畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

復興のヒントとしてのあまちゃん、5月3日NHK討論出演

2013年04月30日 18時19分13秒 | Weblog
 4月25日午後には、復興特別委員会で質問に立ちました。あまちゃんを取り上げながら、岩手はもちろんとして、東北地域にはすばらしい地域資源があり、これを生かした復興や地域活性化を図るべき、単に被災地だから助けてあげるというのではなく、地域の内発的、自立的な復興を支援すべき、地域の誇りの持てる明日の東北をつくるべきという論調をしました。東北、特に岩手は、いいものを持っているのですが、PRが下手というか、奥ゆかしいというか、そのすばらしさに気づいていないような気がします。あまちゃんの脚本家である宮藤官九郎氏は、久慈について、いいものがたくさんありながら、地域の人は、それをふつうに思っているところが新鮮と言っていました。

 さて、あまちゃんの登場人物で、私の知り合いに大変似た人がいて、その人を思い出しながら、いつも見ています。一人は、海女の長内かつえ(演じる木野花さん、めがねをしている人です。)です。私のある地域の後援会幹事長の奥さんに良く似ています。大介花子の花子さんにも似ています。あまちゃんのおばあさん役である宮本信子さんは、ある地域の応援いただいている県議の奥さんに良く似ています。

 ところで、5月3日、午前9時20分から11時25分まで、日曜討論のような特別討論番組がNHKであります。憲法についてです。私が出ますので、皆様是非ともご覧下さいますようお願いいたします。

我が党の憲法改正の方向性の考え方相当程度整理

2013年04月25日 12時23分19秒 | Weblog
 生活の党の憲法に対する考え方をまとめて党内議論に供するようにとの指示を小沢代表から3月末に受け、党の政策担当者として作業を進めてきました。この間何回か小沢代表と打ち合わせてある程度の方向性を整理して、昨日党の総合政策会議で、小沢代表の臨席のもとで議論をいたしました。改正すべきと事項、改正不要で現行規定を維持すべき事項、今後まだ検討を要する事項(ある程度の方向性は決まっているものの)と憲法の各章ごとに整理しました。概ねの考え方、理念については党内で、私の原案で理解を得られたと思いますが、一部微修正を加え、検討を深めていくべき部分が残っています。いずれにしても、連休明けの早い段階でペーパーを提示した上で、小沢代表から発表する機会を設けたいと思います。なお、基本的考え方は、以下のとおりです。
○国民主権、基本的人権の尊重、平和主義、国際協調という日本国憲法の大原則は、現在においても守るべき普遍的価値であり、引き続き堅持する。
○国民主権から発する諸原理の安易な改正を認めないという日本国憲法の趣旨から、現行の改正手続規定(96条)は、堅持する。
○日本国憲法の基本理念、原理を堅持した上で、時代の要請を踏まえ、国連の平和活動、国会、内閣、司法、国と地方の関係、緊急事態の関係で一部見直し、加憲する。
 我が党は、改憲、護憲のイデオロギー的な二分論には与しません。原理原則を大切にしつつ、地に足をつけた議論を行い、時代に応じた改正を行うにはやぶさかではない、という立場です。したがって、時代に合わせて加えるという意味で「加憲」という言葉を使います。
 本日、午前中には、衆議院の憲法審査会に出席し、発言いたしました。本日は、地方自治の関する第8章を議論するものでした。論点はいろいろありますが、話題になっている道州制については、現行憲法の範囲内で実現可能な制度を検討する方向性で発言しました。連邦制をとらず、単一国家である日本を前提にすれば、道州とは、つきつめると、広域の地方公共団体をどう組み立てるかという問題に帰着します。現行憲法は、地方公共団体の構成を、市町村と都道府県と規定しているわけではなく、その構成は立法政策に委ねているものと考えます。時代の進展に伴い広域行政の必要性が高まっていることを踏まえれば、現行憲法は、広域の地方公共団体のあり方を道州制の導入を含めて、相当程度立法政策に委ねていると解釈すべきです。
 むしろ、昨今よく取り上げられている、道州制の導入を、憲法改正で実現するとの主張の中には、その前段階として憲法96条を改正することとパッケージになっているものと見受けられます。このような主張は、現行憲法の理念原則を踏まえた議論というよりは、道州制と絡めて、憲法96条の先行改正の是非を、政治的に争点化しようとするものです。憲法改正が必要かどうかは、道州制の具体的内容を検討する中で、その結果として出てくる結論です。道州制の詳細な制度設計を固める前に、まず憲法96条改正が必要などとする主張は、憲法論議としては、いささか冷静さを欠くものと言わざるを得ないと思います。

