最近、気になる言葉があります。
子ども達が、うざいと表現することです。
たぶん、「うざい」を話題にすること自体が うざいんでしょうが・・・。
インターネットの辞典で調べると・・
(主に若者語で)面倒だ。うっとうしい。「うぜえ」とも。〔「うざったい」の略からか・・とあります。
さらに調べると・・・、 うざいがき 【有財餓鬼】 という言葉があります。
(1)飢えてはいるが、一定の食物にありつける餓鬼。⇔ 無財餓鬼 という対比がある。
(2)財貨をたくさんもっていながら欲の深い人。
「其の心は貧僧より遥かに浅ましき―といふものなり/浮世草子・好色敗毒散」
この意味から・・・うざい と表現した発祥者は、かなりの文学的知識人だなあ・・・。
最近では、大人(私が思うに・・3、40代くらいまでかな)でも「うざい」と表現する人がいるのですが、その人が子どもの頃には無かった言葉ではないでしょうか?
いったいいつ頃から、小学生はこの「うざい」という言葉を使うようになったんだろうか・・・。
もうちょっと調べてみると・・、
用語説明がされているインターネットのサイトがあるのですが、引用すると・・データー使用料が発生するという「表示」が出てきます。 これこそ・・「うざい」ような気がしますが・・。
「うざったい」という表現は、「うじゃうじゃしていて面倒だ」という意味を短縮した、どうも元々東京?江戸?の一部の方言(多摩という説がある)であったようです。それが20世紀の終わりに全国に広まって行ったという説が有力のようです。
うちの実の子ども達は20代前半ですが、「うざい」という単語はあまり使わないような気もします。つまり、北海道は、新語の移入が遅れてたんでしょうね・・・きっと。
でも、本州から来た20代前半の若者にとっては、「うざい」は辞書にも載るような共通語のような気もします。
つまりですね・・、一番やっかいなのは、この「うざい」という表現の語感が、世代によって、あるいは、暮らしている環境(地域、生活環境など)によって共有化されていないのではないか・・ということです。
私にとっては、「うざい」という表現を受けると、自分の人格的な性質までかなり否定された評価であると感じるわけです。 しかし、使っている人、子どもにとっては、そこまで否定はしていないのですね・・・。
***
ちょっと一息ついて・・・・
かなり・・強い不安 があります。
日本語の中に共通概念が国民、そこまで大げさでなくても、世代間で、共通概念でない「単語」 が増えて来ているのではないかと・・・、
同じ「単語」を使っているのに、その単語の意味、概念が 二人、三人で話していても 「同意義」でない・・のではないかと・・感じることがあります。
****
高校生の頃・・・「人口爆発」という名の本がベストセラーになりました。確か、その当時で 全世界で36億人(?だったかな)になることが話題になっていたのですが、今や何人なんでしょうか・・・ 60億人???以上ですよね・・・。
同じ国にいても、共通語が維持できなくなってんだろうか・・・。
同じにしてゆこうとする、グローバル思考、そのものが無理なんだろうなあ・・・。
「うざい」は、人間社会、コミュニティの創出、維持を考えるのに、なにか象徴的な 単語だなあ・・・・。
人類は、過去100年で、お互いに一億人も殺してきたというデータを昨夜見ました。なんか、衝撃的だなあ・・・。
人間社会は、元々 うざい 世界 なわけですから・・・。
それを、「うざい」と言って、否定してしまってはなりませぬ。
子ども達が、うざいと表現することです。
たぶん、「うざい」を話題にすること自体が うざいんでしょうが・・・。
インターネットの辞典で調べると・・
(主に若者語で)面倒だ。うっとうしい。「うぜえ」とも。〔「うざったい」の略からか・・とあります。
さらに調べると・・・、 うざいがき 【有財餓鬼】 という言葉があります。
(1)飢えてはいるが、一定の食物にありつける餓鬼。⇔ 無財餓鬼 という対比がある。
(2)財貨をたくさんもっていながら欲の深い人。
「其の心は貧僧より遥かに浅ましき―といふものなり/浮世草子・好色敗毒散」
この意味から・・・うざい と表現した発祥者は、かなりの文学的知識人だなあ・・・。
最近では、大人(私が思うに・・3、40代くらいまでかな)でも「うざい」と表現する人がいるのですが、その人が子どもの頃には無かった言葉ではないでしょうか?
