畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

本日の朝日新聞第4面「復興前線やる気官僚」の記事に載りました

2014年07月17日 11時13分44秒 | Weblog
 国会も閉幕しました。今週月曜日には予算委員会の安全保障関係の集中審議もありましたが、私は、代わってもらって、国会閉会中は地元活動にいそしんでおります。国会中は出番が多く、日曜も日曜討論出演などでつぶれることも多いので、国会閉会中には地元にしっかりといて、皆様のところに挨拶に回らせていただいています。よろしくお願いいたします。

 さて、本日の朝日新聞に、被災自治体に出向している官僚の活動について、復興の現場で、あるべき国と地方との関係が芽生え始めている、との記事が載っています。その中の大槌町の副町長として国交省より出向中の大水敏弘さんのことが書かれています。その記事が以下のようなものです。そのまま抜き出しますのでご覧下さい。

 国交省で蓄積した智恵とノウハウをどう復興に生かすかを、「古巣」や「政権与党」より優先する。当時から、地権者が不明な土地の取得に時間がかかることなどが復興事業の壁になっていた。だが、取得を加速させる新法に国交省は否定的。自民党国会議員にも要望したが、「財産権」をたてに動かなかった。
 そんな中、国交省出身で生活の党の畑浩治衆議院議員が同じ問題意識を持つと知り、事務所に通った。畑氏は法案をまとめ、永田町を奔走して野党の共同提案にこぎつけた。この動きを聞きつけて焦った自民党幹部が同趣旨の法案作成を党内に指示したこともあり、与党案と野党案が一本化され、今年4月に成立した。一官僚がまず野党と組み、後から与党も巻き込んで法律を仕上げるのは異例だ。

 ところで、回っていると、滋賀県知事選挙は良かったね、潮目が変わるね、安倍さんの進め方はいやだよね、という声が多いです。滋賀県知事選挙に当選した三日月大造さんは、私が民主党時代に目をかけていただいた方です。三日月さんが、党の交通基本法プロジェクトチームの座長で、その下で私が事務局長を務めました。また、党の復興本部の仮設住宅建設促進プロジェクトチームの三日月座長の下でやはり事務局長を務めさせていただきました。三日月さんのパーティーでは司会を務めさせていただきました。まさに復興や国交分野でタッグで仕事をさせていただいた仲です。三日月さんの知事としてのご活躍を祈念申し上げます。

大学で講師をしました

2014年07月09日 16時39分02秒 | Weblog
7日は、法政大学の大学院で「地域社会論」の講義を行いました。話した内容は、「分権と自治」というテーマで、財政資金を地域の多様性に応えて効率的に使うためにも分権が必要であること、復興においてその都度変わる行政需要に現在のやり方が応えきれていないことを私の立案した用地取得の特例の法律を例に説明し、社会資本整備システムの本来のあり方についての私の考えを講義しました。
 6限、7限という全体で2時間の講義と30分のディスカッションでしたが、これまでの行政経験、国会での現在のホットな状況を踏まえて話しましたので、白熱していておもしろかったと学生が言っていたという話が後日、担当教授より私の秘書に入りました。特に、人口減少時代に人口二倍の効果をもたらす地域振興策、居住のクオリティを高める政策として、私がオリジナルで考えている都市と地方の「ダブル居住」施策がおもしろかったらしく、議論が白熱しました。私としても、学生や教授とディスカッションできるのは、大変刺激となっておもしろかったし、今後の政策立案の参考になります。担当教授の専門は、まちづくり、都市計画、地域政策等であり、私の得意分野とぴたっと重なります。教授からは、次回の講義のオファーもいただきました。教授は、私の秘書に、「畑議員が、大学の講義が楽しく、大学の先生になると言ったらどうしますか。秘書さんは失職しますね。」と冗談で言ったので、私の秘書は、「70歳くらいになって政界を引退したらそのような道もいいと思いますが、それまでは議員をやらせてもらいますので、心配いりません。」と答えたそうです。フルではなく、週1日程度の非常勤の講師なら是非ともやってみたいと思う今日この頃ですが。