高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

Return to Innocence

2016-10-15 19:48:13 | プログラム

10月15-16日はコズミック・ダンスカンパニーの皆さんがワークショップ滞在しました。

コズミックダンスとの出会いはもう20年以上前になります。 

北海道自然体験学校NEOSを始めて、すぐに私は、私のコミュニケーション能力の壁にぶちあたりました。 生来、厳しいオヤジに育てられ、社会人になっても輸入業のバイヤー、デリバリー(輸送手配指示)という相手に対して常に強い立場にある仕事をしていた、さらには元々雑談が苦手、話がうまくないと、コミュニケーションのあり方が一方通行で多様にできない自分を感じていました。

自然の仕事は、自然を相手にするのではなくて、「人」を相手にする仕事でした。

山岳ガイドで自分の親に近い人達と旅をしたり、子供事業の親御さんとの会話がじょうずにできない、さらにその頃は社会体育専門学院という専門学校で元気な青年たちとやりやっていて、自分の対人力に自信をなくしているというか、対応できない自分に「この仕事を続けられるだろうか」と悩み不安に思っていた時期がありました。

真剣に行き詰まっているときは、助けがあるものです。 SKYさんという方が、あるCDをプレゼントしてくださいました。「このCDの7番目の曲は高木さんのテーマソングよ」というメッセージがついていました。 それは、Return to Innocenceという曲でした。 Innocenceという語彙・意味を知らなかった私は、????でしたが、その曲のバックコーラスが心地よくとても気に入りました。(台湾のアミ族の唄)そんな準備があり、Cosmic Dance というワークショップに呼ばれました。端的に言えば Dance therapyでもあります。 自由に踊る・・・、私には簡単にできないことでしたが・・・、 アマディウスという壮大なニューエイジミュージックというのかな・・がかかりそれに合わせて気や波動を意識しながら自由に身体を動かすのです。そこでもInnocenceはテーマでした。 自己開示による自己受容への道でした。

「これでいいんだよ。もっと楽になってごらん」

それから当時のスタッフ達が心配するくらいに精神世界のワークショップに凝りました。アメリカンネイティブの儀式・スウェットロッジ、アイヌ舞踏団モシリとの出会い、ハードなサイコセラピーの体験、ブリージングセラピー等など。 亡くなられた萱野茂さん(アイヌ初の国会議員)のカバン持ちをして一緒に4日間の旅をしたのもそのころで、平取ではアイヌのフチ達(お婆ちゃん)の大地からカラダを通して響き唄う場にも遭遇しました。その都度、自分が身に付けていた外から自分を防御する何層ものココロの鎧を外してゆきました。自分を受容する過程でした。

おかげで他者とのコミュニケーションが少しはうまくできるようになり、はたまた山や海、樹木や生き物たちとも会話ができるようになったのでした。

さてさて、あれから20年以上も経ち、人生も終盤戦に入ろうとしている今、公私共々、ふたたび悩みというより不安も出ていています。 これからどしたらいいだろうか? 

そんな折に、再びCampanyの皆さんに再会したのです。 さらにはブリージングセラピーの師匠AIKOからも誘いがありましたし、ヨグマタジからはヒマラヤ瞑想のマントラも頂きました。

エネルギーの調整時期にあきらかに入ったようだなあ・・・。

自分自身の肉体的パワーが衰えている時に、以前のようにガァーと突っ走って変化変容はできない。 内なるパワーを高めるというのはまた修行が必要だなあ・・・・・。

命のトンネルというアクティビティ。 参加者主宰者が全員女性という中で、ただひとりの男性として参加。女性のパワーの中で、踊ったり、産道(トンネル)体験をしました。

 

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漁業取材

2016-10-14 10:45:55 | 黒松内・寿都

10月14日。地域情報誌BAYWAY後志の取材に鮭漁を取り上げました。

朝、5時15分、寿都有戸漁港集合で、ちことりーはんが小西水産所有の漁船に乗り定置網揚げにでかけました。

船上活〆、編み上げしたあとにエラを切り落とし血抜きをします。こうして鮮度を高くしています。

今日は中の下くらいの大漁とか。 水揚げ終了は8時半。朝の漁師さんの忙しさもわかりました。

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カヌー新たな旅立ち

2016-10-13 10:46:58 | 日記

自然学校設立当初頃よりプログラムに使っていたカヌーに底割れが生じていました。昨年も補修して使いましたが、FRPカヌーとしては限界のようです。 他にもカヌーがあり、ラダーができるスタッフ数を考えれば所有艇数が多いので処分する判断をしました。その処分方法に頭を悩ましていたところ、「直してみたい」という方が現れました。 お譲りすることにしました。

