畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

農林水産委員会で攻める

2013年05月29日 15時26分06秒 | Weblog
 本日の農林水産委員会の質問は、一つは、ハサップ法案(食品の製造過程の管理の高度化に関する臨時措置法改正案)の質問です。ハサップとは、最も優れた食品の製造管理システムで、衛生管理等製品の安全性を管理保証する制度です。これが認証されていなければ、欧米への輸出は不可能なため、先進国の食品安全管理システムとも言えます。しかしながら、衛生基準の出口の数値で管理する日本方式とは異なり、品目毎に途中過程に何個もチェックシステムを設け、管理していくもので、事業者に対する負担は大きいものがあります。この負担軽減、ハサップを取るためのコスト低減、さらには、ハサップの簡素化を含めた日本標準(ジャパンスタンダード)をこれからアジア等に広げるための施策等を議論しました。
 また、もう一つは、公共事業の予算決定過程の透明化・適正化の議論を行いました。いわゆる箇所付けの前に、途中段階で幅をもった事業予定額の数値を公表すべきではないか、という議論を行いました。国交省事業では、普通に行われていることですが、農林水産省事業は、その取り組みが不十分です。さらに、公表していないと言いながら、一部の議員には渡しているという噂もあります。情報公開は、一律に透明な形で行うべきものです。本日の質問で、途中過程で(幅をもった形であったとしても)事業額を整理したものを作成して、外部に出しているということはないという答えでした。概算要求時に出した数値の後は、予算成立時の箇所付けの公表まで、何ら数値は公表していない、ということでした。今後は、この答弁を前提に追及していくつもりです。

大きいことから身近なことまで

2013年05月28日 11時32分28秒 | Weblog
 最近、地元の成果も追加的に上がっています。まずは、滝沢のスマートインター(仮称、滝沢南インター)ですが、衆議院議員になって以来、滝沢村から依頼を受けてきましたが、今、国から公共団体への意見照会という正式手続きの最終段階に入っています。見通しとしては、6月上旬に接続許可が出る見込みです。そうすると、いよいよ実際の工事に入ります。また、25日には、八戸で三陸復興公園の再編祈念式典が行われましたが、この中の目玉である自然遊歩道(トレッキングルート)は、私が打ち込んできたものです。この整備も加速されることになります。

 さて、今は、質問もさることながら、政策担当として参議院選挙に向けての公約づくりに大忙しです。可処分所得を増やすこと(その規模及び方法)、原発廃止の先の廃炉等の国の責任の明確化、それに代わるメタンハイドレート、天然ガスコンバインドサイクル発電の普及等による新エネルギー大国日本の構築等目玉施策を準備中です。単なる反対党ではありません。ご期待下さい。

 質問についてですが、明日、農林水産委員会で質問に立ちます。今回は珍しく 思いっきり問題点を衝く野党っぽいものになりそうです。質問の前には、役所に通告して、役人がどのような質問内容かさぐりに来るのにレクしてあげるのが通例なのですが、どのようにしようか今思案中です。ちなみに、私は、答弁がかみ合わないことを避けたり、いい答弁を引き出すだめに、割と丁寧に役所にレクします。私の秘書には、やさしすぎると写るようですが。質問のやり方は議員各自で違います。いずれ、国会の流儀については報告しますね。

 さてさて、あまちゃんは2009年という設定になっていますが、私が最初に当選させていただいたのが、この年ですから、いろいろ縁を感じます。

農林水産委員会で農産物輸出拡大を取り上げる

2013年05月23日 10時14分21秒 | Weblog
 今週は、委員会の質問は比較的少ない週です。昨日農林水産委員会で農産物(特に、リンゴ、なしなどの果実)の海外輸出がうまく進んでいない現状を踏まえて、その対策を質問しました。中国が有望な市場ですが、諸般の国際情勢、放射性物質検査証明書の書式について合意が整っていないため、輸入許可証が取れない、という現状が問題です。また、輸出の拡大のためには、ビジネスベースでのマッチング、販路拡大が必要であり、単に、ジェトロが展示会を単発で広いたから進むものではありません。民間的なノウハウに基づいた売り込みの努力が必要であり、この点は商社等の民間の活用、民間を先兵とすることを考えなければなりません。この点を提言しつつ質問しました。

 委員会が終わった後、林農林水産大臣は、「畑さんはよく知って質問していますね。」と言っていました。そういえば、一昨日、帰りに議員宿舎のエレベーターで甘利大臣と2人きりになりました。甘利大臣は、「畑さんは本当に詳しいね。」と言ってくれました。先週のPfI法案の質疑のやりとりでそう感じてくれたのでしょうか。認めてくれて光栄です。

 さて、あまちゃんに関して、一つ言い忘れたことがあります。北三陸市の観光協会が入っている設定となっている、駅前デパートビルは、私の一回目の選挙の時の選挙事務所になったところです。観光協会の場所は、確か、電話がけの部屋として使ったところだと思います。こんなところにもあまちゃんとの縁があるわけです。さすが、あまちゃんの地元議員ですね(自分で言うな、とのつっこみがありそうですが、、、)。

専門的な議論を展開!

