畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

 質問及び出番数週間新記録達成

2014年02月28日 15時44分56秒 | Weblog
 今日の昼に予算委員会で平成26年度予算案が可決されました。午後4時30分から開催される本会議で可決される見込みです。4月からの消費税増税を目前にした史上最大希望の予算案であるにもかかわらず、審議時間は近来まれに見るくらい少ない審議でした。本来ならもっと充実した審議が必要です。大変問題です。予算委員会の討論で強く抗議をしました。民主党は、採決をボイコットしていましたが、それ以外の野党はしっかり出席して態度を表明しました。

 今週は、火曜日に、復興特別委員会と予算委員会中央公聴会で1回ずつ質疑に立ち、水曜日には予算委員会第4分科会(文部科学関係)で質疑に立ち、木曜日にはテレビ入りの予算委員会集中審議で質疑に立ち、本日は、予算委員会締め括り総括質疑で質問に立ち、その後予算組み替え動議(修正案)を提出しその説明に立ち、その後委員会採決討論に立ちました。ここまでで7回です。ちなみに、黄川田議員も走り回っていました。総務委員会、予算委員会、復興特別委員会の質疑が重なって大変そうでした。私は、これから、午後4時30分からの本会議でさらに討論に立ちます。さすがに昨日は徹夜でした。予算委員会の理事会では、某与党議員から「畑さん、いつ質疑や資料や動議の準備をするの。毎回すばらしい内容なんだけど。秘書や党の事務職員も少ないのにね。」と言われました。

 内容的には、昨日のテレビ入りの予算委員会の議論はかみ合い、これまでになくスムーズに議論が展開されたという意味では、いいできだったのですが、非常にいい答弁を引き出したという意味では、一昨日の予算委員会分科会での下村文部科学大臣とのやりとりです。リニアコライダーについては、米国とは大臣同士の意見調整を行い始めたこと、EUとの間でも事務当局間の協議を行っていることを初めて国会の場で明らかにしました。また、東京オリンピックについては、被災地をまきこむ形で、被災地の人々が自分たちも参画していると意識される形で、被災地の復興につながる形で行ってほしい、と私が質問しました。その答弁として、下村大臣は、「聖火リレーを被災県を通る形で組みたい、伝統の祭りなどもイベントとして導入したい、被災地の人たちにボランティアとして参加してもらってオリンピックの運営当事者となってもらう。」と答弁し、これから県と相談を進めていくことを明らかにした上で、「畑議員からもぜひとも県に働きかけてほしい、仲介の労をとってほしい。」と答弁してくれました。満点答弁です。残念なのは、近来まれにも見るいい答弁を引き出したのにもかかわらず、地元紙が分科会の記事は載せないとのことです。皆さん、このブログでお読み下さい。

 いよいよ、本会議目前です。最後の最後まで自分の役割を果たします。

テレビ出演のご案内

2014年02月26日 10時50分56秒 | Weblog
明日 2月27日(木)、NHKテレビ放送ありの予算委員会で質問することが決定致しましたので、ご案内申し上げます。
お時間がございましたら、ご覧いただければ幸いに存じます。

日  時:2月27日(木)
時  間:午後4時30分~午後5時00分
放 送 局:NHK総合(地上波)
番 組 名:『予算委員会 集中審議 中継』(※生放送です)
内  容:TPP・エネルギー 等について


明日も しっかりがんばります。

地方の声

2014年02月23日 18時44分30秒 | Weblog
 今週は、予算委員会、農林水産委員会、予算委員会地方公聴会と質疑をこなしました。
 金曜日の予算委員会地方公聴会では、鹿児島市に行き参考人の皆様に質疑を行いました。私の質問に対して、鹿児島県知事は、「牛肉・豚肉等についてTPPにより関税撤廃ないし関税引き下げがなされると、とても今の段階では耐えられるものではない。地域の経済が壊滅する。将来的な引き下げや撤廃についても衆参農林水産委員会決議に反することになり、容認できない。」と明確に述べられました。また、公共投資について見通しのできる水準で進めてほしいとの意見も述べられました。まさに私の考えのとおりであり、我か意を得たりの思いでした。地方の声は、まさにこのとおりなのです。

