達増氏の活動全開！

　お盆前に、電撃的なサプライズ発表をして以来、達増代議士の挨拶回りがぐんぐん進んでいます。９月に入って二区内のご案内が続きました。二区内も一巡が終わる段階です。今、岩手の中でも、沿岸・県北は、格差問題など、典型的な問題があります。住民の不満は高まっています。そして、達増氏に対する期待も大きいものがあります。
　達増氏は、言うまでもなく、論客であり、エースであります。私の高校時代一つ下でした。今はたまたま同じ年齢です(達増氏が６月生まれ、私が９月末の生まれだからです。)。霞が関で公務員をしていたという経歴も似ていて、価値観も考え方も非常に共鳴します。ご案内の車中ではいろいろ話をしています。景気対策、実態を踏まえた入札の改革、農林水産業対策、観光振興、、、。単なるパフォーマンスではなく、しっかりと住民の話を聞いて、的確な政策を考えていこうという姿勢に共感します。
　日本の中で、岩手では格差問題の負の側面が出ていますが、その岩手の中でも、さらに、北岩手・沿岸部では、県南の４号線沿いと大きな格差が生じています。それを解決し、公正な政治、共生の社会を岩手から実現して、全国に示すことにより、名誉ある岩手をつくるとともに、全国的な政権交代に説得力を持たせることができるのです。それをできるのは、達増氏を置いて他にはいないと私は確信しています。　

夢を語るのが政治家・現実を見据えるのが官僚

　先日、ある会合で支持者の方から、おまえはもっとほらを吹くべき、夢を語るべきだとのアドバイスをいただきました。確かに、私は、公務員時代の癖がぬけず、実現可能性を考えた発言をしていたきらいがあると思います。また、性格上嘘やはったりが言えないということも影響しているのかもしれません。しかしながら、政治家は理想を語り、それに向かって努力していくべきものです。合理性だけでなく、国民の皆さんの熱い思いを感じ取るべき存在でもあります。
　一方、公務員は、現在の制度を踏まえて、そこから現実的・斬新的に発想する存在です。公務員にまかせては、予算の配分も変えられないというのは、このような公務員の性格を踏まえて考えると合点がゆくのではないでしょうか。
　今の世の中、これまでのやり方を変えなければ立ちゆかない時代です。時代の転換期です。このようなときには、理念・価値観の創造・選択を行うべき政治家の役割が必要不可欠です。
　私は、まさに価値観の創造・選択に携わりたいがために政治の世界に入ったのです。その初志を思い出させてくれたアドバイスでした。

有意義な１日

　昨日は、日頃とは変わった１日を過ごしました。午前中は、久慈の災害視察に参加しました。過日の台風１２号により、野田村から久慈市小袖、久喜地区に至る県道が崩落したり、北日本造船が立地している久慈市半崎地区の防波堤が倒壊したのです。自然のすさまじさを実感しました。とともに、海沿いの道路が多い、久慈から宮古地域における道路立地はいかにあるべきかを考えさせられました。まずは、早急な機能回復、復旧作業が必要です。また、中期的には、湾口防波堤や代替道路の整備が必要となります。関係の議員、関係機関と連携して全力を尽くしていくつもりです。
　午後は、久慈秋祭り前夜祭参加のために、大川目町備前組の山車を、大川目公民館から市役所までの６㎞ほどの距離を、引っ張って行きました。若者にお年寄りの方も加わり、総勢２０人ほどで出発しました。途中で、学校が終わった子供たちも加わってくれました。山車は、若者による大川目備前組山車制作チームが手作りしたすばらしいものです。前夜祭は、各組の山車、笛、太鼓の競演で大いに盛り上がりました。みこしで「そいや、そいや」と単純に練り歩く祭りは多いのですが、これほどの規模と数の山車が出る祭りは、全国的にもなかなかないと思います。盛岡から来られた方が、盛岡八幡宮の祭りよりすばらしいと言っていました（マスコミの皆様には盛岡や花巻だけでなく、久慈も取り上げてほしいものです。）。お祭りの様子や写真は、このホームページの活動報告で近日中にアップしますので、御期待下さい。
　それにしても、本日は、筋肉痛でちょっとしんどいです。日常活動で歩くのには慣れていたつもりですが、力仕事には慣れていなかったことを痛感しました。
　ところで、我々は、大川目町のことを備前の里と言います。ここから備前組というネーミングとなっているのです。かつて、大川目町は久慈地域の発祥地であり中心地でありました。久慈城があったのです。この城主が久慈備前守と称していたのが由来です。残念ながら、久慈備前守は滅びて久慈城は破壊されてしまいました。九戸政実の乱に加担して、豊臣軍に敗れたためです（小田原北条攻めの後の天下統一の最後の戦いである奥州仕置きにおいてです。）。この後、覇権を握った南部氏は盛岡に移り城を築きました。本来は、九戸政実の城のあった二戸市福岡、九戸郡、久慈に加えて八戸地域が、南部領の中心地でもあったのです。南部氏内紛の争いでうまく勝っていれば、今、この地域はどうなっていたかわかりません。実は、県北地域はすばらしい歴史と文化を持っているのです。私は、このことに対して大きな誇りを持っています。そして、県北復興を果たしたいという遠大な夢を持っています。

