HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

Seach.And.Destroy

2017-12-17 21:08:32 | タクティカル



L.E.M.S.Sでは、テーマに沿ったナイフを作り、プレゼンテーションをする事になっています。
架空の人物、用途を設定してオーダーの条件とし、ナイフを作るというもの。
今回は、各自メーカーで人物から設定します。
●タクティカルナイフの体現
がテーマでした。
〈人物像と条件〉
●陸上自衛官、スカウトスナイパー
●仕事の技術向上の為、休暇にハンティング!
●ハンティング・・・獲物の発見、トラッキング、ストーキングによる素手での捕獲
●獲物・・・50Kgのシカ相当の哺乳類
●バックエッヂは不要
という設定をしました。



〈ブレード〉
●5.5mm厚、155mm長、SKD-11/ミクロデント処理
●ホローグラインド
ブレード長は過去の実際のオーダーを基に決めました。
銃や罠を使わないハンティングなので、個人の技術が絶対条件。
獲物の習性を知る事で(水場に行くとか)痕跡の発見、トラッキング、近づいてストーキングに移行し、捕獲という手順でハンティングを行います。
捕獲してトドメをさしますが、この時に獲物が暴れると自分を切る場合があるのでバックエッジは不要(実際のオーダーでもありました)。
●バックエッジ無しで刺せる形状
を考えてみました。





〈ハンドル〉
●115mm長/G-10ハンドル、O.D
通常は握りやすさを考えると思いますが
●指を引っ掛ける形状
をしています。
“握る”を意識すると筋肉が硬直→動きが硬くなり、ストーキングに支障をきたすと考えました。
引っ掛ける=軽く添える事で体を柔らかく使えるのではないか?と。
トドメをさす時にも前後の出っ張りで指を止め、引っ掛けて、突き刺しの補助とします。





〈シース〉
●カイデックス/テックロック仕様
●腰の後ろに水平に装着
捕獲時には、当然ながら体の前側をつかうので、密着した体勢でもナイフが抜けるように腰の後ろに装着する事にしました。
会場での質問がありましたが
●ソングホールの意味について
ヒモを通すか通さないかは個人の好みですが、ヒモを通し、ベルトに引っ掛ける事で落脱防止になります。
よくビーズ等を飾りに付けたりしますが、ソレが機能として使える事になります。


〈あとがき〉
いろいろな意味で実験機としてS.A.Dを作ってみました。
ある程度の汎用性も考慮しましたので、旧来のタクティカルナイフのイメージも持たせてあります。
コレから発展する“何か”がキモになるのではないか?がキモです。



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« L.E.M.S.S-BLADE Conference-... | トップ | 尻を使って »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