 さて、午後は、復興特別委員会の質問に立ちます。憲法のような大きい問題から復興という身近な問題まで、全てフォローしてがんばります。

原点の活動もしっかり対応

2013年04月19日 12時08分54秒 | Weblog
 平成25年度直轄道路事業の事業計画を入手しました。野党とはなりましたが、国交分野を含めた霞ヶ関の役所とのパイプは健在です。三陸沿岸道路、国道106号等私が打ち込んだ道路整備は、政権が変わりましたが、引き続き予定通り順調に進みます。皆様ご安心下さい。国道4号盛岡北道路(巣子バイパス)は、平成27年度供用予定、国道4号渋民バイパスは平成26年度供用予定、先日トンネルの貫通がなった尾肝要道路は今年度供用予定、三陸沿岸道路(普代バイパス)は本年度供用予定(それほど遅くならないと思います。)です。この他の三陸沿岸道路の各区間、国道106号宮古盛岡横断道路の各区間についても、予定通りそれぞれの区間毎に数十億円の予算がつく予定です。あと細かいところでは、種市の登坂車線の整備については、平成26年度完成予定です。さらに、歩道整備、通学路の安全確保についても、緊急点検が行われましたが、これを踏まえ市町村や県が要望すれば、安全・防災交付金により事業が行われる手はずがついています(市町村当局においては積極的な対応をお願いしたいところです。)。さらに、今手がけているのは、久慈市当局から要望のあった、湊地区の古くて狭い橋の改築を社会資本整備総合交付金で整備できるようにする段取りです。最近は、政策派として幅広く活動していますが、やはり、道路を始めとする社会資本整備の重視は、私の原点です。なんと言っても、「道路工事」→「畑こうじ」ですから。

昨日予算委員会分科会でリニアコライダーについて前向きな答弁

2013年04月16日 10時01分06秒 | Weblog
 昨日、予算委員会の分科会の質問に立ちました。予算委員会の分科会とは、省庁の所管毎の細かい予算内容、政策内容の審査を行うところです。私は、JR東日本が、山田線の復旧の判断を行う時期についての言質を取ろうと、意気込んで質問に立ちました。本年度半ばからは、各市町村で、まちづくりに関して、区画整理の認可、これに伴う都市計画決定が行われ、具体的な区画整理の工事に入っていきます。この際には、当然、鉄道の復旧が決まっていなければならないはずです。しかしながら、答弁は、明確な時期や見通しを示すものではありませんでした。被災地に勇気を与えるためには、「山田線を復旧するということを、この時期に明確な判断を行う。」という方針を示してほしいのです。残念です。3月13日の予算委員会で同様のことを質問した後、トイレで太田国交大臣と隣り合わせになった時、「(時期の明示は)JRがいやがっているんだよ。」と言っていました。言外に察してくれ、という感じてす。答弁ぶりからは、復興交付金でまちづくりと一体となっている部分については国費を出すことで調整が進んでいることは伺えました。

 もう一つは、国際リニアコライダーです。見込まれる費用は、民間レベルで約8300億円と試算されています。これまで、安倍総理は、慎重な答弁に終始しているのは、かかる費用が莫大なためと思われます。正面から質問しても、同様の答えしか得られないと思ったので、経済効果が民間試算によると4兆円と見込まれること、したがって、費用をはるかに上回る効果があることを指摘しつつ、ともかく、検討を進めるために、政府として、経済効果の試算を行うべきだ、議論を前に進めるべきだとの論調で迫りました。これに対して、丹羽文部科学政務官は、「夏くらいまでに、研究者において行われている費用の試算がまとまる。経済効果の試算も併せて行い、公表したい。」との答えが得られました。これは、明確な答弁をゲットしたと思います。

ダブルヘッダー。意外な麻生副総理の反応

2013年04月11日 16時34分01秒 | Weblog
 昨日は、午前の農林水産委員会、夕方は予算委員会と、二つの委員会で質問に立ちました。午前の農林水産委員会では、「人・農地」プランとからめて、農地の集積のための支援のあり方について質問しました。特に売買による農地集積に対する支援を、賃貸による場合と同様に手厚くすべきではないかという問題意識からでした。本日の日本農業新聞には、いい答弁を引き出したためか、しっかり単独の記事として掲載されていました。それは、「「農地確保へ対策強化」、「担い手への農地集積や耕作放棄地の解消を加速化していくために、県段階の農地の中間的な受け皿の一層の活用を含めて、対策の強化を検討している。」ことを農水省が明らかにした。農地の出し手と受け手の間に立ち、農地を中間保有する機能を持つ、都道府県農業公社などの農地保有合理化法人を念頭にして、政策支援を強めていきたい考えだ。」というものでした。地元の大規模に田んぼをやっている人からの問題提起を踏まえた質問です。

