。桜の名所でもあのだし、公園内にはばら園もある模様。
ここ明石公園は、全国『さくらの名所100選の地』に選ばれたらしい。
例年3月下旬から4月上旬にかけて、約1,000本のソメイヨシノが咲き誇るって事です。是非、どうぞ。
こちらは巽櫓(たつみやぐら)。
天守閣は台のみで建立しなかった平山城とされています。
瀬戸内海を望む兵陵上に、本丸を中心に二の丸・東の丸・三の丸・稲荷曲輪を設け、
本丸の四隅に櫓を築きました・・・・との事。現存の櫓は、この巽櫓と坤櫓のみ。
この巽櫓は、船上城の櫓を移したもの。
船上城(ふなげじょう)は、播磨国明石郡(明石市新明町)にあった、お城。
小笠原忠真は船上城から明石城に移ったという事です。はい。巽櫓を連れてったって事ですね。
こんなもの、移すって簡単に言うけど。どうやって移すのでしょう!?解体して組み直すのか??
不思議だ。全く昔の建築物って、ほんと~にどないやって建てたのさって不思議でならない。
なんて考えてたら、お連れが『ほらほら、あれ』教えてくれたよ。
危うく・・・見逃してしまうところだった。巽櫓の向こうの方、ああ、天気が良くってほんと良かった~。
明石海峡大橋が見えてるの素晴らしい。
ところでこの櫓の内部、無料公開されてます。残念ながら・・・この日は2月25日でした。
6・7・8・12・1・2月は公開を休止しているそうな。
そして、偶数月の4月と10月は巽櫓、奇数月の5・9・11・3月は坤櫓が公開されております。
(土・日・祝の10時から16時まで。雨天・荒天時は公開休止)
地上では冬の味覚市。
坤(ひつじさる)櫓は、天守閣が造られなかった明石城では最大の規模をもつ櫓であって、
天守台のすぐ南にあり、天守閣に変わる役割を果たしたとみられております。
そしてこの坤櫓は、京都市伏見区の伏見城の櫓を移したものと伝えられております。
が、どうやって運んだんだ!?
中に入れたら良かったのだけど・・・。しかし、何故公開を休止するのだ?
その、『6・7・8・12・1・2月は公開を休止』の意味が分からない。
とにかく、初代城主・小笠原忠真~17代城主・松平直政まで、明石城の生きた歴史は続いたのだ。
このたび、明石城から~~の、歴史なんぞを調べてみたのだけど、
あまり書くとキリがないので書かずにいたお話も沢山あって・・・・。
昔、大嫌いだった日本史って、なんだかとっても面白い!!そう思い始めたのはブログを始めてから。
自分の祖国である日本の歴史を学ぶことって、とっても楽しい!って、学生の頃に気付きたかった。
さあ、地上に戻りましょう。
さくらの名所100選の桜はまだ早いのですが。可愛い梅が咲いてましたよ
淡い色。もうちっと濃い方が梅っぽいような。
ソメイヨシノより好きかもしれない。派手さが無くって慎ましくって好きだな。梅の花って。
毎年、梅林に行きたいな~梅林、来年こそは行こうって毎年思いながら行ってない。
ここで、思いがけなく数本の梅の木。なんか嬉しかった~。
この数本の梅の木に、大きなレンズを付けたカメラマンさん達が群がってたんですけど。
そんな専門的に撮りたいのなら、梅林へ行け!って、心の中で叫びながら、
群がるカメラマンさん達の間隙をぬって、なんとか撮った梅の花でした。
ポニーちゃんが来てた。
可愛いの~お。で?なんでポニーなのか、よ~分からんかったんですけど。
まあ宜し。可愛いポニーちゃんを見て思ったこと・・・ああ、動物園へ行きたい。
もう長い事行ってないな~。よく次女っこと行ったものだけど。春になったら行きたいな。
そんなこんなで明石公園を思いっきり楽しんで、さあ、更に明石を求めて、あの商店街へ行きましょう
明石公園(公益財団法人 兵庫県園芸・公園協会)
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