goo blog サービス終了のお知らせ 

ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

坂東札所めぐり 第十二回-Ⅱ

2012-07-03 07:09:40 | 旅行・秘湯・巡礼 
好天のもと、鴨川のペンション「フォーシーズン」を後に気分良くスタートした。
いよいよ坂東三十三カ所めぐりの最終地、結願寺「那古寺」の参拝となった。
振り返ってみると、昨年の9月に始めた三十三カ所めぐりも予定通り進んだ。
行程作りはさすがに慣れたもので、ルートや時間もほぼ完璧なものだった。
お寺やご本尊にもお坊さんにもそれぞれ特徴あり いろいろな味わいだった。
季節も天候もいろいろ、景色や花や食べ物などを味わいながらの旅だった。
それらの想い出を、納経帳や掛け軸等に朱印で残しブログにも書き残した。

坂東観音霊場三十三番: 補陀洛山 那古寺 本尊 千手観世音菩薩
館山市の東京湾沿い船形の丘中腹に、坂東札所の結願寺「那古寺」がある。
養老元年行基が千手観音を刻み草創、天皇の勅願で堂宇が整ったと云う。
源頼朝や足利尊氏の信仰を受け、元禄地震の後は徳川幕府によって再建。
県道から上る急な石段は男坂、本坊のある駐車場からの曲り坂道は女坂。
仁王門に続く境内に多宝塔と本堂があり、館山湾一望の眺めは結願の感。
山号の補陀洛は、海の彼方の観音浄土の事と云うから那古寺はお似合だ。

さて帰路の昼食は、姉夫婦推薦の保田漁港にある直営食事処「ばんや」で。
11時半に着いたら、三つある大きな駐車場がほとんど満車状態の賑いだ。
お店に入ると名前を書いて待つことに、その間は周りの人に聞き込み開始。
漁師が自分の定置網で捕った魚を、小屋掛けの店で食べさせていたと云う。
隣に二号店・三号店もあるが経営は別人らしく、やっぱり本店がいいらしい。
新鮮で美味しく量多く安いから、評判も当然で「まね」は通用しないと云う。
「漁に関わる 『ばんや』で 、受け付けた順に俺の番や」と、ひげ爺の独り言。
番と言えば 間もなく新車が届く、エスティマでの遠距離走行も結願となった。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする