畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

官邸に行き、総理に郵政改革法案の審議促進を訴えました

2011年07月27日 22時53分05秒 | Weblog
 一昨日ですが、官邸に行き、菅総理に一年生署名議員を代表して郵政改革法案の審議促進を訴えてまいりました。
 被災地議員の立場も踏まえて、4分社化が郵便局再興の障害になっていること、津波の際に4社の行き来ができない構造になっていることより逃げ切れず命を落とした局員がいたこと、郵便局はその業務を避難所で直ちに対応したものの4社のかきねがあり局長は預金を扱うことが難しかったこと等を訴えました。
 総理は、最初は、「なぜおまえがここにいるんだ」という顔をしていました(小沢系でもあり代表選挙や内閣不信任案提出の際の私の言動を覚えていてのことでしょうか。しかし、顔に気持ちが現れやすい人ですね。)が、上記の話を進めるうちに、顔が真剣になりメモを取りながら聞いてくれました。
 総理は、「月内に審議入りの環境が作れるよう党の国体関係者にお願いしたい」と答えました。政権延命の材料という姑息なことは考えずに、この法案を直ちに進めてほしいと思います。

BS日テレニュース24討論番組に出ました

2011年07月22日 09時10分45秒 | Weblog
 昨日は、午後9時から1時間、BS日本テレビニュース24というニュース専門テレビ番組の討論番組に出演しました。復興のために政治は何をすべきか、というコンセプトで、被災地の議員が語り合うというものでした。民主党からは、私と宮城2区(仙台市)の斉藤やすのり衆議院議員、自民党からは、宮城6区(気仙沼市等)の小野寺五典衆議院議員と宮城県選挙区の熊谷大参議院議員でした。

 生放送の討論番組は初めてでした。硬派な報道番組であるため、適切な時間で空気を読みつつ流れに沿ったことを話すのは意外に難しいですね。話すことをある程度整理して対応しなければ、だらだらとなってしまうおそれもありますし、テレビタックルのようなバラエティー番組でもないため、おれがおれがという形で内容を気にせずにひたすらしゃべればいいというものでもありませんでした。参加議員は、民主、自民ともに、いい人たちでやりやすかったですし、角をつきあわせて討論するというよりも、同じ被災地議員として、問題意識を共有し目的も違わないという感じでした。なお、この番組は一般のBS日テレで今度の日曜24日午前7時から再放送されます。直接かビデオを撮ってでも結構ですのでよろしかったらご覧下さい。

 それにしても今週も忙しいです。昨日は政府の復興基本方針の骨子が示されました(番組でもこれを素材に議論したわけです。)。党では、これにぶつける提言や意見をまとめているところです。土地利用関係を扱う復興ビジョンチーム第2グループとしても、本日の会合で提言の案を議論しなければならないため、討論番組終了後、議員会館に戻り、午前1時まで第2次提言案を作成しました。最終的には来週月曜日に最後の会合を開いてとりまとめなければなりません。非常にタイトです。国会議員は会議やら来客やらで落ち着いて考え事や作業をする時間が取れないのがつらいところです。したがって、自ら文案や法案的なものを作成する時間は深夜となります。しかも、今回の作業は、アバウトなことを事務方に言って丸投げするのではなく、自ら主体的に作成しています。国会議員の仕事の仕方もかなり変わりつつあります。仕事の内容、やり方とも公務員時代と変わりません。説明・調整する対象が変わっているだけですね。

 へとへとになりながらもやりがいのある東京での一週間です。

報道ステーションで取り上げられました

2011年07月17日 19時47分04秒 | Weblog
 一昨日15日金曜日のテレビ朝日の報道ステーションで、国会と地元のはざまの葛藤で苦悩する被災地国会議員という観点から、岩手から私が取り上げられました。内容はまじめで良識的なものだったと思います。担当ディレクターの方は、礼儀正しく良識的で好感の持てる方でした。

 終了後から翌朝にかけて何人かからメールが以下のようなメールが届きました。

「昨夜テレビで拝見いたしました。ご活躍に感謝申し上げます。暑い日が続きます。お体にお気をつけてご活躍下さい。」

「国会と被災者の間で頑張っている姿がよくわかりました。初心の気持ち今一度思い起こし信念を持ち、突き進んで下さい。応援してます。」

「しっかりと頑張っている様子が伝わってきました。健康に留意して故郷のため日本のために働いて下さい。」

「畑さんの誠実さや苦悩、そのお人柄がよく伝わってきました。暑い日が続きますがお体に気をつけて。」

 じ~んと来るメールです。来週も、衆議院予算委員会での二次補正予算審議、党復興ビジョンチームでの復興基本方針策定に向けての党の提言とりまとめ、党復興特別立法チームでの復興特別措置法策定に向けての立法作業、党復興ビジョンチーム第2グループでの復興プロジェクトの議論、衆議院復興特別委員会での原子力賠償法の審議と、まさに当事者として目が回る日々が待っています。大変な時ですが、このような時に故郷のため日本のため一からがんばれる時はないと思います。ある意味で政治家みょうりにつきます。

