畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

国会論戦開始

2009年10月30日 11時12分52秒 | Weblog
 今週月曜日臨時国会が開会し、総理の所信表明とそれに対する各党の代表質問が行われました。自民党の代表質問を聞いていて、まさに天に唾する行為だなと思いました。自分たちの失政が今の状況を招いていることについての反省や考察がなく、批判を繰り広げるだけだからです。例えれば、自分で火をつけておいて、その後始末が悪いと言って批判しているようなものです。そして、政権交代後の今までの状況は、まさに自民党政治の尻ぬぐいをしているようなものです。特に腹が立ったのは、谷垣さんが、「今、地方は医療費や医師が少なく、医療崩壊に瀕している。」旨の発言があったときです。大学医学部の入学定員を削減し医師の削減を推し進めたのはどこの政党の内閣だったのか、社会保障費を年間2200億円ずつ削減してきたのはどこの政党の内閣だったのか。ふざけるなと言いたくなりました。

 さて、国会で感じたことは、いろいろな政策会議、委員会、研究会、勉強会等が直近にならないと決まらないことです。いろいろな日程調整との兼ね合いでとてもフラストレーションがたまります。特に最近感じたことは、農林水産省政策会議が急に金曜日の夕方17時から入るったことの不合理性です。先週も確か金曜日のこれくらいの時間だったのではないでしょうか。金曜日のこの時間は、地元に戻る国会議員の多い時間帯です。まるでできるだけ参加者が少なければいいというような時間設定に怒りを感じます。定例化していればあらかじめ日程を入れられますので是非とも検討してほしいものです。国会対策委員会の班別会議で要望しておきました。ちなみに、環境省政策会議や質問研究会は、定例化しています。とても親切だと思います。国土交通委員会の質問研究会は、一週間前には日程が示されています。このあたりに微妙に行政姿勢の違いがわかります。農林水産省の会議設定に対する姿勢が国民に対する行政姿勢の反映でなければいいことを祈ります。

園遊会にお呼ばれしました。

2009年10月24日 11時34分32秒 | Weblog
 10月22日に園遊会が開催されました。新人議員たる私も案内をいただき参加させていただきました。そして、何と美智子妃殿下にお声を賜りました。美智子妃殿下が、私のところを通りかかられる際に、私の名札を目にされ「衆議院議員でいらっしゃるのですね。」と言ってこられたので、「はい。先般の選挙で当選いたしました新人でございます。」とお答えしたところ、「国民のため、国のためしっかりやって下さい。」と言われたので、「ありがとうございます。しっかり頑張ります。」とお答えいたしました。大変光栄で励みになるお言葉をいただきました。
 その日の午後7時半頃、達増知事から電話がかかってきました。知事曰わく、「7時からのNHKニュースを見ていたら畑さんがばっちり写っていましたよ!」

 26日からいよいよ臨時国会です。頑張ります。 

議員活動の滑り出し

2009年10月16日 13時25分49秒 | Weblog
 今週、国会議員らしい一週間が始まりました。各省の政策会議が目白押しでした。また、新人研修会、委員会所属の決定と委員会顔合わせとまさに分刻みのスケジュールでした。
 委員会は、国土交通委員会、予算委員会、倫理選挙特別委員会に決まりました。倫理選挙特別委員会は、公職選挙法や政治資金規正法、議員定数削減を扱う委員会です。この委員会の№3の理事となりました。今まさに旬であり議員の根幹に係わる委員会でありやりがいがありそうです。ちなみに、公職選挙法や政治資金規正法を扱う総務省の担当政務官は、岩手1区の階代議士です。
 国土交通委員会では、理事の方から「君は国土交通省出身で土地勘もあるだろうから副理事として手伝ってほしい。」と言われました。政務三役のみではやはり運営が大変なため、理事、副理事で国土交通省の局担当を決めてバックアップしていく体制をつくるそうです。
 予算委員会は言うまでもなく花形です。