 明日から始まる週も、火曜日復興特別委員会と予算委員会中央公聴会のダブルヘッダー、水曜日は予算委員会分科会、ひょっとしたら木曜日はテレビ入りの集中審議(テーマはTPPとエネルギー問題の見込み)と毎日質問状態になりそうです。

 予算委員会は、早くて今週、遅くても来週初めに終わりそうです。最近へとへとです。与党は、例年より質疑時間を少なくしか取らずに28日に採決をしようとしていますが、我々は、もう一つ憲法と集団的自衛権に関する集中審議を1日加えるべきで、来週頭の採決でもいいのではないかという意見です。なぜ、与党は急いだ採決にこだわるのか理解できません。特定秘密保護法の時でも急ぎすぎでしたが、多数を持っている与党にしては余裕がないのか、それとも横暴な考えを持っているのか、理解できないところです。

 なお、最近、ネットを見ていたら、あるNPO法人が、国会議員の働きぶりに評価(星)をつけた「国会議員三つ星ランキング」という冊子をまとめて公表しているようです。一番新しい2013年1月~6月のバージョンで最高の三つ星のついた9人の中に、私が入っているようです。まさに国会議員ベスト10に入ったということですね。昨年秋からは、さらに加速度的に忙しくなっているので、今データを取ればもっと順位を上げているかもしれません。他党の議員からは、「生活の党は、いつも畑さんですね。畑さんしかいませんね。」と言われ、私個人としては光栄ですが、党としては評価されている言葉ではないので複雑な気持ちです。

NHK日曜討論に出ました、やりがいばりばり。

2014年02月16日 17時22分09秒 | Weblog
 本日のNHK日曜討論に出ました。予算案に対する考え、経済好循環のために必要な施策、原発再稼働に対する姿勢とエネルギー政策、成長戦略について議論しました。私が「脱原発こそ成長戦略」だと言ったことに対して、民主党桜井政調会長が、私の名前を挙げて賛同してくれたのはうれしかったです。テレビ討論そのものには慣れてきましたが、結いの党ができたため、野党が7党となり、やや発言時間が慌ただしい感じがします。

 10日から14日は先週に続いて忙しい週でした。15日の岩手日報には、被災地の復興事業に関する用地取得の特例に関する私の作成した法律案について肯定的に書かれていてこれまたうれしくなりました。今日は、日曜討論出演後滝沢市ふるさと交流会に出席しましたが、そこで会った岩手県東京事務所長が、国交省が私の改正案について前向きに受け止めた対応をしてきて、私の改正案に即した適用事例があるかという調査を始めたようです。いいきっかけにはなりつつあります。岩手県東京事務所長から感謝されて、これまたうれしくなりました。

 2月は、予算委員会が連日開催されています。予算委員会の理事会メンバーとして、朝8時20分から予算委員会野党理事懇談会、8時40分から与党も加えた全体の正規の予算委員会理事会、昼もまた理事会、午後5時まで予算委員会の質疑後、また、理事会、そして、6時30分くらいに理事会が終了した後、初めて、自分のオフィスに戻り、自分の質問づくり(当然帰りは午前様)と、めちゃくちゃ忙しい日々を過ごしています。理事会メンバーというのは、自分の質疑だけでなく、委員会の運びも議論して、各党やりあってやり決めて、運営していかなければならない立場なので大変です。これまであまり経験のなかった国会対策の勉強になっています。その合間に、野党政策責任者会議や我が党の総合政策会議の対応をしています。この週は、野党政策責任者会議で、その下にワーキングチームを設けて共通の政策づくりを進めていくためのテーマの議論を行いました。私が出した「廃炉や使用済み燃料への対応も含めた脱原発の道筋、方向性、手続、進め方、費用負担、国民意見聴取、最終処理のあり方、代替エネルギー等を整理すべき」との意見が採用され、「エネルギー政策」がそのテーマになりました。そのほか、「防災対策」、「行政改革」とともに、この3つが今後、野党間でとりあえず共通の政策づくりをするテーマとなります。さらに、野党間で予算案に対する修正案をまとめようということになっています。大変ですが、野党の政策形成も引っ張っていきたいと思います。

 明日から始まる週も18日(火)は予算委員会で質問、20日(木)は農林水産委員会で質問、21日(金)は予算委員会地方公聴会で質問と盛りだくさんです。引き続きがんばります。

 なお、大雪で岩手県内はパニック状態だという話を聞いています。久慈市で本日公的行事がある予定だったのですが、延期になりました。心配です。被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

