高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

アメリカからプルトニウム返還要求

2014-02-07 13:39:42 | 震災支援・脱原発・環境問題

オバマ政権、つまりアメリカは冷戦時代から日本に保有させていた高純度プルトニウム約300キロ(東海村にある実験用)の返還を求めている。このプルトニウムと日本のロケット技術をもってしてはすぐにでも核兵器を製造できる潜在力を日本は有している。これとは別に、日本の原発から生産されたプルトニウムはすでに44トンにも達しているが、兵器用としては純度が少々劣るようだ。 

この要求は震災前の2010年から始まり、日本の政治が民主党に代わり、さらに自民党に戻った今も続き、先月末に再度要求が来た。 なぜ、今なのか・・?

国際テロの問題、日米中韓の政治的・軍事的関係性、日本の政治の右傾化、アメリカにNOと言える日本への国民的傾向、エネルギー問題、政治の不安定など、いろいろなことを鑑みて、あるいは国際関係・外交戦略から考えてのことだ。  しいては都知事選への影響も考えてのことかもしれない。

原発は、プルトニウムという核兵器を製造する時に必要不可欠な物質を結果生産してしまう。政権内外に核武装を口外する人物が少なからずもいることも不安材料だ。 また、原発を中止することは、否応なく軍事的国際情勢にも影響を及ぼす。

次のような記事があります。

◇高濃度プルトニウム返還をオバマ政権が要求 アメリカは中国の核を取り締れ

http://the-liberty.com/article.php?item_id=7310

2010年から返還要求してきた、強まるアメリカ(世界)の日本への懸念

http://byus.me/facts/366/questions/1074

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