畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

災害対策特別委員会がとりやめになりました

2011年08月11日 08時42分06秒 | Weblog
 本日質問に立つ予定でした災害対策特別委員会が中止になりました。万全の準備をしていたし、今最も大変な状況である汚染稲わらに伴う肉牛出荷停止指示に伴う問題を取り上げる機会であっただけにとても残念です。
 衆議院災害対策特別委員会が開催される予定の時間と同じ時間に、参議院復興特別委員会が開催されるため、大臣がそちらにとられて質疑できないためとのことです。復興担当大臣も災害対策担当大臣も同じ平野達夫さんでありやむを得ないことですが、こちらは、副大臣や政務官が対応でも良かったと思うのです。硬直的な運営や根源的には二院制のあり方という点が想起されるできごとでした。

再生可能エネルギー促進と肥育農家等の支援の打ち込みに奔走

2011年08月10日 07時51分22秒 | Weblog
 暑い日々が続きますが皆様お体は大丈夫でしょうか。
 先月は議員会館の会議室などは冷房が効きすぎていて(20度という設定もありました。)、寒いくらいのこともありました。これは大変問題なので、会議室に入るたびに小姑のように厳しくチェックして28度くらいにさせました。秘書や事務スタッフになぜ、こんなに低く設定するのだ、と詰問したら、「共用部分が冷房が抑えられていて暑いので、会議室は当初は急冷房しているのです。」とのことだったので、「被災地はみんな大変な中我慢しているのだ。何をとんちんかんなことを言っているのだ。また、節電が必要な中で、議員こそ率先すべきではないか。」と注意しました。最近は、事務局全体に徹底されたせいか、冷房をいくら強く設定しても、ある程度以上涼しくはならないように全館で設定されたような感じです。

 さて、こういう中、先週は再生可能エネルギーの促進と岩手への施設導入についての提言を玄葉国家戦略担当大臣(党政調会長)と平野復興担当大臣へ行いました。5月頃より週1日ペースで、黄川田議員、階議員、中野渡議員(青森2区)とともに行った勉強会の成果です。今週月曜日に岩手日報の永田町レポートに掲載されました。ご覧下さい。これからは、新エネルギー政策が国政の最重要課題の一つとなると思います。この分野にもウィングを広げているところです。

 また、明日は委員会で久しぶりに質問に立つ予定です。災害対策特別委員会です。今最も問題となっている放射性セシウムに汚染された稲わら接取に伴う肥育牛と繁殖牛の農家の支援について取り上げる予定です。復興基本方針決定以後私の仕事の中心はこれになっています。多くの地元の肥育農家、繁殖農家から悲鳴を聞いています。私も動いた結果概ね支援措置は拡充されてきています。支援施策の概要と引き出した答弁については明日にでも、このブログで報告いたします。

復興基本方針決定

2011年08月02日 18時00分47秒 | Weblog
 先週金曜日には政府の復興基本方針が決定されました。これに至る過程で大変忙しい日々でした。党の復興ビジョンチーム及び復興特別立法チームで復興基本方針に対して政策責任者として提言をまとめたり、復興基本方針骨子案に対する意見とりまとめ、調整等に忙殺されていました。

 最後まで気になったのは、施策面では、事業評価基準の書きぶりでした。当初案では、費用対効果を踏まえる、という記述が前面に出すぎていたため、まずいと思い、この文言を変えることに全力を尽くしました。これでやられると、防災面や国土の重層構造という経済的側面以外の効果を適切に勘案することが困難になるからです。党の提言や意見に入れ込んだり、平野復興担当大臣にお願いしたりして、この文言を消して修正することができました。また、土地利用手続の一元化、まちづくり施策、太平洋沿岸軸の高速道路整備等中身はしっかりと盛り込むことがでました。

 さらに、問題だったのは、増税の扱いです。当初は、復興財源について国債を発行するとして、その償還財源のために直ちに増税し、その償還期間を5年を基本として最大10年にするということが明記されていました。これでは被災地や日本全体を殺してしまいます。財務省は復興需要の高まりから、来年度以降はある程度経済成長することを見込んで増税を打ち出したかったようですが、むしろ、成長から上がってくる税収から償還していくべきものです。復興のための国債は、建設国債ということになるものと考えられますが、成長による税収により償還していく建設国債の典型例だと私は主張しました。幸い最終的には、増税の実施、償還期限は明記されないことになりました。新聞論調では、曖昧な財源確保、先送り政治などと書かれましたが、財源はあいまいではありません。直ちに増税し短期間で無理矢理償還するのが問題なのです。おそらく、増税を明確にした場合には、逆にマスコミは、被災地や日本全体の経済に足かせとか書くのではないでしょうか。

 私としても、党の中では中心となり取りまとめたものであり、自分の意見も相当程度通ったものです。ある程度の満足感があります。

 また、このような中、延びていた市町村議会議員選挙の一部が一昨日行われました。各市町村において、1、2名ずつ当方の系列の議員を増やすことができました。