 予算委員会は、私の得意な公共事業論を中心に麻生副総理と議論しました。急激に公共事業を積み増ししたりせずに、必要なものを中長期的観点に立って持続的に進めていくものであるのに、公共事業が経済対策の道具にされすぎるため、公共事業に対する懐疑的な議論も出てくる。先般の補正予算と今年度予算において、公共事業費を無理矢理理念なく、積み増ししているわけです。本来なら、明確な基準と行程のもとの一環として、これぐらい必要だという説明がなければおかしいのですが、それがなく、やみくもに経済対策としてやりやすいところをやる、ということで、公共事業に対する批判が起こっているのです。明確にしなればならないのは、一定の水準で行うべきあるべき公共投資の水準はいくらなのか、という議論です。今回は、OECD各国の公共投資の水準を示す画期的な資料を用意しました。縦軸に、公共投資/GDP、横軸に、海岸線の距離/国土面積、として各国の水準を比較したものです。麻生副総理(財務大臣)は、木で鼻をくくった答弁をすると思いきや、私の資料と議論をほめつつ、全く同じ認識だという答弁をにこやかにしました。今までの予算委員会での表情からはうって変わって、意外なものでした。「大変すばらしい資料ですが、それは、畑議員が、生活の党だからではなく、役人だったからですね。」と皮肉混じりのほめ方もしていました(このあたりが毒舌の麻生さんらしいですが。)。自民党から、いい質問だ、という野次が出るほどでしたが、これには複雑な気分です。

 夜には、復興庁、国交省関係者と意見交換をしました。私の質問内容を絶賛してくれました。根本復興大臣は、過去の予算委員会や復興特別委員会でのやりとりから、手強いと思ったのか、評価してくれていて、「畑議員は、良くわかっいるなぁ。」と周辺の役人に言っていたそうです。正面から対決するのは大変なので、褒め殺しか、取り込もうという深謀遠慮でしょうか。

快調!あまちゃん

2013年04月09日 10時15分30秒 | Weblog
 NHKの朝の連続ドラマで、「あまちゃん」が始まって一週間がたちました。視聴率も好調なようで、NHKの人が、議員会館の私のところに来たときには、「20%くらいあります。」とのことでした。ちなみに、登場人物を見ていて、久慈の私の回りの人の誰に似ているだろうな、という目で見ています。そういう目で見ていると面白いものです。実は、知る人ぞ知る、久慈は、美人の女性が多い地域なのです。小泉今日子さんのような女性も結構います?!美人は、秋田と言われますが、久慈の方が美人かもしれません。サラリーマンや公務員で転勤で久慈に来た独身の人は、久慈でお嫁さんや彼女を見つけて帰る人も多いです。私自身はこのことをかつては意識していませんでしたが、意識し始めたのは、政治活動として、辻立ちをするようになってからです。東京の女性は、あか抜けていますが、意外と化粧のテクニックがいいだけで、素のままの素顔は、久慈の女性の方がいいかなという気がします(そう言いながら、私の妻は久慈出身ではなくてすみません。)。そういえば、おそらくは、このドラマのきっかけとなったと言われる「かわいすぎる海女」で有名になった大向美咲さんは、大変な美人ですね。私自身はご本人に直接お会いしたことがないのが残念ですが。ちなみに、大向美咲さんは、私の地元秘書の遠い親類とのことです。

農林水産委員会報告

2013年04月05日 09時56分28秒 | Weblog
 昨日の農林水産委員会の報告です。地元の皆様からお聞きしていることを踏まえて質疑をしました。
 まず、牛乳の価格が上がらない一方で、飼料価格の高騰、ヌレ子(初生雄牛)価格の低迷、燃料・電気料金の高騰で、酪農農家の皆様は困っています。スーパーでは牛乳がミネラルウォーターより安く売られているのはおかしいとの声が寄せられています。酪農家の皆さんが、毎日朝早くから夜遅くまで働いて生産している牛乳に、もっと正当な評価がされてしかるべきです。江藤副大臣からの答弁は、牛乳価格はここ数年は安定しているという前提でのややそっけなかったものでした。残念です。
 次に、米国等で、牛や豚の、仕上げ期に使用され、肉類の赤身を増やし、飼料を節約し、窒素排出や糞尿排出を減少させる効果を持つ、塩酸ラクトパミンという食品添加物を題材に、米国等では使用が認められている一方、日本では使用されていない物質については、TPPでどのような方針で交渉するのか、という質問をしました。日本のように食料自給率が低い状態でTPPに参加すると、そして、基準が国際化ということで緩和されると、このような安価で有害な食料が大量に入ってくるおそれが出てきます。林大臣からは、TPP交渉で、食の安全・安心の基準緩和に関する事項は、現在のところ、議題に乗っていないし、米国等からも言われていない、という答弁がありました。まずは、安心ですが、交渉テーマにならないことを願いつつ、交渉テーマになった場合には、毅然と対応してもらわなければなりません。