総理の仰天答弁

2014年02月05日 08時02分58秒 | Weblog
 昨日、一昨日と予算委員会及び本会議でで質問2回、討論2回と大変忙しい思いをしました。
 さて、総理の憲法認識を問うてみたところ、仰天答弁がありました。総理は、憲法は「国家権力を縛るという考え方があるが、それは、王権が絶対的権力を持っていた時代の主流的な考え方だ。」と言うのです。憲法のもとでその地位と権力を付託されている総理がこのようなことを言うとは、総理とは憲法とは何か全くわかっていないのです。論外な考えです。総理は、その後、憲法とは今後のビジョンが主体となるような趣旨の発言をしました。総理は、自分は憲法に縛られないと言っているに等しいのです。危険な考えでもあります。憲法の改正を議論するにしても、そもそもの憲法の性格、憲法の基本的価値観、さらに、日本国憲法の四大原則である、基本的人権の尊重、国民主権、平和主義、国際協調を前提した議論の展開をしなければなりません。総理の憲法観は、私とは全く異なります。私は、この発言だけでも内閣不信任に値すると思います。これからの予算委員会での「総理の憲法認識」に関する集中審議も求めたいと思います。

 さて、もう一つの問題は、根本復興大臣の用地取得の特例の必要性に関する認識は、相変わらずずれたままということです。現場の実態をまるでわかっていませんね。住宅施設の建設は一定規模以上でなければ収用対象ではないため、土地収用法の緊急使用等の簡素化措置は使えないこと、仮に緊急使用を使うとしても、その有効期限の更新ができないこと、使うための要件のハードルが条文上高く、復興事業で使いにくいことが制度上の問題です。マンパワーを増やしたことでそもそもうまくいっているという認識もおめでたい限りです。人員を増やして、相続不明土地や共有地の相続人や所有者を何とか探知しても、その人たちによる遺産分割や共有持分確定をしなければなりません。これは、民民の関係であり当時者の協議によらなければならず、いくら官公庁側の人を増やしても、弁護士や司法書士等の応援体制を組んでも、対応は無理なのです。当時者の協議を待たなければならないのです。だからこそ、緊急使用を使いつつ、その協議を平行して行ってもらうことが適切なのです。まるでやる気のない政府を相手にするのはやめて、これからは、心ある与党の賛同も得るように努力しつつ、国会側のイニシアチブで議員立法で対応するようにしたいと思います。既に条文及び関係資料の準備はできています。
 それにしても、政府の被災地に寄り添うといういつもの発言はうそであったことがわかりました。また、総理が何回も被災地に来ていると豪語しているのもパフォーマンスの域を超えないものということがわかりました。

明日の予算委員会に登場します

2014年02月02日 09時42分01秒 | Weblog
 明日予算委員会で午後4時15分から午後5時まで質問に立ちます。被災地議員の立場から、被災地からの安倍政権の姿勢、政策に関する違和感、問題点について取り上げます。
 具体的には、愛国心・道徳教育を国から仰々しく煽っている姿勢、復興特別法人税の前倒し廃止の財源補填を即効的な経済対策のための補正予算で措置する問題、復興事業のために用地取得の特例の法制度が必要であること、来年度予算と今回の補正予算を足した規模では昨年の補正予算と本年度の予算を足した規模より公共投資が減っていること等を取り上げます。

 特に、今回の中心テーマは、用地取得の特例です。私は、議員立法で出してもいいように復興特区法の特例としての土地収用法、都市計画法の改正案を既に条文の形でまとめてあります。これをパネルにして提起しながら議論したいと思います。金曜日の質問取りに来た、復興庁、国交省は否定的で、大激論をしました。この分野の知識と相場観は、役人はもとより、政治家に比べれば、私の方がはるかに上です(何と言っても、今の国交省で言えば総合政策局総務課土地収用管理室、土地・建設局土地利用調整課にかつていましたので。)。彼らは、今の運用改善でうまくいっている、ほぼ岩手県の問題は片付いた、人員の増員で対応可能だというスタンスですが、まず、問題はほぼ片付いたという説明が虚飾であること、運用改善ではうまくいかない部分はどこであるか、どこを最低限措置すれば憲法問題をクリアーして、現行制度と齟齬を来さないように解決できるか、ということを示して議論したいと思います。