畑こうじ情熱ブログ

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内閣委員会での質問。国家戦略特区法

2013年11月16日 09時58分20秒 | Weblog
 昨日は、内閣委員会で国家戦略特区法の審議の質問に立ちました。そもそもデフレの中で供給力強化施策を行うことは、ますますデフレを加速させる危険性があり、施策の順番としては正しいとは言えません。あるいは、この特区は、国主導で迅速に行うスキームであるが故に、利害が異なる者を議論に参画させたり、逆に規制緩和しようとする事業を推進する者を議論から排除する方法が曖昧であるとか、地方を含む民間からの提案に対してどのように国が対応していくかが不明確であったりと、適正手続がずさんなつくりとなっています。知り合いの役人に聞いたら、安倍総理の趣味で急につくれと言われて間に合わせでつくったという声も聞きました。だから、一方で規制緩和の内容がしょぼくて踏み込み不足なのはよくわかります。

 国家戦略特区担当大臣の新藤大臣の上から目線の答弁も気に入りませんでした。今後、新たな天敵になりそうな予感です。今後、徹底的に戦ってまいります。 偉そうに言っておきながら、私がそれに対して切り返して法案のずさんな問題点を指摘し追及すると、すぐに役人に答弁してもらって逃げるところは情けないです。事前に聞くことを丁寧に通告し、大臣に答えてもらいますよ、とレクしておいたにもかかわらず。答弁に立った川本内閣官房地域活性化統合本部事務局長を責め立てて恐縮でした。実は、国交省の先輩です。TPP担当の渋谷内閣審議官も国交省の先輩ですが、今、経産省とともに国交省が安倍総理の重要施策を支えている構図が伺えます。

 来週は、農水委員会もありますが、災害対策特別委員会で自民党提案の国土強靱化法案、民主党提案の国民生活強靱化法案の審議にも質問に立ちます。どちらも致命的な欠陥があります。論理的に責め立てますのでご期待下さい。政治家は、声を高く言うことや、総論を言うことや、思想的に言うことや、プロパガンダ的に言うことや、揚げ足取りを言うことは、よくやりますが、私は、そのようなことは嫌いです。身のある議論をしたいと思います。しかしながら、そのような中身のある議論についてくるのが、一番政治家の苦手なところだというのは事実です。

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