畑こうじ情熱ブログ

あなたがいるから頑張れる。わたしの熱い想いを感じてください。

来年度予算案閣議決定

2009年12月27日 09時17分41秒 | Weblog
 25日に来年度政府予算案が閣議決定されました。子ども手当、高校無償化、農業の戸別所得補償と、厳しい財源の中、マニフェストで約束した大枠ができたのは成果だと思います。
 農林水産分野では、かねて問題であった、大型クラゲ対策としての有害生物被害防止対策を含む漁場保全・被害対策予算が、農林水産省予算が対今年度比95%の中で、今年度約8億9千万円から19億1千万円となりました。214.6%増の大変な成果です。菊池長右衛門代議士とともに働きかけた甲斐ががありました。漁業者への直接所得補償調査費が1億7千万円つくことになりました。農業の所得補償の農林水産省要求通りの約5億6千万円確保とともに、漁業への所得補償政策への道筋もつけたことになります。さらに、岩手2区は条件の悪い地域であるためそれを下支えする政策が重要ですが、この観点から、中山間地域等直接支払交付金が今年度234億円から265億円に増えました。事業仕分けで3分の1とされていた農業共済関係事業費は、今年度992億円から933億円とほぼ維持できました。税制については、農林漁業用A重油に対する課税の減免が1年延長となりました。もちろん、土地改良事業を始めとする農業土木的な公共事業部分は減額となるわけですが、民主党的な農林水産業の担い手を直接支える予算が組めたと思います。
 ただ、国土交通分野が今年度比18.3%減となるため、地方の道路等は厳しくなります。今年度は、時間の制約があったため、旧政権の予算を前提に、ある程度機械的な基準で広く削減せざるを得なかったわけですが、再来年度予算においては、新政権の基準で公共事業予算の編成を行わなければなりません。公共事業費をはじめとして財源が厳しい時代であるからこそ、B/Cの費用効果分析を地方の実情に合うように改めること、維持修繕や小規模な事業において、地域の建設業の実情に合った入札制度をつくっていくことが大きな課題となると、私は考えます。

久慈市長選挙候補予定者決定

2009年12月24日 21時08分04秒 | Weblog
 メリークリスマス!クリスマスプレゼントとも言うべき発表です。本日は、3月に行われる久慈市長選挙の立候補を決意した方の記者会見に同席しました。久慈市は私の事務所もあり、私の出身地であり、住んでいる地元中の地元です。
 候補予定者は、遠藤譲一(えんどうじょうじ)さんです。名前からして漢字が間違っていると思われるでしょうが、【じょういち】ではなく【じょうじ】なのです。彼は、岩手県の県南広域振興局の北上総合支局長をしていた人です。久慈市出身で、行政経験と政策能力抜群の方です。性格も真面目で前向きな人です。
 久慈市は、私の地元として格別の思い入れがあります。より良い久慈市をつくりたいと考える幅広い立場の人と連携して、遠藤さんを支えてまいりたいと思います。

王国から帝国へ

2009年12月22日 10時57分07秒 | Weblog
 12月20日には、小沢幹事長を囲んでの民主党岩手県連のパーティーが開催されました。3000人規模の盛大なものでした。私は、「国会で仕事をしっかり行い、地元活動をきっちり行い、小沢王国を小沢帝国とします。」と挨拶しました。この挨拶が若干世間で話題となっているようです。まさに活動において小沢イズムを実践し、政策においても小沢イズムを目指すことを宣言いたしました。その帰結が、「王国から帝国へ」というフレーズです。岩手2区は、先の衆議院議員総選挙で民主党の私が当選したのですが、もちろんまだまだその地盤は磐石ではありません。それが磐石になれば、1区、3区、4区と相まってまさに岩手が王国を超えた強固な「帝国」となるわけです。

 さて、先週、小沢幹事長が政府へ党の予算要望を整理して伝えたわけですが、この要望は、財源も考えながら、できるだけマニフェストの実施を可能なように整理したもので、本当に責任感のある現実的な要望だったと思います。これまで政策会議、質問研究会等に出ていて感じたことは、財源問題からマニフェストの実現が困難な状況であり、政府内の調整も進まず、議員の中にはフラストレーションがたまっていたことです。これに先だって関係議員や委員会の委員長たちが小沢幹事長に何とかしてほしい、という要望に行ったりしており、最後にまとめられるのは小沢幹事長しかないという考えが大勢でした。
 小沢幹事長とある会合でお話ししました。小沢幹事長が、しっかり実現性と落ちどころを考えての要望だったようです。また、地方に対してしっかり配慮した要望であることが伺えました。さすがの内容だったと思います。
 税制改革大綱や予算案の閣議決定も間近です。

穴の会発足

2009年12月03日 17時49分39秒 | Weblog
 候補者時代からともに励してがんばるという意味で、坂口岳洋さん(山梨2区)、森本和義さん(愛知15区)と穴の会という会をつくっていました。強い都道府県の中で比較的弱い地域(選挙区)の候補者という自覚があったため、情報交換をしながら頑張ろうという趣旨でつくったものです。王国の中の穴を埋めるという意味で「穴の会」と名付けたものです。
 今回の政権交代は、この穴のメンバーが当選したたため起こったものであるという自負があります。9月の研修会や講演では、国対委員長や幹事長は、次に勝ち抜くことが新人の任務だと言われましたが、まさに、穴のメンバーが次も勝ち抜くことによって政権が維持できるものです。穴の会は、そのための情報交換、励まし合い(ぐちこぼし?)、懇親、選挙・活動戦略の検討等を行うことを目的とするものです。不詳私が会長であります(この会の長ということは、名誉なのか不名誉なのかよくわかりませんが。)。森本議員が幹事長、坂口議員が事務局長です。
 何人かに声もかけましたし、どこからか噂を聞いたのか、入れてほしいという方もおられました。一方、この会のメンバーたり得る自覚(?)はあるが、名前がちょっとと暗い顔をしたリアクションをされた方もいました。
 このネーミングは、とぼけていて気に入っているのですが。いずれにしても難しい会ではなく、飲み仲間集め半分くらいの気持ちで楽しくやってまいります。