ストップ！格差拡大社会

　小沢代表は、昨日、民主党代表選挙に向けて基本政策を発表しました。奇しくも、この日は、昨年の衆議院議員総選挙から一年に当たります。民主党にとっても、私にとっても屈辱の日であります。この一年で景気は良くなったと言われますが、我が選挙区ではそのようなことはありません。まさに格差問題がはっきり現れています。小沢代表が、自民党との対立軸の一つを格差問題に置くというのはまさに卓見だと思います。
　さて、私は、ある方から、労働者派遣、人材派遣をめぐる問題をお聞きしました。派遣労働者は、６ヶ月くらいの短期間雇用が多く、正社員とは違い昇給・賞与もない、同じ仕事をしていても、年収も大きく違うそうです。ある会社では、七割が派遣社員というところもあるそうです。会社では、派遣社員の能力が芳しくないと簡単に派遣会社につき返す、そして、派遣会社ではその人を解雇するのだそうです。ここにも、格差問題が現れています。私は、現行の労働者派遣法制定は、問題ある規制緩和だと考えています。そもそも、派遣社員制度は、労働市場を流動化して柔軟な雇用制度を実現するものです。そのねらいは良しとしても、現実は、通常の正社員を低コストでいつでも首の切れる社員に替えるための制度として使われています。ドイツやフランスの関連法を参考として制定された労働者派遣法ですが、ドイツやフランスと比べて、派遣先・派遣元企業に対する規制が杜撰だったため、現在の問題を発生させている面があります。
　私は、言うまでもなく規制改革は必要だと考えています。しかし、やり方が単純ではいけません。いわゆる小泉改革は、割り切りすぎていると思います。昨年の総選挙では、多くの自民党候補が「改革続行」とか「改革を止めるな。」と言っていましたね。彼らの言う改革とは、それほど単純なものだったのでしょうか。

ストップ！疑似政権交代

　今自民党の総裁選が行われていますが、ちょっと腑に落ちないところがあるのです。それは、小泉政権を主要閣僚として支えた３人が、小泉政権の問題点を修正する必要がある考え方を示しているところです。安倍氏は再チャレンジを唱えるのもいいのですが、基本的には小泉政策を継承しているわけです。麻生氏は、安倍氏とそれほど政策が異ならないように、そして、あいまいにしているような感じがします。それであれば、なんのために総裁選に出馬しているのでしょうか。谷垣氏は、独自の明瞭な政策を提示しているように見受けられますが、小泉政権の経済・財政政策の責任者ではなかったでしょうか。総理の方針に問題が感じられるのであれば、なぜ、財務相として明確に意思表示してこなかったのでしょうか。私は、これまでの小泉政権の政策に問題があるのであれば、その主要閣僚だった人が、政権を受け継ぐのは筋が通らないと考えます。これで、政策の軌道修正がなされたように見られるのはおかしいと思います。今、必要なのは、これまでの責任を踏まえた真の政権交代でしょう。私は、疑似政権交代に違和感を覚えます。

楽しくも有意義な研修会

　お久しぶりです。ブログの更新に間が開いてしまいました。先日、９月２日から４日は、箱根での一新会研修会に参加してきました。田中真紀子代議士、平沼赳夫代議士の講演など興味深かったです。田中真紀子代議士の講演からは、一度も政権をとったことのない民主党のもろさ、それに対する提言などを自民党政治との比較でお話をいただき、大変ためになりました。また、平沼赳夫代議士には、郵政民営化、外交、教育基本法、皇室典範等についての自らの信念をお話しいただきました。田中真紀子代議士、平沼赳夫代議士とも確固たる政治理念、政策をお持ちで、大変尊敬に値する政治家だと感じました。さらに、ためになったのは、全国からの研修生との語らいや分科会でした。政策・キャッチコピーなどは、私の活動に取り入れたいと思うほど参考になりました。本当に楽しい研修会でした。明日、あさっては、八幡平市で、小沢大学校が開催されます。小沢代表に来ていただき、講演と夜のパーティーを行うわけです。これも楽しみです。