畑こうじ情熱ブログ

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着々成果上がる

2011年07月01日 13時47分48秒 | Weblog
 今週は、私自身成果が上がったと感じられる一週間でした。
 まず、八戸から石巻までの三陸地域の高規格道路等の早期整備についてです。岩手県からも復興道路として整備を促進すべきとの要望もあり、国交省で同期であった平井岩手県復興局副局長からも言われて作戦を練って、議員協議会等で盛り上げを図ったり、幹部やら国交省政務三役やらに働きかけてきたところですが、三陸沿岸道路の全ての未事業化区間について、概ねの範囲を公表して、7月中を目途に、地域の意見も聞きながら、概ねのルート及びインターチェンジの位置を提示した上で、8月中を目途にルートを確定することとなりました。この後は、事業評価手続を経て事業化となりますが、まずはその第一歩をクリアーしたことになります。先般の東北地域の高速無料開放とともに、この分野に強い者として結果を出せたと思います。なお、東北地域の高速無料開放については、今後の方向性、意義等について誤解もあるようですので、後日説明したいと思います。
 
 もう一つの課題は水産業についてです。一次補正で十分な手当がなされず、二次補正も遅れているため、岩手県や地元市町村が単独で補正予算を組んで、後の国からの補填を見込んで支援に乗り出しています。これについて、今週開催された党の水産政策ワーキングチームで、柄澤水産庁漁政部長は、岩手県のこのような先進的な取組みを評価した上で「単独で先行して措置したものについてはできるだけバックアップする。」と答えてくれました。そして、特に問題となっていた宮古市等が行う漁協等の団体の養殖施設の復旧支援についての事後の国からの資金補填については、二次補正でなされる見込みであるとの説明が担当官から事後にありました。県や市が要望していたとおり、国が費用の6/9を負担、県が1/9、市が1/9、事業者が1/9という方向になりそうです。この調整過程では、山井国対副委員長に篠原農水副大臣にお口添えをいただいたり、山田正彦前農水大臣からもワーキングチームの場で応援の発言をいただきました。併せて感謝申し上げます。

 なお、党の復興ビジョンチームの第2グループで、私は政策責任者をやっています。このグループは、土地利用、農漁村基盤整備、まちづくりの担当です。いわゆる高台移転、低地での再建、産業基盤、生活基盤の整備の方向性の担当です。一昨日、第一次提言を出しました。私が中心になって自ら文案を書いて調整したものです。これからは、この提言を復興特別措置法やこれからの補正予算編成に反映させるととともに、まちづくりの具体的なプロジェクトについて7月中にさらにまとめる予定の第二次提言に向けてがんばっていきたいと思います。

 成果の上がった一週間でした。

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