前に紹介した時は、実験的にブラッククロームメッキを透かしてのヘアライン仕上げに施してみました。
しかし及第点に及ばず、ミクロデントで再処理しました。
おおまかにブラッククロームも悪くなかったので、食材を切らない条件のワーキングナイフになら・・・とも考えています。
〈ブレード〉
●5.5mm厚、130mm長、SKD-11/ミクロデント処理
1880年代、アメリカのアウトドア雑誌に寄稿していたジョージ.ワシントン.シアーズがグリーンリバーナイフをベースに考案したとされるスタイル。
ネスマックはペンネーム。
オリジナルとは違うコンセプトも多様で、もはやネスマックはスタイルの1つという認識です。
〈ハンドル〉
●105mm長、バーラップマイカルタ
このモデルはコピーという立場ではなく、私のラインナップであるトレイルをネスマック風味を加えたモノです。
ハンドルスタイルは私風で、厚い鋼材を使っているので、尻を出して叩けるようになっています。
〈シース〉
●カイデックス
●DOTSロック、パラコード選択仕様
以前紹介した小型ブッシュクラフト用シースでパラコードを設定したものを踏襲してもらいました。
場合に応じて合理的に装着する事が出来ます。
〈あとがき〉
ナイフに興味を持った頃からネスマックはイメージの中にありましたが、名前やエピソードは知らなかった(気にしてなかった)ので、グリーンリバーナイフとして作っていました。
最近、仲間からヒントを得て世界観を知る事となりました。
オリジナルネスマックは薄い鋼材でフィールドワーキングナイフ(と思われる)。
このトレイル-ネスマックは厚い鋼材のサバイバルナイフで、コンセプトも違い、スタイル的にもなだらかなラインとしました(古のイメージ)。
オリジナル(と思われる)モデルはグイっとカーブがエグいスタイルなので、もう少ししたら作ってみようと思います。
しかし、それを除いても、ある程度の範囲で草や枝を払ったり、手首くらいまでの太さの薪を割り、ウッドクラフトをやったりするうえで、この曲がった刀身のナイフは十分活躍しそうです。
ネスマックナイフを見た時から「ボロ」に似た刀身をしていると思っていたので、コンパクトながら刃が当たった時の威力は十分あるものと期待しています。
使い勝手はウン〇沢で使っていたタイプと同様なので、問題な無いかと思います。
ミクロデントに関しては、食材に使っても問題無いそうです。
最も枝打ちしたナイフで食材に使う人がどれだけいるのかも疑問ですが・・・
ボロ系との違いも出していくつもりで、やはり近いデザインなので、気にはしています。
プランはあるので、またおいおいに。