高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

寿都の漁業

2013-06-14 09:25:21 | 自然学校の日常

 息子の北斗が帰省中なのですが、漁師の手伝いに行っています。そんなこともあって、K漁業さんと懇親バーベキューをすることになりました。お子さんを交えて4人が来てくれました。

 黒松内は北限のぶなの町をまちづくりのコンセプトしているので、黒松内は中間山地と思われがちです。事実そうなのですが、ここは北海道渡島半島の付け根にあり、日本海と太平洋がとても接近している陸地がとても狭い場所なのです。両海の直線距離はわずか20数Kmしかありません。私が住まう「黒松内ぶなの森自然学校」は日本海側にあり、寿都湾の海岸からは2~3Kmほどしかありません。車で10分も行くと漁港があるのです。

 漁業は、なかなかわかりにくいです。というのも、表面しか見えない海の仕事です。また仕事の時間帯が朝早かったりしますから、漁師さんの仕事がなかなか見えない。 また、漁師さんはパッパパと反応が早い会話をするので、私のようなテンポの遅い会話ではコミュニケーションが取りにくいことも影響しているのかもしれませんが、どうも馴染み、馴染まれにくいのです。ところが、Kさんは、私に合わせてくれるところがあり、会話の間をとらせてもらえるので、私もコミュニケーションの波長を合わせやすいのです。

 今まで聞けなかった、海の中のこと、どんな養殖作業をしているのか、漁業権のことなど、いろいろとお話が聞けました。 もっと、漁業や水産業に興味を持ち、私が近づいてゆかないことには、なかなか、海のことを知ってゆくことができないな。 

せっかく海や漁港に近いのだから、これを機会に、もっと知ろうと思います。そして、都会から来る人に漁業のことも語れるようになりたいものです。

***
子ども連れだったので、Kさん達は9時過ぎで帰りました。

残された息子とほっしーと 楽器を使っての歌会となりました・・・。 
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