HELLHOUND-FILES 3

さすらいのブログ「HELLHOUND-FILES」もシーズン4、新アプリで別モノになると思いきや・・・

Mini Bowie

2016-07-03 20:57:09 | トラディショナル


ネルソン.クーパー風味の古典的ボウイナイフです。
オーダーモデルで4インチブレードを作りました。
ネルソン.クーパーのラインナップからチョイスされたモノで、ダブルヒルトモデルと合わせて3本目の製作になります。



〈ブレード〉
●105mm長、4.5mm厚、STD-11/サテン仕上げ
1号ダブルヒルトモデルを6mm厚で作ったところ、4.5mm厚でシングルヒルトモデルのオーダーをもらいました。
鋼材が薄くなると頭が軽くなります。
4インチとはいえ、このボリュームでハンドル側に重心があると使いにくいのではないか?と確認したところ、問題ないという事だったので製作していきました。
結果的に悪くない重心位置に落ち着きました。



〈ハンドル〉
●110mm長、マイカルタワッシャー
●ヒルト、装飾/ニッケルシルバー
●尻/A7075超々ジュラルミン
ハンドル側に重心が片寄るのではないか?と考えたのはオリジナルより10mm長くしたところにあります。
個人的に、しっかり握るには120mmは欲しいところですが、デザイン的にカッコ悪く感じたのでこの見た目になりました。
尻のA7075も強度と軽量化を考えて採用しています。
クーパーはブラス製。
この感じはランドール的ですね。




〈シース〉
●レザー
イメージ通りのレザーシース。
厚み3.5mm以上のモノを使っているのでシース自体に剛性感があります。
シングルステッチでコンパクトさを狙い、剛性がある分重量があります。
ナイフに重量があるので、バランスが取れて装着時に安定感が出ました。


〈あとがき〉
古典的なランドールやクーパーといったナイフの雰囲気は独特で、今となっては希少か?とか思いきや、アメリカンブッシュクラフトにも“その感じ”が残っていたりします。
この感じを私もブッシュクラフトにも応用してみようかと思っています。
古典的シリーズは時間がかかりますのでおいおいに・・・

コメント
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