昨日復興特の質問に立ちました

2013年04月04日 18時53分04秒 | Weblog
 昨日は、東日本大震災復興特別委員会の質問に立ちました。東日本大震災復興特別委員会は、福島再生特別措置法の改正案についての審議でした。福島の被災者に、除染を完全に行い、全ての人に帰還してもらうんだという政策スタンスは、実現するのが難しいところもあると思います。完全な除染はなかなかできないし、現在の帰宅困難地域、居住制限区域を含めて、線量が国際基準に照らして居住に適するレベルにする、というのには、時間もかなりかかってしまい、避難している方々は長期の避難生活を強いられてしまいます。追加被爆線量1ミリシーベルトという除染目標も場所によっては現実的ではありません。したがって、現実を見据えて、適切に情報公開して、帰還を前提とするだけでなく、移転先で新たな安心して暮らすことのできる生活環境を整備して、そこで生活を再建する ということも選択してもらえるような政策方針に転換すべきです。避難している方々が希望されるとおりに選択できる道を用意するべきであると考えます。
そこで、この法案の中身の、国による公共事業及び生活環境整備事業の対象区域を、健康被害が心配され、引き続き避難を継続すべき地域である居住制限地域や帰宅困難区域に拡充すること、企業立地の促進のための税制優遇措置を居住制限区域等に拡充することについては疑問がある、との立場で質疑に臨みました。根本復興大臣は、総括的な質問に一回答えたのみで、後は、私の法案の更なる応用の問いには、事務方の復興庁の統括官が全て大臣をかばって答えていました。根本大臣は、建設省の先輩で官僚出身ですので、割とそつなく答えると思いきや、事務方の助けを借りてしのぐとは、やや意外でした。ただ、法案の内容に、長期避難者の生活拠点の形成のための施策が入っており、これは移転のための施策であるため、最終的には、法案に賛成した次第です。

 上記の他に、岩手県の水産物が、原子力の賠償範囲の中間指針の第三次追補として追加されたのですが、この手続きや内容の説明が遅れており、知らないまま、未だに風評被害の不安にさらされている漁業者、水産加工業者が多いため、しっかりときめ細かに説明会等により説明すべきことを、国会の場で約束させました。また、立証責任も相当因果関係の立証は不要で、帳簿、財務諸表等による損害額の立証のみでよいことも明言させました。この場合でも、難しい書類は求めるなと、言っておきました。担当官庁の文部科学省の福井照副大臣が心ある答弁をしてくれました。実は、福井副大臣も建設省出身で、建設省時代に一緒に仕事をしたことがある公私ともどもの仲良しなのです。この他にも放射性物質の除染について環境省に質問したところ、答弁に立ったのは環境副大臣の井上信治君で、やはり建設省の後輩です。本日は、国交省デー、建設省デーといってもいい日ですね。私も、政権に戻って、答弁に立つ立場になりたいです。

 大きな政策論と、地元ネタを交えた多様な質問を行ったところです。本日は、農林水産委員会で質問に立ちましたが、この内容は、明日追って報告します。

「あまちゃん」放送開始

2013年04月01日 14時44分15秒 | Weblog
 本日からNHK朝のテレビ小説で、私のふるさと、久慈を舞台にした「あまちゃん」の放送が開始されました。舞台は、北三陸市となっていますが、久慈市のことです。地元紙記者からは、これは、絶対にブレークする。どんどん広めた方がいいと言われました。一つのドラマが、被災地を勇気づけています。今日見たら、出演者が久慈弁をそれなりにうまくしゃべっていて感心しました。ただし、下に字幕が出ていたりしたのには、笑えました。妻からは、「だいたい意味はわかるの?」と聞かれました。もちろんだいたいはわかります。杉本さんが、「じぇじぇじぇ」と言っていましたが、これは、びっくりした時に使う表現です。他に、「めぐさい」「はんかくさい」「いずい」とかいろいろな表現があります。皆さん、意味はわかりますか。政治、政局が「めぐさい」と見られる今日この頃、ふるさとのため、地域のため、しっかりとやっていきたいと思います。質問に久慈弁を取り入れて言うのが夢です。テレビ入りの質問の際に、方言をまじえて、あまちゃんを紹介しながらやりたいですね。でも、私の場合は、そもそもアクセントからして、久慈弁が抜けない、なまっていると言われていますが。私は、「きためる」のが嫌いなのです。