徳川家康の心境

　国会閉幕中の期間は、挨拶回りを最優先のミッションとして取り組んでいます。とは言っても、政策調査会の部会や政局絡みの会合やら陳情対応やらで週に少なくとも１日程度は東京に行かなければならない状況です。
　新人議員は、次の選挙で勝つことが仕事でありますので、国会閉幕中は会議の開催は控えて、地元活動に専念させてほしいです。
　
　新人議員には、行政刷新PTの仕分けワーキングチームへの希望も募られました。私もいったんは応募しましたが、説明書が届き、それを見ると、８月２３日から９月末までは土、日を除き東京にヒアリング、作業等で拘束されることになると書いてありました。なので、結局は辞退した次第です。せっかくの地元活動に専念できる（すべき）時期に東京に縛られるのは痛いです。場合によっては、来年春くらいには解散総選挙かという声もあることも考えると、国会のない時には地元活動を優先させたいものです。
　そうでなくとも、候補者時代のようには回る時間を潤沢には取れず、議員になったらなかな来なくなったと言われているのですから。
　行政刷新PTは、新人からもワーキングチームの主査が選ばれ、彼らは仕分け人ともなるとの新聞記事を読みました。名前を売り自分の能力を示すいいチャンスではあり、選ばれた人はうらやましいと思う反面、選挙は大丈夫なのかな？と思います。

　明智光秀を討った羽柴秀吉と柴田勝家との抗争を横目に中央の争いに介入せずに、自分の領地を広げ、力を蓄えることに全力を尽くした徳川家康の心境がわかる今日この頃です。
　

政局激動の予感

　来週は、代表選挙に向けて山場が来そうです。本日岩手県連で岩手県選出国会議員が一致結束して小沢代議士が民主党代表選挙出馬のための環境づくりをしていこうという話し合いを行いました。今後とも頻繁に情報交換や働きかけを行っていく予定です。
　各グループもいろいろ会合を持っているようです。

　来週も、私の知っている限りでも、菅総理の一年生との懇談会、先週から行われている山岡副代表の一年生との昼食会、原口総務大臣勉強会メンバー懇親会、小沢政治塾での小沢代議士の講演とマスコミのカメラが動きそうですね。

盆踊りに見る文化圏の境界

　皆さん、お盆をいかがお過ごしでしょうか。昨日は、久慈市大川目町の夏祭りに行ってまいりました。盆踊りの審査員にもなりました。
　この地域の盆踊りは、「なにゃどやら」。一戸、二戸、九戸、八戸は同じであり、同じ文化圏という感じです。一方、岩手２区内でも、久慈市と隣の岩泉町の龍泉洞祭に行ったときに、催されたのが「さんさ踊り」でした。さんさ踊りは、盛岡が有名ですが、滝沢村などの岩手郡でも踊られる踊りです。
　下閉伊郡の岩泉町からさらに隣の盛岡市、岩手郡は一つの文化圏なのでしょうね。
　宮古市や八幡平市はどのような踊りが踊られるのか興味深いものです。
　今日は、私の家のお墓参りに行って来て、夜は中学校時代の同級生と飲みます。旧交を温める楽しいひとときです。

政局がらみの会合？

　代表選挙向けなのか、政局がらみの会合・集会が多くなっているような気がします。
　講師の話が興味深いなと思い、参加しようと思うと、裏に政局の意図のあるような会合だったりします。
　政治の会合に全く意図がないということはほとんどありえないし、呼びかけ人や発起人の顔ぶれを見れば、どのような関係の会合かはわかりますし、本当は、政局の意図とは関係なく、自分自身で内容的に出たい会合に毅然として出るという方法もあるのでしょうが。

　さて、このような中、政局とは関係なく、２０５０年の日本のビジョンを自由闊達に議論しようという勉強会を一年生有志数人で立ち上げました。目先のことにとらわれず、２０５０年の日本に向けての政策提言をまとめようというものです。中長期の議論であるがゆえに、しがらみにとらわれず、言いたいことも率直にまとめられるのではないかと思っています。生臭くなく、良識派の面々により有意義で自由闊達な議論をするのが楽しいです。