畑こうじ情熱ブログ

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昨日予算委員会分科会でリニアコライダーについて前向きな答弁

2013年04月16日 10時01分06秒 | Weblog
 昨日、予算委員会の分科会の質問に立ちました。予算委員会の分科会とは、省庁の所管毎の細かい予算内容、政策内容の審査を行うところです。私は、JR東日本が、山田線の復旧の判断を行う時期についての言質を取ろうと、意気込んで質問に立ちました。本年度半ばからは、各市町村で、まちづくりに関して、区画整理の認可、これに伴う都市計画決定が行われ、具体的な区画整理の工事に入っていきます。この際には、当然、鉄道の復旧が決まっていなければならないはずです。しかしながら、答弁は、明確な時期や見通しを示すものではありませんでした。被災地に勇気を与えるためには、「山田線を復旧するということを、この時期に明確な判断を行う。」という方針を示してほしいのです。残念です。3月13日の予算委員会で同様のことを質問した後、トイレで太田国交大臣と隣り合わせになった時、「(時期の明示は)JRがいやがっているんだよ。」と言っていました。言外に察してくれ、という感じてす。答弁ぶりからは、復興交付金でまちづくりと一体となっている部分については国費を出すことで調整が進んでいることは伺えました。

 もう一つは、国際リニアコライダーです。見込まれる費用は、民間レベルで約8300億円と試算されています。これまで、安倍総理は、慎重な答弁に終始しているのは、かかる費用が莫大なためと思われます。正面から質問しても、同様の答えしか得られないと思ったので、経済効果が民間試算によると4兆円と見込まれること、したがって、費用をはるかに上回る効果があることを指摘しつつ、ともかく、検討を進めるために、政府として、経済効果の試算を行うべきだ、議論を前に進めるべきだとの論調で迫りました。これに対して、丹羽文部科学政務官は、「夏くらいまでに、研究者において行われている費用の試算がまとまる。経済効果の試算も併せて行い、公表したい。」との答えが得られました。これは、明確な答弁をゲットしたと思います。

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