2013年05月17日 18時10分00秒 | Weblog
 本日、内閣委員会で、同僚議員から頼まれ、PFI法案について質問しました。

 PFIを進めて、事業の無駄をなるべく少なくすることは大いにけっこうなことなのですが、今回のファンドの活用については、官民連携ファンドとしながらも、過去の例を見るとほとんど官ファンドになってしまっているという現実や、先進諸国でこのような例がほとんどないことなどに鑑み、この法案に反対する立場で甘利明大臣らに質問しました。PFIを進めるために必要なものは、民間主体がもうけになる、やりたい、という仕掛けがなければなりません。それは、セーフティーネットとしてお金の支援があるからではなく、収益の見込みが高い、という前向きなものでなければなりません。そのためには、例えば、容積率緩和、道路の上の空中権の付与による開発を認めること、自らスーパー等の流通業者が店舗付き公営住宅をつくれるようにすること等PFIで収益が上げられる仕組みが必要なのです。その点が本法案には欠けています。

 答弁者側の官僚の方々に、かつて国交省職員時代の先輩や同僚が多くいて、今回、法案に反対の私としてはやりづらい部分もあったのですが、そこは、しっかりと立場をわきまえ、ダメなものにはきちんと反対意見を突きつけ、より良い法案が世に出るようにするため、しっかりと質問しました。専門的な内容の法案であり、議論も難しい部分に係る議論であったため、総論的なことは甘利大臣に答えてもらうとして、大部分は、PFI推進室長(国交省の先輩です)とのやりとりになりました。役所時代の議論を思い出しました。

 なお、PFIを復興に適切に使っていくことは今後の大きな課題です。整備段階では、復興交付金等の財政資金がしっかり出るわけですが、公営住宅、社会資本等管理段階になった時も含めて資金を継続的に捻出していくことを今から考えなければなりません。この点は、甘利大臣から前向きな答弁をいただきました。

今、もしかしたら、全国会議員の中で、私が一番質問回数が多いかもしれません。まさに“質問王” への道 まっしぐらです!
大変ありがたいことで、これからも全力でがんばってまいります。

今週も、先週に負けず劣らずの大忙し!

2013年05月17日 18時06分36秒 | Weblog
昨日、東日本大震災復興特別委員会で質問に立ちました。

地元、普代村の鵜鳥神楽について、保存の必要性を説き、重要無形民族文化財へ指定するよう強く訴えました。答弁者の谷川弥一文部科学副大臣は、保存の措置を講じる必要があると考えいる と答え、更には、震災のため自粛している巡航が来年以降再開された際には、伝承状況を確認して、適切に対応してまいりたいと思っております という具体的、かつ、満額解答と言ってもよい答弁を引き出しました。近いうちに鵜鳥神楽が重要無形民族文化財になる日がやって来ると思うと、今からうれしくてたまりません。

そのほかには、水産加工業者からの切実なご要望を受け、流通段階での放射性物質検査費用の支援をお願いする質問や、被災事業者の事業継続を支援するために、今は過去1年の最大使用料を基準に決められてしまっている電気の基本料金を低減するよう迫る質問、また、災害公営住宅への支援の拡充についての質問や、復興交付金の自由度を高めるべきとの質問など、総論・各論をバランスよく交えてやりました。

最近、私は、NHKドラマ『あまちゃん』の影響で、驚くときに「じぇ!?」というのがよく口に出るのですが、被災地の企業が大変苦しい状況の中、電気の基本料金を低減してほしい旨の質問をした際、政府側の答弁に立った佐藤ゆかり経済産業大臣政務官からあまりにも取って付けたような冷めた解答しかしてもらえなかったため、つい「じぇじぇじぇ!?」が口をついてしまいました。
政府には、もっと被災地に寄り添って、被災者のご意見・ご要望に耳を傾け、真に現場が欲している施策を実行していってもらいたいです。

ちなみに、地元、方言を大事にする気持ちが強い私は、今後も方言を使うのをやめる気はありません。方言を、誇りを持って、大切に使っていきたいと思います。

それにしても、だいたい2日1回のペース、場合によっては毎日質問をしていて、まさに大忙しです。

関根敏伸氏参議院議員出馬表明

2013年05月15日 21時51分46秒 | Weblog
 こんばんは。今、午後10時40分から再開される本会議を待っているところです。本年度予算案が参議院で否決されたため、両院協議会の結果を報告するための本会議です。
 さて、昨日記者会見がされましたが、7月の参議院議員選挙に、生活の党から関根敏伸県議が立候補する予定となりました。野党共闘が成らなかったのは残念ですが、そうである以上、関根さんの当選を目指して一生懸命やらなければなりません。関根さんが候補者となると聞いた時の気持ちは、地元の人で、良識的な人であるため、本当に考えられる範囲で最善の人を選んだなという気持ちでした。政策通であり、人格もすばらしく、落ち着いていて、本当にいい人です。時間があまりありませんが、会えば会うほど皆様に良さがわかっていただけるものと確信しています。皆様のご理解とご支援を心よりお願い申し上げます。

