畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

平成23年予算案閣議決定

2010年12月26日 12時40分39秒 | Weblog
 一昨日、来年度政府予算案が閣議決定されました。
 私自身は、国土交通部門会議で、公共事業費はこれ以上減らすべきではないと主張し、部門の提言をとりまとめる議論(国土交通部門の予算提言の原案をつくったのは私です。)をリードしました。削減率は今年度より大幅に下がったことは、このような働きかけが功を奏したのかとも思いますが、実質的には5%ほど削減されたことは残念です。ただ、私の選挙区で関心のある、道路整備予算はほぼ今年度並み、港湾整備予算はやや増えたことはまずまずの結果です。めでたさも中くらいなりという感じでしょうか。

 もう一つのポイントは、鉄道建設・運輸施設整備支援機構の利益剰余金の扱いです。1.5兆円のうち1.2兆円を国庫に返すことになったわけですが、残りのうち1千億円を並行在来線のための調整金に充てることになりました。つまり累積赤字を抱える岩手銀河鉄道の経営支援につながるのです。これまで、本来JR貨物が負担すべきトンネルや橋梁などの既存施設の使用料や施設の固定資産税が、岩手銀河鉄道の負担となり、岩手銀河鉄道の累積赤字発生による経営圧迫の原因の一つとなっていました。したがって、岩手県や岩手銀河鉄道からは私自身も強い要望を受けていました。

 はっきり言ってこの件は頑張りました。私が最初に国会で質問したのがこの件です。その時の前原大臣から前向きな答弁を引き出したのが始まりです。とは言っても事務方は財源難を理由にしぶっていたのを、事務方に利益剰余金の活用を提案したり、並行在来線経営が破綻した場合の問題を指摘したり、国土交通部門会議での予算提言に「利益剰余金を地域交通政策、並行在来線の経営持続性の確保に使うべきこと」を盛り込ませたりと、いろいろなやり方で働きかけました。私が衆議院議員になり一年あまりでこの問題が解決したことで、してやったりとの思いです。

 次は、交通基本法制定に向けてがんばります。去る21日には、年内最後のワーキングチームを開催して、法案の論点整理と論点に対する考え方をとりまとめたとところです。これを踏まえてワーキングチームとしての法案に対する提言のとりまとめについては、座長・事務局長に一任をとりつけたので、来月中旬にはとりまとめることになると思います。

めぐさい政局はやめよう!

2010年12月23日 10時37分49秒 | Weblog
 なかなかブログを更新できずにいますが、ある支持者の方からは、1、2行の思いでいいら、端的にでも細目に率直な思いを折りに触れて書いてほしい、と言われました。
 最近の小沢代議士の政治倫理審査会の参考人招致の件をめぐる党内のごたごたの件は、めぐさいの一言につきます。現執行部は、そのように国民の目に写っているのがわからないのでしょうか。地元では、「参考人招致を国民を求めているのではない。そんなことよりも、政策的な約束を守らずぶれているように見えることが信頼を失わせている大きな原因だ。今、そんなごたごたしている時ではないではないか。」という声が大勢です。一方、どちらの立場に対しても、「あんなめぐさいごたごたに、おまえは表に出るな。」という声もありました。
 現執行部の上層部は、野党対策のためもあり、「自分はしっかり対応している。」ということを示したいのでしょう。大局的には間違った方向だと思います。民主党が一丸となることが、政策的な成果を挙げる一番の道だと思います。
 支持者からおしかりを受けるたびに、「すみません。私も辟易しています。あるべき民主党に立て直さなければならないと思っています。」と答えるしかありません。
 小沢代議士を悪者にして、自分たちが浮かび上がりたいということでしょうが、9月の代表選挙が終わり小沢代議士の動向がマスコミに取り上げられなくなったら、メディアでは、総理や官房長官がたたかれました。結局は、内ゲバのうちに各個撃破され、気付いたら民主党そのものが終わっていた、ということになることを、私は恐れます。
 なぜ、国民の皆様が政権を任してくれたか、政権交代に向けて一丸となって頑張った日々を思い出して初心に立ち返るべきです。
 なお、「めぐさい」とは岩手の方言です。「みっともない」という意味です。

今自分で動くしかない!

2010年12月18日 09時22分35秒 | Weblog
 ブログの更新が久しぶりとなり申し訳ありません。
 11月末からは、怒濤のような忙しさでした。交通基本法のワーキングチームの運営に加えて、二つの議員連盟を私が中心になって立ち上げたためです。さらに、予算案決定の大詰めに向けて、党の政調の国土交通部門会議の動きが鈍いこともあり、部門の予算提言のとりまとめ作業や交通基本法の予算提言のとりまとめを行ったりしてコアメンバーの尻をたたいていました。

 議連の一つは、「新しい国土地域政策を推進する議員連盟」で、会長は樽床伸二衆議院議員です。この議員連盟で私は幹事長を務めることになりました。もう一つは、「日本再生戦略会議」です。会長は平野博文前官房長官で、幹事長は福田昭夫衆議院議員(前栃木県知事)です。私は、事務局長を務めることになりました。なぜ、これらの議員連盟をつくったかについては次回以降のブログで書きます。
 また、国土交通部門会議での予算提言と交通基本法の検討では、三日月大造前国土交通副大臣のご指導のもとで活動しました。この活動の顛末にいてもおりおり書きたいと思います。
 樽床先生、平野先生、福田先生、三日月先生には、大変お世話になりました。厚く御礼申し上げる次第です。

 また、このような動きの中、ただ一人の私の東京秘書の忙しさが増すばかりです。