畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

遠すぎた目的地

2006年12月23日 16時49分19秒 | Weblog
 先日、9時30分に川井村でアポがあったため、久慈の自宅を7時15分に出ました(我が選挙区は大変広いため、目的地までこのような所要時間になることもめずらしくありません。)。ルートは2通り。久慈から沿岸の国道45号を南下して宮古まで至り、宮古から盛岡方面に至る国道106号を使うのが一つ。もう一つは、久慈から内陸を県道で岩泉町に至り、さらに山間部に入り国道340号で行くルートです。距離は後者が短いのですが、この季節の道路状況としては後者は厳しいものがあります。
 私は、結局国道340号を利用したのですが(正確に言うと利用しようとして340号を途中まで走ったのですが、)、途中から全面通行止めとなっているのです。積雪・凍結のためではありません。道路工事のためなのです。私は慌てました。そこから引き返して、沿岸の45号に出て、前者のルートを使うことになってしまいました。結局、着いたのは10時45分です。二倍余分に走行したわけです。
 少なくとも、何らかの方法で、全面通行止めであることを久慈方面でも流してほしかったですね。代替路を整備するのは、地形的にも交通量からみても厳しい地域ですが、複線型の交通体系のあり方と道路交通情報の提供のあり方について、考えさせられた1日でした。

忘年会が少ないのは景気のせい?

2006年12月22日 16時20分54秒 | Weblog
 今年はどうも忘年会をはじめとする年末の会合が昨年より少なくなった気がします。昨年は、11月末から毎日のように何らかの会合が入っていたのですが、今年はその半分以下のような状況です。
 昨年は、衆議院議員選挙のあった年だったためか、後援会の反省会もありましたし、慰労会的なものもありました。今年はそこが違うところでしょうか。
 しかしながら、忘年会自体が少なくなってはいるようです。他の回りの人に聞いてもそのような答えでした。よく、景気のいい年は忘年会が多く、不景気の年には新年会が多くなると言われます。景気が悪い場合、気楽な気分で忘年会を楽しむ気持ちにはなれずに、新年に新たな希望を託すからと言われます。
 岩手県北・沿岸地域は、東京のマスコミ情報とは異なり、生活実感のみならず、実際問題として景気が厳しいのですが、忘年会の数が、図らずも景気の厳しさを実証しているわけです。
 果たして、新年会が多くなりますことやら、、、、。

地方の人の問題意識は的確です。

2006年12月19日 13時47分03秒 | Weblog
 ある村の漁師さんの会合に参加させてもらいました。いろいろ意見をお聞きしました。
 漁業については、補助が農業と比べて少なく、自然に左右される漁業による生計の維持が大変だという意見がありました。農業は、品目横断的経営安定化策がとられようとしていますし、民主党は、政権政策委員会で個別所得補償政策を打ち出しているのに比べて、与党・野党とも漁業に対する政策が見えてこないのは確かだと感じています。
 漁業は、農業と比べて管理可能性に乏しい現状を改めて、つくり育てる安定的な漁業に移行していくのも一つの方策かもしれません。「狩猟から牧畜へ」の漁業版です。そのために、遊休化している漁港の養殖場としての有効利用(漁港関連法規の規制緩和が必要かもしれませんが、)、このようなスキームを前提にした所得補償政策の構築が課題となるのではないでしょうか。いずれにしても、漁港を何とかしてほしいという、社会資本整備に関する要望は、漁業の場合はあまり聞かれません。単につくってほしいという要望はなされていないのです。
 また、ある漁師さんは、非常に合理的な意見を言っていました。「海産物市場の施設を何十億もかけて新たにつくろうという計画があるようだが、近くの市に市場施設が既にあるのだから、それを活用すればいいだけだ。財政難にもかかわらず、需要がそれほど見込まれない施設に過大な費用をかけて借金を後世にに残すのはいかがなものか。」
 そうなのです。地方の人も実態を踏まえた上で、よりよいお金の使い方はどうあるべきか、どのような支援が本当に有効なものなのかについて、よく考えているのです。都会の人やマスコミの論調は、地方はひたすら「つくってくれ、お金をくれ」だと言っていますが、それは地方の人に失礼であり、実態をとらえていません。時代に合った地方への支援策が求められるのです。

「国際競争時代だから東京を」は間違い

2006年12月17日 16時38分45秒 | Weblog
 近年は、グローバル化とか国際競争時代とか言われています。だからこそ、東京の国際競争力が重要だとして、東京に資源を集中しようとする政策がとられています。しかし、それはおかしいことです。欧米では、そのような一面的な発想はとられていません。アメリカ、ヨーロッパ、日本で、売上高トップ百の本社がどこに立地しているかをまとめたものによると、アメリカ、ヨーロッパでは一地域に突出して立地しているところはない一方、日本では、約60社が東京都区部にあるのだそうです。
 私は思います。日本は先進国であるにもかかわらず、「東京がだめになると国際競争ができない。」とは、ずいぶん余裕のない発想をしているなと。やり方によっては、アメリカ、ヨーロッパのような群雄割拠型の国土の方が、国全体として元気になり、国際的な活躍ができる地域が増えるのではないでしょうか。

