畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

聴衆は耳が肥えています

2009年04月12日 15時04分49秒 | Weblog
 岩手県北もめっきり春めいてきました。桜の開花は4月20日頃と言われていますが待ち遠しいです。
 さて、最近、集会等での演説について指摘されることがあります。
「元気よく、自分のが国会議員になりたいという熱意を前面に出さなければだめだ。政策の中身なんて現職ではない候補予定者に求められてはいないのだ。」という声です。また、「めりはりをつけてはっきり言え。」という声もあります。「厳しい表情ではなく、もっとにこやかに。」という声もあります。

 一方、「キャリア官僚出身なんだから、数字も交えて政策をしっかり語ってほしい。」、「笑顔を見せずにぴりっとした表情が必要だ。」という声もあります。

 「話の中身は良かった。しゃべりがばりばりしていれば良かったのに。」という折衷的な意見もあります。

 同じ集会の演説でも、人により上記の両者の異なる意見が寄せられることもあります。戸惑いますが、結局人によって受取方は様々なので自分のやりたいようにやればいいのではないかと思うこともあります。
 意見やご指導をいただいたときは、「少しずつ改善していきます。○○先生のようにうまくなれ、と言われても、私はまだ現職ではないから、勘弁して下さい。現職になれて何年かすれば同じレベルになっているはずですから。」と答えたりすると、「ばかもの、今の段階から演説がうまくならなければダメなんだ。」とおしかりを受けたりします。
 かつては、「早口だ。もごもごして滑舌が良くない。」と言われたこともありますが、その点は意識して改善したため、今は指摘されることはなくなりました。しゃべればいいというレベルを超えて、人を感動させる、うならせる演説というのは大変難しいことです。
 


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