畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

三陸海岸沿いトレッキングコースの整備が行われます

2011年10月27日 17時55分46秒 | Weblog
 環境省関係の復興施策として、私が打ち込んで三次補正及び来年度概算要求で結実する見込みのものとして、三陸復興国立公園として現行の陸中海岸国立公園の範囲を拡大して、海岸長距離遊歩道(トレッキングコース)を整備するというものです。三次補正では、1億円程度で、遊歩道整備を含む三陸復興国立公園を活用した復興のあり方についてのビジョンを検討し、来年度は約5億円で具体的な事業計画を検討し、再来年度(25年度)から事業に着手することになります。

 この件については、三陸地域出身で東京で私を支援してくれている方から復興のアイディアとして、かねてよりいただいていたものです。世の中は、環境、エコの時代です。先週金曜日にも、二戸でエコツーリズム全国大会がありました。このような風潮を生かして、かつ、岩手の地域資源を活かす、センスのいい施策だと思っています。この点でも大いにご期待下さい。

本日国交委員会で質問に立ちました。満足いく答えを引き出しました。

2011年10月26日 17時51分18秒 | Weblog
 本日国土交通委員会で質問に立ちました。
 ポイントは以下のとおりです。
○被災者の方が住宅を取得する場合の宅地の取得や家の建設の負担を低減させるべきではないか。
→造成費等に国として最大限の支援を行う。さらに、宅地を公共団体が賃貸する場合等の賃料低減に復興基金、復興交付税等を充当することも可能。
 なお、これについては、主に黄川田総務副大臣からお答えをいただきました。自らも被災者としての心ある答弁だったと思います。
○三陸沿岸道路(八戸から仙台までの八戸久慈道路、三陸北縦貫道、三陸縦貫道の総称)について、三次補正が通ったら、未着工区間の全区間が事業 化されるのか。そして、それはいつまでに整備されるのか。
→前田国土交通大臣から答弁をいただきました。前半についてはその通りと明言されました。整備スケジュールについては、フル規格でなく現国道を 使えるところは使い、まずは全線がつながることを最優先にして7年程度でやる。本来の自動車道のフル規格では10年程度でやる、というもので した。これまで非公式に内々には話をもらっていましたが、国会の場で初めて公式に明らかにできました。
○津波防災地域づくりに関する法律案において、津波防護施設として道路等の嵩上げを行う場合に、本来の道路整備費用よりも余分に費用がかかるこ とが想定されるが、国として補助がなされるのか。
→関国交省水管理・国土保全局長から、社会資本総合交付金で支援ができるように積極的に検討していきたい、との答弁がありました。委員会後、関局長が寄ってきて、「おっしゃる通り重要なことです。しっかりやります。」と言ってくれました。それを見ていた、その日に私の前に質問をした議員が、「畑さんはいいなあ。国交省出身だから、答弁のすりあわせもできているのですね。」とうらやましがっていました。

 以上、今回も前向きな答弁を引き出しました。確かに、国交省出身であり、局長クラスはかつての直属の上司、実際に政策決定を担う課長クラスは、私の同期たち、原案をつくったり答弁を実際に書いたりする課長補佐クラスは、かつての部下や後輩たちなので、非常にやりやすいことは事実です。国会の質問に立つ際には、前の日くらいに官僚が質問内容を聞きに来るわけです(大臣たちの答弁を事前の書くためです。)が、その際に、私は、明確に質問文をペーパーで渡して、かつ、私としてはこのような答えが欲しい、と答えまで考えてあげます。それに対して、官僚側からは、本音としてこの程度は答えられる、というすりあわせをします。うちの秘書に聞くと、ここまでやる議員は少ないそうです。与党で、かつ、国交省出身で人脈もあり、なおかつ、自分自身が中身もわかっているからこそできる技だと思います。 