報道ステーションに出るかも

2011年07月11日 12時23分40秒 | Weblog
 一昨日土曜日は、平野復興担当大臣の就任後、初めての被災地入りとして久慈市を選んでいただきおいでいだきました。感謝申し上げます。久慈市防災センターでの、久慈広域圏の市町村長、関係機関、国の機関の意見交換が行われました。私も参加させていただきました。平野大臣の「今後厳しい選択が必要になるかもしれない。」という発言はちょっと気にかかりました。おそらく、高台移転、インフラ整備、産業支援等の復興施策について、何でもかなえることは財政上の観点から困難であり、優先度の選択が必要となるという趣旨と理解しましたが、私は、20兆円程度の国債発行をしてでも万全の施策を行うべきであると思います。

 夜は、盛岡に行き、平井岩手県復興局副局長、若林岩手県県土整備部長、川瀧国交省東北地方整備局道路部長らと、これからの移転も含めたまちづくり、三陸を縦貫する高規格道路等の道路整備の方向性等について実務的な意見交換をしました。

 翌日は、テレビ朝日の報道ステーションのディレクターが来て、私の被災地での住民との語り合い、活動状況、仮設住宅、ガレキ処理の状況等を取材していただきました。相当長い時間車中でインタビューしたり、活動状況を撮ってくれました。宮古市の重茂半島の集落での活動を取り上げてもらうことになります。政局的ではない、良識的な取材姿勢で好意が持てました。おそらく、今週の金曜日の報道ステーションでの放送になりそうとのことです。皆様こうご期待下さい。メジャーテレビ番組に取り上げられるのは初めてですから(以前「太田総理」に時間が合わずに出られなかったのは残念でしたので。)。

着々成果上がる

2011年07月01日 13時47分48秒 | Weblog
 今週は、私自身成果が上がったと感じられる一週間でした。
 まず、八戸から石巻までの三陸地域の高規格道路等の早期整備についてです。岩手県からも復興道路として整備を促進すべきとの要望もあり、国交省で同期であった平井岩手県復興局副局長からも言われて作戦を練って、議員協議会等で盛り上げを図ったり、幹部やら国交省政務三役やらに働きかけてきたところですが、三陸沿岸道路の全ての未事業化区間について、概ねの範囲を公表して、7月中を目途に、地域の意見も聞きながら、概ねのルート及びインターチェンジの位置を提示した上で、8月中を目途にルートを確定することとなりました。この後は、事業評価手続を経て事業化となりますが、まずはその第一歩をクリアーしたことになります。先般の東北地域の高速無料開放とともに、この分野に強い者として結果を出せたと思います。なお、東北地域の高速無料開放については、今後の方向性、意義等について誤解もあるようですので、後日説明したいと思います。
 
 もう一つの課題は水産業についてです。一次補正で十分な手当がなされず、二次補正も遅れているため、岩手県や地元市町村が単独で補正予算を組んで、後の国からの補填を見込んで支援に乗り出しています。これについて、今週開催された党の水産政策ワーキングチームで、柄澤水産庁漁政部長は、岩手県のこのような先進的な取組みを評価した上で「単独で先行して措置したものについてはできるだけバックアップする。」と答えてくれました。そして、特に問題となっていた宮古市等が行う漁協等の団体の養殖施設の復旧支援についての事後の国からの資金補填については、二次補正でなされる見込みであるとの説明が担当官から事後にありました。県や市が要望していたとおり、国が費用の6/9を負担、県が1/9、市が1/9、事業者が1/9という方向になりそうです。この調整過程では、山井国対副委員長に篠原農水副大臣にお口添えをいただいたり、山田正彦前農水大臣からもワーキングチームの場で応援の発言をいただきました。併せて感謝申し上げます。

 なお、党の復興ビジョンチームの第2グループで、私は政策責任者をやっています。このグループは、土地利用、農漁村基盤整備、まちづくりの担当です。いわゆる高台移転、低地での再建、産業基盤、生活基盤の整備の方向性の担当です。一昨日、第一次提言を出しました。私が中心になって自ら文案を書いて調整したものです。これからは、この提言を復興特別措置法やこれからの補正予算編成に反映させるととともに、まちづくりの具体的なプロジェクトについて7月中にさらにまとめる予定の第二次提言に向けてがんばっていきたいと思います。

 成果の上がった一週間でした。