高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

東アジア地球市民村

2017-05-31 13:05:55 | いろいろシゴト

東アジア地球市民村という名前のフォーラムへ5月27-29日まで参加して来ました。 このフォーラムは、NGO日中市民ネットワークがコアとなり過去3年は中国上海で開催されて来ました。私は4回目に日本で初開催された今回まで連続皆勤参加です。

中国では、環境、福祉、まちづくり系のNGO(中国人はNon-Profitable/非営利というよりも、Non-Govermental/非政府系を標榜している)が相当多く有り、活発に活動活躍しています。日頃のニュース報道からは意外と思われるかもしれませんが、いわゆる市民意識はとても高まりを見せています。(中国政府は、全ての社会問題を政府だけでは解決できない、そのままにしておいたら、現体制すら危機に陥るとは思っているようで、市民(的)活動は、政府を直接に批判するのではなければ、けっこう許しているのです・・・) 上海開催は200人以上が集まり、日本、台湾、韓国からの参加は1/4くらいでした。 日本人にもこの活動を知ってほしい、また中国人にも生身の日本を感じて欲しいということもあり、4回目にして日本開催でした。 蓋を開けるとやはりビザの取得問題やらで来場者の国籍は逆転してしまいましたが、いい交流があちらこちらでできました。

私も、アズワン@鈴鹿やいとなみ@福岡糸島などで、オルタナティブ・サスティナブルなコミュニティ活動が実際に起こって展開していることを知り、新鮮な驚きがありました。

30年前にNPO活動を私が始めたのも、大人も子供も高齢者も障害者も多様な人々が住み暮らす社会を作り出したいという大きな願い・ミッションがありました。 なかなか達成にいたらぬままに私も60歳を越えてしまいました。しかし、多様性を包摂したコミュニティが各地でトライされていることは嬉しい限りでありました。

来年は、再び上海で開催される方向になったと聞いています。大陸の人々が集まりやすい方が私もベターだと思います。 東アジアでの暮らし方をベースにおいた市民の連携連帯は、これからは必要なことだと思いますので、私の個人ミッションとしても、できることは続けてゆこうと思います。

 

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