復興庁設置法案作業部会の主査となりました

2011年10月20日 17時00分29秒 | Weblog
 第三次補正予算案が10月28日に国会提出される予定です。この補正予算案が成立した後、復興特区法案と復興庁法案の審議が始まります。私は、党の復興庁法案作業部会の主査として、この法案の作成の最後の詰めを行うことになりました。できるだけ早い法案の確定及び閣議決定が求められています。そして、おそらく、国会提出後も与野党協議が必要で、場合によっては修正が必要となる可能性があります。復興庁の実施事務の範囲で与野党の見解が分かれているためです。この与野党協議も行う立場になると思われます。そうなると、場合によっては修正案の答弁の可能性も出てくる可能性があります。復興ビジョンチームに続くやりがいのある仕事をいただきました。

ハイエース届く

2011年10月18日 07時27分35秒 | Weblog
 皆様、朝晩は冷え込み日中との寒暖の差が激しくなってきましたがお元気でしょうか。
 さて、地域では、物資や人員を運ぶ車両のニーズがかねてからありました。私としてもそのような車両を調達しようとの思いでおりましたが、このたび、日本電動式遊技機工業協同組合、回胴式遊技機商業協同組合から、市町村に各1台ハイエースを寄贈いただきました。これらの組合と知己のある群馬の石関貴史衆議院議員から何らかの支援をしたいとの話がある、との連絡をいただき、そのようなお願いをし、ここに至ったという形です。組合及び石関議員には厚く感謝申し上げます。私自身は、11日に洋野町、16日に久慈市の贈呈式に出向きました。自治体からは、被災者、地域のご老人、医療福祉関係等での移動等で活用したいと、好評でした。ありがとうございました。

再生可能エネルギーの予算の大幅増が見込まれます

2011年10月15日 09時25分09秒 | Weblog
 福島原子力発電所の事故を受けて今後再生可能エネルギー(風力、水力、太陽光、地熱等の自然エネルギー)の活用のための支援の拡充が不可欠です。また、岩手は再生可能エネルギー全ての賦存量が全国的にも有数のポテンシャルを占めます。これを復興に活かし、将来的には岩手が再生可能エネルギーのメッカとなることを展望しています。黄川田総務副大臣、階代議士とともに、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)も交えた勉強会を行い、提言をまとめて平野復興大臣に提出したことは以前のブログでも書いたところであります。私自身でもこの他、国会で地熱発電を含めた再生可能エネルギーの有用性について取り上げ、独自に予算の拡大について働きかけてきました。

 今、NEDOが洋野町の沖合で洋上風力発電の採算性も含めた実証実験を始めています。さらに、来年度予算において関連予算が大幅増額される見込みです。

 地熱については、八幡平の松尾という全国一とも言える地熱地域を、岩手は抱えるわけですが、これも大幅予算増額となる見込みです。かつて、地熱開発補助事業のもとになる「中小水力・地熱発電開発費等補助金」は平成22年度は199億円(そのうち地熱発電の調査費は約5億円)、平成23年度は「新エネルギー等促進基礎調査費」として地熱、太陽光等の再生可能エネルギー全体を合わせても約4.4億円とかなり厳しい状況となっていました。来年度は、再生可能エネルギー全体でも1000億円を超える見込みですが、地熱だけで102.5億円が要求されることになりました。来年度予算案決定までしっかりとバックアップしてまいります。

第三次補正予算及び来年度予算概算要求において三陸沿岸道路等の復興道路、復興支援道路大幅前進!

2011年10月01日 15時40分53秒 | Weblog
 いよいよ本格的な復興のための施策が明確化してきました。
 特に私が働きかけてきた分野での成果も上がりつつあります。
 三陸沿岸道路(八戸久慈道路、三陸北縦貫道、三陸縦貫道)については、事業評価もクリアーしました。第三次補正において全区間が事業化となる予定です。最終的には、10年かけずに完成する見込みです。また、国道106号宮古盛岡横断道路は県管理の国道ですが、これも復興支援道路として、約7割に当たる区間が直轄権限代行で整備されることになります。これまで国会質問、部門会議、提言、政務三役との直接折衝、道路局課長への打ち込み、知事のバックアップ、県の平井復興局副局長との連携等いろいろな手法で働きかけてきました。国土交通省出身の議員として、鼎の軽重を問われる案件でしたが、うまくいってうれしいです。まず第三次補正で930億円程度計上され、来年度予算で1000億円以上要求されます。今後5年間で1兆2千億円程度と見込まれています。