農林水産委員会で質問に立ちました。琥珀のカフスボタンと琥珀のネクタイで。

2013年05月14日 13時54分20秒 | Weblog
 本日、農林水産委員会で質問に立ちました。林業関係を取り上げました。森林・林業施策については、森林施業の集約化、路網整備、搬出間伐に対する直接支払い制度、プランナー、フォレスター制度、高性能林業機械の導入による森林施業の低コスト化等供給側からの対策が様々講じられていますが、国産材の需要を高めるための政策、つまり、出口対策に乏しいと思っていました。この観点から質問しました。特に、新製品開発の支援とともに、それがなされた場合に、硬直的な性能規制が使用、普及の足を引っ張ってはいけません。JAS規格等を柔軟に運用するか、場合によっては改正していくことが必要です。実は、ある林業者から以前相談を受けたことがありました。高断熱・高気密化住宅の普及に伴って問題視されている建築資材に由来する室内空気汚染の回避の観点から、防腐・防蟻処理されていない土台であるが、カラ松と杉の心材部の高い耐久性を持つ部分で構成されたノンケミカル構造用集成土台でも、腐朽性能、耐蟻性能が、数値基準にわずかに及ばないため、JAS認定を取れないため、建築材としての使用が不可という事例がありました。過去の住宅の構造が弱かった頃の基準、しかも、定性的な基準ではなく、数値ありきの基準が、民間のイノベーションを阻害するとともに、時代に合った木材製品の使用を阻害しているとしたら問題です。この点については、林大臣、江藤副大臣、長島政務官の3人から全く同じ認識の答弁をいただきました。林大臣からは、規制改革について検討中であり具体的な措置を講じるぺく、建設的な議論を行っていきたいという前向きな答弁を引き出しましたし、長島政務官は、復興庁政務官も兼任していて、岩手復興対策本部長もされていますが、岩手の実態をよく知っている答弁をしてくれました。

 なお、今日、私は、久慈の産物である「琥珀のカフスボタン、琥珀染めのネクタイ」で委員会に臨みました。あまちゃんで、スナックの端で飲んでいるめがねをしたおじさん(塩見三省)が扱っているものです。ちなみに、あまちゃんの最初の音楽の時の画面に出てくる、川の風景は、実は、私の地元中の地元、久慈市大川目町の久慈川の風景です。私の家からも、母校の大川目中学校からも近くです。久慈は、海だけでなく、大川目町のような内陸の美しい風景もありますので、皆様是非とも見に来て下さい。琥珀記念館は、大川目町から小久慈町に行く山の中にありますし。

同僚議員の代打で災害対策特別委員会にて質問

2013年05月10日 17時47分12秒 | Weblog
今日5月10日、同僚議員の代打で、災害対策特別委員会にて、災害対策基本法、大規模災害からの復興に関する法律案について質問致しました。
各規制緩和措置の重要性を訴えるとともに、仮設住宅や災害公営住宅についてもっと広くしたり、隣の音が聞こえないように壁を厚くしたりして、より良い住環境を提供できるようにするよう強く迫りました。古屋防災担当大臣から前向きな答弁も引き出しました。
また、防災行政無線の使われ方について、柴山副大臣に質問しました。柴山副大臣はなぜかかなりむきになって答弁されておりましたが、私は、行政側ばかりではなく、もっと住民側に立った運用をするような対応をさせてほしい、と、住んでいる方々のことを考えて質問したのですが、行政側に立つ柴山副大臣には理解していただけなかったようで大変残念でした。

私は、これからも、庶民を代表しているという誇りを持って、現場の方々の側に立った政治活動を行ってまいります。どうか、引き続きご意見をちょうだいし、ご指導、ご鞭撻を賜わりますようお願い申し上げます。



小沢代表とともに党の憲法に対する考え方についての記者会見を開催

2013年05月10日 17時44分36秒 | Weblog
5月9日、本会議登壇後、党の総合政策会議で参議院選挙マニフェスト策定に関しての議員間討議を取り仕切り、会議終了後、急いで党本部に駆けつけ、午後6時より党の憲法に対する考え方について記者会見を開きました。
小沢代表とともに作った党の憲法に対する考え方には、かなり自信を持っております。
党のホームページにあがっておりますので、ご覧いただければ幸いです。

URL
http://www.seikatsu1.jp/activity/diet/act0000062.html

衆議院本会議で災害対策基本法改正案について党を代表して登壇

2013年05月10日 17時43分08秒 | Weblog
5月9日、党を代表して、本会議で登壇しました。
内容は、災害対策基本法改正案についての質疑です。
中央省庁が壊滅的被害を受けた緊急時の対応、首都機能バックアップの対策、被災地で必要とする物資を供給するための事業者に対する義務、自由度の高い財政支援制度規定の必要性、などについてしっかり質問しました。