五日市王県議とともに

2006年12月13日 20時52分06秒 | Weblog
 来年4月の統一地方選挙に向けた活動も佳境に入っています。今日は、二戸、浄法寺を五日市王県議とともに、挨拶回りをしました。
 五日市王県議(以下、親しみを込めて「王君」と呼びます。)は、昨年2月の補欠選挙で岩手県議会議員になりました。一年余りで、本選挙になるわけです。
 王君は、とてもざっくばらんな好人物です。いい意味で政治家臭さがなく、私も大変好意を持っています。
 特に、私が王君を素晴らしいと思うのは、飲み食いなしの政治活動を標榜していることです。地方部は、往々にしてそのような悪弊があり、政策論議よりも、そして、草の根で皆さんの話を聞くよりも、飲み食いが重視される傾向が、残念ながらあるようです。お金を使わない、しかし、人の話を聞くために、時間を使う、そのような王君の政治活動を、私は尊敬しています。
 岩手県北、二区の文化を、私たちは変えていきたいと思います。王君の活動には勇気付けられます。王君の活動を全面的にバックアップしていきたいと思います。

道路特定財源制度をどうするか。

2006年12月09日 11時42分31秒 | Weblog
 昨日活動中に驚くべき情報が飛び込んできました。川村県議が酒酔い運転で逮捕されたという情報です。あってはならない事件なので、誠に遺憾に思います。このようなことは、政治家うんぬん以前の問題です。改めてしっかりと襟を正していかなければならないと思います。
 さて、昨日、政府・与党は、道路特定財源改革で合意したというニュースが流れています。2008年の通常国会で必要な法改正を行うとのことなので、要は、来年の参議院議員選挙後へのあいまいな先送りなわけです。
 道路特定財源問題は、私が建設省時代も、この時期の税制改正、道路整備計画策定、予算編成の中で、いつでも大きく問題となってきたことです。
 私は、道路特定財源は、負担者や税の性格より、福祉など社会資本整備に全く関係のないものに使用するのはいかがかなと思っています。一方、「特定財源」として道路整備にのみしか利用できないというがんじがらめの法制度であることは問題だとは思っています。
 ではどうするか、制度上は、道路に関する特定財源という堅い枠組みをはずして(一般財源という形になるのかもしれませんが、)、運用上、社会資本整備に幅広く充当する形が、当面適当と考えています。現にドイツなどではそのようなやり方をやっています。
 日本の社会資本整備は、不十分であることは論を待ちません。一方、財政制約の中で、社会資本整備に充当することができる財源は年々厳しくなっています。それであれば、現在の道路特定財源制度を活用すればいいと思うのです。
 これまで、実は、道路特定財源は、道路整備そのものだけに限らず、区画整理、駅前広場の整備等の都市整備にもその使途が拡大されています。あくまで、道路関連という理屈の通る限りにおいてですが。また、道路特定財源を利用して、無料通行の高速道路整備を行う、いわゆる新直轄方式も始まっています。
 私は、地方が疲弊している現状を改善するためには、高速道路の全面無料化が適当だと確信していますが、このための財源に道路特定財源を充当することが現実的だと考えています。昨日の合意で、そのような記述が若干あったようなので、この点は注目しています。地方には、すばらしい資源、製品があります。これを東京近辺と対等に競争できるようにするためには、物流コストの引き下げ、運搬時間の短縮は必要不可欠なことなのです。せっかく、道路関連の財源があるのだから、これを使わないのはもったいないではありませんか。
 民主党は、先の衆議院議員選挙のマニフェストで、高速道路無料化を打ち出していました。その実現のためには、道路特定財源の改革が鍵となるのです。

高橋時夫さん発進!

2006年12月08日 20時33分49秒 | Weblog
 昨日は、八幡平・岩手町・葛巻町選挙区から来春の県議会議員選挙に出馬する予定の高橋時夫さんの記者会見に同席しました。高橋時夫さんは、すばらしい公務員としての経歴をお持ちの、エース、即戦力とも言える人です。西根、松尾、安代の合併、八幡平市誕生について、合併協議会事務支局長として、実質的なとりまとめをした人です。また、八幡平市の企画総務部長として、新市を軌道に乗せるための中枢的な役割を果たした人です。
 一昨日のブログで紹介した喜多さんに続き、このような素晴らしい方が我々の仲間となり大変うれしい限りです。記者会見では、政策構想についてもしっかりと自分の考えを述べられていました。記者会見後は、さっそく、選挙区内の挨拶回りを一緒に行いました。来年4月の岩手県議会議員選挙に向けての臨戦体制も着々と整いつつあるわけです。

がんばる喜多さん

2006年12月06日 17時03分55秒 | Weblog
 寒くなってきましたが、皆様お元気でしょうか。昨日は、滝沢村の姥屋敷、柳沢地区の挨拶回りを行いました。岩手山に近い標高の高い地域です。滝沢ニュータウンと比べて5度くらい気温が低かったです。気温は0度くらいでした。一面銀世界で雪の降る中での活動となりました。滝沢中心地区からわずか5㎞くらいしか離れていないのですが、天上界と下界ほどの違いとも言うべき違いがありました。
 さて、昨日の滝沢での挨拶回りは、喜多正敏さんと一緒に行いました。喜多さんは、来年4月の県議会議員選挙に、滝沢・雫石選挙区から立候補予定です。盛岡市の商工観光部長、産業部長を歴任された産業政策、地域政策のエキスパートです。まさに即戦力ですが、人柄も大変すばらしい方です。本当にすばらしい人が仲間となってくれて大変うれしい限りです。
 喜多さんの、活動姿勢の前向きさもひしひしと感じました。回る際にはいつでも小走りです。そして、自然に握手しています。この姿勢は、私に初心を思い出させてくれました。喜多さんは、毎朝、早朝から滝沢ニュータウンで朝立ちをしています。皆様、見かけましたら暖かい励ましをお願いいたします。
 私たちの活動のモットーは、「フェイス・トゥー・フェイス」です。ゴールを目指して、ともにがんばってまいります。