新たな生活にカヌーは旅立ちました。

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馬搬体験

2016-10-12 15:57:56 | プログラム 研修、講演等

台湾の東眼山自然教育センターのみなさんの視察研修も最終日程。大沼牧場パドミュゼへ10月11-12日と行きました。

夜は環境教育のあり方についてけっこう深い意見交換ができた交流会。 知識型環境教育が中心の台湾にあって、私たちが実施している体験型のプログラムにとても関心をもっておられます。 先日の40Kmウォークも全員が参加し完歩。 これも自然体験型環境教育の一環として私たちが捉えていることに理解をしてもらえたようです。

そして、この二日間は、「牧場暮らし」そのものを体験型ミュージアムにしたてようとしている、大沼流山牧場へ。 なんと言ってもメインは馬搬体験でした。 ここは馬牧場の森づくりゾーンでは、乗馬体験以外にも働く馬が実際に森づくりに働き、開拓期の馬搬を再現しています。

実際に馬追いの体験もさせて頂きました。

今日はここでお別れ。函館観光をして台湾へ帰国。




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40Kmウォーク

2016-10-09 16:20:37 | 日記

恒例の太平洋静狩浜から日本海寿都海岸までの40Kmウォークを今年も10月9日に開催しました。ウォーカー60、スタッフ合計で80名近い参加と盛会でした。 天候は小雨が続き、一部、雹も降るという気温が低い厳しい一日でした。札幌で支笏湖までのコースや夏の長期村での開催も含めてすでに過去30回をたぶん超える開催していますが、過去最悪の天候だったかもしれません。にも関わらず小学2年生を含む大多数が完歩しました。

なんと言っても、わたし的には、10年ぶりにウォーカー参加した私自身に思い出深いものとなりました。

結果は、完歩できずの35Kmリタイア。 最後尾担当であり、子供らと同時リタイアではありましたが、実のところ最後尾ペースがいっぱいいっぱいで・・・、私も限界であったと正直に告白します。

途中、暗くなった熱郛原野の道でひとりで歩くという場面もありました。不調の左膝はサポーターで養生していたこともあり痛みはでませんでしたが、その分他箇所に負担がかかり、左足の甲、そして右股関節がやられました。ほんのちょっとの傾斜で激痛が走り、後ろ向きで歩くという事態で痛みを抑えるなんてこともしました。 ちょっともうろうになり道路脇の草地でひっくりかえりそうにもなりましたがなあ・・・。 ヨーロッパの難民が歩き続けること、はてやシベリア抑留者がどんなに辛かったのか、「生きるとは」なんてことも考えて歩いとりました。

本気で救援車を呼びたいと思うほどでありました・・・・。 体力というよりも筋力の衰えにとほほでありました。

このコースの最年長記録を狙ったのですが、町内の2歳年上のおじさんが完歩してしまったので、再挑戦は3年後となるのかなあ・・・。この状態では不可能でしょうね・・・。 40Kmはなが~~~い。と我ながら再認識をした次第です。

翌日は朝食時に食堂に現れなかったので皆さんに心配されました・・・・。

最年長記録とならなくても、再度挑戦したいもんです。 それには日頃から歩く練習せねばなあ。 歩くという行為の意義や意味を子供達に説いているので、「人類として」歩きたいものです。

 

 

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GEMS指導者養成セミナーin釧路

2016-10-07 17:18:52 | お知らせ
子どもを対象とした科学と数学の体験学習プログラム「GEMS」の
指導者養成ワークショップが釧路にて開催されます。(以下、転送情報)

********
貴重なチャンスですので、たくさんのご参加お待ちしています!

GEMS(ジェムズ)は、カリフォルニア大学バークレー校で開発された、
子どもを対象とした科学と数学の参加体験型プログラムです。
GEMSでは子どもたちが自分の想像力と創造力を使って、自分たちで
実験を企画し話し合い、結論を導き出していきます。

その姿は好奇心と探究心をたっぷり持った科学者そのもの。
五感を使って実際に体験することで、子どもたちの豊かな学びへと
つなげていきます。

実際にプロの科学者と同じ思考プロセスを体験することで身につく
「自分で学びを創っていく力」。今話題のアクティブ・ラーニングを
体現するプログラムとして、全国の学校、幼稚園・保育園、児童館等で
活用されています。

今回のワークショップでは、GEMSの教育的効果を高めるための理論や、
プログラム中のファシリテーションについて学ぶことができます。

難しいように感じてしまいがちな科学・数学教育ですが、このワークショップを
受講することでどなたでも子どもたちにアクティブな学びを提供できるようになるのです!

あなたも全国で1,000名以上いるGEMSリーダーの仲間入りをしませんか?

