有権者の声

　メディア、マスコミは、小沢代表辞任に何が何でも持って行きたいという意図が見られるような気が、私にはします。私の選挙区での声はマスコミの報道や捉え方とは違う感じがします。
　「この時期にこのような事件とは、何か裏がありそうな気がするよね。」、「そもそも景気対策や生活対策をやってほしい。経済状況が良くならないのにこんなことで騒いでいていいのか。」、「何で民主党の小沢代表だけ叩くのだろう。政治家はみんなやっていることではないのか。」、「今回の事件は気にしていません。やるべき政策をきちんとやって下さい。」、「大変だけど、こんなときだから頑張ってね。」、、という声が圧倒的です。政治資金の問題よりも生活対策に関心は集中しています。
　もちろん、１日挨拶廻りすると、辞任すべきという声や批判する声も皆無とは言いませんが、それでもそのような声は３００人中１人くらいです。９９．９％の声は今の生活状況を改善するために頑張ってくれという声です。
　日本社会としては、マスコミ報道が流れをつくってしまうところがありますが、意外と有権者は冷静に状況を見ているような気がします。
　

政権交代を「はたしな」Ⅱ

　「大変な状況の中、畑こうじは大丈夫か？頑張っているか？」という心配の声をいただきますが、こういうときだからこそぶれずに頑張っています。

　昨日は、宮古で伊藤勢至県議会議員の県政報告会に参加しました。５００人近くの出席者のもと、宮古市長選挙立候補を表明した坂下正明市会議員とともに、戦い抜くことを誓いました。達増知事、工藤堅太郎参議院議員（県連代表）、藤原良信参議院議員にも来ていただきました。

　そして、本日は、１区の階猛衆議院議員に御自ら案内いただいて、階代議士の出身地である雫石町を挨拶回りしました。階代議士の御実家で昼食をいただいた後は、盛岡で開催された郵便局長会主催の集会で６００人以上の皆様にご挨拶をする機会をいただきました。

　政権交代が必要です。そのためには何としても２区で勝ち抜かなければなりません。２区で勝つことにより「政権交代をはたしな（畑階）！」です。民主党の総力を挙げて頑張らせていただきます！

面白い地名を発見

　選挙区内で面白い地名の集落を通り過ぎました。江牛と書きますが何と読むと思いますか。「えうし」ではありませんよ。「エロス」と読みます。エロい名前ですが、エロとは何の関係もありません。

　さて、最近の論調で不思議に思うこと。それは、小沢代表は説明責任を果たしていないという声についてです。私は、明確に説明していると思いますが、説明していないという人たちは、いったい何を説明していないというのでしょうか。こういう点の説明が足りないと言っている人はいません。「説明責任を果たしていない。」というのは便利な批判のフレーズになってはいないでしょうか。

経験と見識に富んだ藤井元大蔵大臣の話

　本日藤井裕久元大蔵大臣をお迎えしての時局講演会を開催いたしました。藤井先生には、経験と見識を踏まえた聞き応えのある話をしていただきました。話の概要は以下のとおりです。
○　今回の西松建設関連の件については、昭和９年に検察と陸軍が仕組んで時の斉　藤実内閣をつぶそうとした件を思い出す。時の大蔵大臣である高橋是清大臣は、　軍事予算の増額を叫ぶ軍部の前に立ちはだかって、陸軍の目の上のたんこぶであ　った。結局判決においては、この件は「砂上の楼閣」であるとされた。
○　昭和の自民党はまだまともだったが、平成になってからの自民党はおかしくな　っている。時の伊東政治改革本部長と後藤田政治改革本部長代理の時に、二大政　党的なものが必要との文言を報告書に書き入れる際に、大変な党内の議論となっ　たが、結果的に報告書に入った。今の自民党は現状維持に汲々としている。私　　は、自民党を出ようとするとき、後藤田氏からは、実現には１０年はかかると言　われた。実際には１５年以上たった。自民党は、法案を右から左に流すのが国会　議員だと考えている。国会質問を官僚につくってもらい、その答えも官僚が書く　という出来レースである。自民党の上に官僚機構がある。これでは政治主導は無　理である。
○　官僚主導では、机上の論理となり国民の生の熱い声をくみ上げられない。選挙　区で農民の声を聞いていれば、とても４㌶以上の農家を対象とした品目横断経営　安定方策が出てくることはない。高齢者を切り捨てる後期高齢者医療制度が出て　くるはずがない。みんな大きな農家をつくろうとか、医療費の支出を抑えようと　いう観点から頭で考えた政策にすぎない。
○　二世の議員全てがダメとは言わないが、世襲議員に問題が多いのは、東京で生　まれ育って、一般の人の感覚で育っていないからである。生活の苦労がないから　である。選挙の前に出張感覚で選挙区に来る議員では、地域の痛みが本当にわか　るわけがない。ホームランバッターの息子はホームランバッターになれるわけで　はない、名棋士の息子が棋士になれるわけでもない。しかし政治の世界ではそう　ではない。その問題点は堺屋太一氏も指摘していた。
○　特別会計２０６兆円、公益法人や特殊法人等に１２．６兆円が使われている。　１２．６兆円と言えば、消費税６％分である。また、特別会計の２０６兆円の１　割を使うとすれば２０兆円である。稲森京セラ会長他財界人は、会社の経費の１　割の使い方を変えることは可能だし当たり前のことだと言っていた。それをせず　に消費税増税を唱えるということは、現与党や官僚機構は、無駄遣いをやめ、予　算の使い方を変えることを、行うつもりがないことの証だ。我々はこのことを行　うことは当然として、衆議院議員の総選挙のマニフェストでは議員定数の削減を　必ず打ち出す。

　以上内容充実の話に感銘を受け聞き入りました。可能ならばもっとお話しいただきたかったです。そして最後は、「だから政権交代が必要だ。政権交代のためにはこの岩手２区で勝つこと、そのために皆さんのご支援が必要」というものでした。藤井先生には厚く感謝申し上げます。

３月２２日藤井元大蔵大臣が来ます。

　３月２２日１３時３０分から、盛岡市玉山区の姫神ホールで、藤井裕久民主党最高顧問（元大蔵大臣）をお迎えして時局講演会を開催いたします。藤井氏は、皆様ご存知のとおり政界きっての論客で経済・財政政策通です。政策から政局までいろいろな話が聞けると思います。皆様のお越しをお待ちしております。

　さて、今民主党の真価が試されています。日本の民主主義のためにも、民主党は代表のもとに一丸となってこの試練を乗り越えていくべきときです。民主党の議員、候補予定者は皆そう考えているはずです。私もこれまで以上に身を引き締めて活動してまいります。

頑張ってます！

　皆様からは多大なる励ましをいただいています。ありがとうございます。選挙区の反応は以前と変わりません。むしろ、「生活の大変さは何ら変わらず、政府はそれに対しての手を打てているわけでもない。政局や今回の件よりも、目前の飯が食えるかどうかだ。政局でめくらましをされることに惑わされてはいけない。」という趣旨の声が多かったです。私は、これまで通り、「国民の生活が第一」を地域の目線から語り主張してまいります。