 また、前回のブログでクラゲ被害の対策が必要だと書きましたが、菊池長右衛門代議士(東北比例)と連携して一定の成果をまず出すことができました。農林水産省の概算要求に、「漁業保全・被害対策等」の一環として、「大型クラゲ等の有害生物による漁業被害対策」として50億円程度が盛り込まれることになりました。昨年度予算においては、同様の項目として約20億円しか計上されていないことを勘案すると、2倍以上の増額です。今の予算を削減する時代に、かつ、農林水産省全体の要求額も、前年度比94%と減少する中での2倍増です。菊池代議士が、農林水産省政策会議でこの問題を提起し、私は環境省政策会議で「環境面からの原因究明と関係国への働きかけの必要性」を主張して援護射撃しました。ツープラトンの対応の効果が実った形です。
 
 議員活動最初の一週間はまずまず上々の滑り出しでした。

くらげの被害

2009年10月05日 15時57分29秒 | Weblog
 昨日は、普代村での「海産祭」に顔を出させていただきました。菊池長右衛門代議士とともに伺いました。漁業関係の方からお話を伺いましたが、今年はくらげの大量発生が問題で、漁にならず漁獲高が激減とのことでした。
 大型のくらげが大量に漁業用の網にかかり、網を引き上げる際に網が損傷する、くらげの毒でやられるなどの被害も出ています。網にかかっているもののほとんどがくらげです。多量で大型のくらげがここまで出てくると、有効利用のレベルを超えています。
 このくらげ、以前話題となった越前くらげではないそうです。中国の河口で発生し、それが日本海を通って、津軽海峡を抜けて、太平洋の岩手沿岸に回流するのだそうです(日本海では小さかったものが徐々に成長して岩手県沿岸に到達する際には大型化しているとのことです。)が、千葉沖から南には行っていないとのことです。中国での排水等による水質の富栄養化に伴う発生とも考えられます。また、水温は暖かいものを好むようで大量発生には地球温暖化の影響もあるのでしょうか。
 まず、この対策としては3方向から働きかけていく必要があると考えています。まず、くらげの生態調査、そして、原因の明確化を図りつつ発生源対策(中国への環境支援や外交交渉による環境の改善によるくらげを発生させない努力)、日本海で小型の段階で捕獲撃退等を行うこと(可能であれば有効利用)、現実の漁業者への被害については保険制度や支援制度による支援を行うこと、です。
 

委員会の希望

2009年10月04日 08時31分46秒 | Weblog
 まだ臨時国会が始まりませんので、基本的には選挙区回りの日々です。八幡平市長選挙は大変残念でした。告示前6日前の出馬表明で、正味2週間の活動ができたのみでした。候補者の川村龍雄さんは大変素晴らしい方でしたが、時間の壁に負けたという思いです。

 さて、所属委員会の希望調書を出しました。常任委員会については第3希望まで、特別委員会については第2希望まで書いて出せとのお達しでした。少ない人で2つ、多い人で4つ所属するとのことです。選挙区事情から選挙に有利な委員会を選ぶ人もいれば、勉強のために選挙区の相手候補の得意分野を選ぶ人もいれば、一つは本命委員会を希望しつつあとは負担にならないように楽な委員会を選ぶ人もいるというように、判断基準は議員それぞれのようです。私は、第1希望は自分のこれまでの経験を活かせて土地勘のある国土交通委員会、第2希望は期待の高まる分野である厚生労働委員会、第3希望は(ふとどきにも花形で目立つ)予算委員会を希望しました。このどれかに入れれば本望です。実は、この3つの委員会は全て人気委員会です。いい度胸をした希望だと思わるでしょうが、この3つ全てに入れることはまずあり得ないでしょうし、仮に入れたとしたら負担が大変でしょうね。

 議員会館は、衆議院第2議員会館の314号室ですが、隣の315号室が菊池長右衛門さんです。元宮古市長で、私の後援会長さんです。年齢的も75歳と私の父のような人です。したがって、大変心強いです。菊池さんは、東北比例での選出ですが、衆議院議員の後援会長が衆議院議員だというのは、今まで皆無でしょう。菊池代議士の会館の秘書さんはベテランの慣れた方で、いつもいろいろ教えていただいたり、手伝っていただくこともあります。まさに相互補完関係の事務所と言えます。10月1日には議員宿舎の生活立ち上げを行いました。10月末の臨時国会に向けて徐々に、しかし、確実に準備が整いつつあります。