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◆【大人対象】GEMSリーダー資格取得ワークショップ◆
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<GEMSリーダー資格取得ワークショップin釧路>
【日 時】2016年11月19日(土)‐20日(日) *両日とも10:00‐18:00目安
【会 場】釧路市こども遊学館(北海道釧路市)
【参加費】一般:30,000円/学生・JEEF会員:27,000円/再受講:15,000円(限定5名)
【締 切】2016年10月28日(金)17:00
【詳 細】http://japangems.org/workshop/?p=1721
 
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視察研修

2016-10-07 16:53:12 | 来訪者

台湾の東眼山自然教育中心の皆さんがご来校滞在中です。 この自然教育センターは行政立であるので、日台のビジターセンターの交流として、本日は当自然学校のガイドではなく、黒松内町立ブナセンターにお願いしました。 

午前中は自然学校の活動についての紹介、コミュニティファームなどを見学し、お昼ご飯は山間のお食事処「我妻」さんでランチ。 なお、我妻さんは、お店と経営者の苗字であって、私の奥さんのことではありません。

午後はブナセンターでのレクチャー、森のガイド、木工クラフト体験をして黒松内温泉。

夕食は自然学校です。 台湾人スタッフりーはんのおかげで台湾との交流がすすんでいます。

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エコプラス

2016-10-07 16:51:34 | 来訪者

新潟の南魚沼を拠点に活動するエコプラスの大前さん・高野さん御夫婦が旅の途中にお立ち寄りくださいました。

週末のイベントがなければお泊まり頂けたので、残念でした。 ご持参くださった新潟の日本酒で一献かたむけたかったです。

またの機会によろしくお願い致します。

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決心決断

2016-10-05 15:35:35 | 日記

 

次の日曜日に恒例の40Kmウォークを開催します。太平洋から日本海まで一日かけて歩くのですが、この行事は10月の旧体育の日に札幌に事務所があった頃に札幌豊平橋(だったかな)から支笏湖ポロピナイ湖畔までの40Kmを歩く催事が原点で、それから数えて20回目くらいになるでしょうか。 夏休みにも実施することがあるので、もしかすると30回目くらいかもしれません。 私は支笏湖までも歩いたことがありますし、ここ黒松内でも2度完歩しています。 それも10年前くらいです。

ここのところは巡回サポート役で、特に終盤時に リタイアしそうな子どもを励ましたり、リタイヤ決断時に子どもに自ら判断させる相談役、完歩促進役が重要な仕事でした。

しかし、ここのところ、「今の自分でも完歩できるだろうか」という興味関心が出てしまっていました。

今回も歩くか管理に回るか悩んでいました。かなりきついことはわかっていますし、今の身体ではかなり酷かもしれない。膝を痛めてリタイアしてしまうかもしれない・・・、他のスタッフに迷惑をかけることになりはしないか。

子どもがメインの活動なので、オトナのウォカーは子どものサポート支援者・寄り添い役なのです。とってもではない、子どもを面倒観るよりも自分自身の完歩で手一杯となるのは目にみえています。 

と、そこへ、今年の夏のチャレンジプログラムで、「黒松内トライアスロン(歩き、缶ぽっくり、フローティング)で2泊3日の旅を一緒にした大地君のお母さんから40Kmウォークの申込み電話がスタッフにありました。 途中で電話を代わってもらい・・

「大地くんは元気ですか。この夏は大地くんがチャレンジしてくれたおかげで、私にもいいチャレンジになりました。彼がいなかったらできなかった体験でした。 今回の40Kmウォークは彼が参加するなら、私も歩こうと思います」

と、宣言してしまったぁぁぁ~~~。

*゚¨゚゚・*:..どちらにしようか、迷ったら、どっちがロックだ!?これで決めるさぁ!♫ ダロ

Next Sunday we are planing to make a event that walikng from the beach of Pacific ocean to the East (Japan) sea,40km. I wonder whether I must walk with the entrant or not (be a management staff), then I have determined to walk. Because my policy is to determine which is the rock'n'roll when I am at a loss whether to do or not. 
And I have declared to the boy who made a adventure program with me in this summer, "if you enter, I should enter" Am I all right??? Dahaaaaa!!!!

さあて、トレーニングしても仕方がないので、というか、そんな即席一夜漬けのようなトレーニングの方法がない・・・・。

歩けるかなあ・・・・。 たぶん、初参加のお子さんくらいに不安で緊張しています。

ちなみに、モチベーションはこのコース完歩の最年長者だったのですが・・・、 なんと、私より2歳年上の町内の方から参加申込みが出てしまった。 嬉しいやら残念やらで複雑。  もう一度3、4年後に歩かにゃあ記録保持者になれない・・・・。

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薪割薪積み

2016-10-04 10:55:23 | 日記

薪の手配が遅れていましたが、町内の薪屋さんから分けてもらうことができました。 薪ストーブの静かなブームで薪需要も高まっており、春先から薪を切っている業者さんであっても売り先が決まっており余分なものは品薄状態です。 地元の森林組合には一見さんへの販売ルートが定まっているわけではないので、間伐場所へ自らが言って自分で運び出すのが原則のようでした・・・・。

スタッフは、隣町の森林組合から、なんとか分けてもらったようですが、お値段が万単位で違ったようです。 

乾燥材であったので、薪小屋に収納。 う~ん、ザッパも含めても昨冬より在庫が少ないなあ・・・。

 けちって使わんとひと冬もたないかも。

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