いったいいつ頃から、小学生はこの「うざい」という言葉を使うようになったんだろうか・・・。
もうちょっと調べてみると・・、
用語説明がされているインターネットのサイトがあるのですが、引用すると・・データー使用料が発生するという「表示」が出てきます。 これこそ・・「うざい」ような気がしますが・・。
「うざったい」という表現は、「うじゃうじゃしていて面倒だ」という意味を短縮した、どうも元々東京?江戸?の一部の方言(多摩という説がある)であったようです。それが20世紀の終わりに全国に広まって行ったという説が有力のようです。
うちの実の子ども達は20代前半ですが、「うざい」という単語はあまり使わないような気もします。つまり、北海道は、新語の移入が遅れてたんでしょうね・・・きっと。
でも、本州から来た20代前半の若者にとっては、「うざい」は辞書にも載るような共通語のような気もします。
つまりですね・・、一番やっかいなのは、この「うざい」という表現の語感が、世代によって、あるいは、暮らしている環境(地域、生活環境など)によって共有化されていないのではないか・・ということです。
私にとっては、「うざい」という表現を受けると、自分の人格的な性質までかなり否定された評価であると感じるわけです。 しかし、使っている人、子どもにとっては、そこまで否定はしていないのですね・・・。
***
ちょっと一息ついて・・・・
かなり・・強い不安 があります。
日本語の中に共通概念が国民、そこまで大げさでなくても、世代間で、共通概念でない「単語」 が増えて来ているのではないかと・・・、
同じ「単語」を使っているのに、その単語の意味、概念が 二人、三人で話していても 「同意義」でない・・のではないかと・・感じることがあります。
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高校生の頃・・・「人口爆発」という名の本がベストセラーになりました。確か、その当時で 全世界で36億人(?だったかな)になることが話題になっていたのですが、今や何人なんでしょうか・・・ 60億人???以上ですよね・・・。
同じ国にいても、共通語が維持できなくなってんだろうか・・・。
同じにしてゆこうとする、グローバル思考、そのものが無理なんだろうなあ・・・。
「うざい」は、人間社会、コミュニティの創出、維持を考えるのに、なにか象徴的な 単語だなあ・・・・。
人類は、過去100年で、お互いに一億人も殺してきたというデータを昨夜見ました。なんか、衝撃的だなあ・・・。
人間社会は、元々 うざい 世界 なわけですから・・・。
それを、「うざい」と言って、否定してしまってはなりませぬ。
しかし、我が子は使っていました(います?)ね。最近の手紙にも時々使われています。
気持ちに余裕がなくなると、相手の気持ちを慮る余裕がなくなり「うざい!」となってしまうようです。
離れて暮らしていると、「どうして、そんな気持ちになったのかな?」とこちらが余裕を持って尋ねることが出来るので、手紙を活用してせっせとなだめていますが。
(でも返事は、あまり届きません・・・)
気持ちに余裕が出来ると、「うざい」気持ちも消えてしまうようなので、余り心配はしていませんが、きれいな日本語ではないので、あまり使ってほしくはないですね。
言葉は生き物ですし
若者言葉が年々生まれているのは
今に始まったことではなく
昔々からのことからなんです。
それが定着してしまったりして
一般の言葉になっていたりもして
国語辞典の言葉を増やしていきます。
それを悪意をもって受け止めるか
新しい言葉が出てきたと受け止めるか
それは、個人個人の問題かもしれませんね。
私は多用する言葉は
「あずましい」だったりしますが、
これは地方の言葉ですね。
うざいも使い方次第かもしれませんよ。
「ううん、私の部屋、汚すぎ。うざいかも」
現状報告じゃありませんが(?)
その変わり目・・本格的に入ってきたなあ・・・という感じかな。
ネアンデルタール人が絶滅して、今、人類はクロマニヨン系だけになっていると思うのですが、実は、人類は、進化系統として今、何十万年単位で考えると、
人の生き方、生態系が多様化してしまって・・・、結果、分化し始めているのかなあ・・・。
息子も小言の返事はいつも「うざい」ですよ。
目障り、うっとうしい・・・。うるさいなあもうってのも
確かに兼ねてるね。
いじめにもつながりそうで、嫌ね。
美輪明宏さんが言うには本を読まなくなったので語彙が少ない。気持ちに則した言葉をが表現出来ない。
ジュナと数学教師の問答で大多数のヒトは考え悩むことは大変なので『ラクだから』を選択するのだと知る。
ウザい、キモい、意味ないじゃん等はきっとたっぷりと想いを含んだ言霊ではないかと思っています。語彙を節約した族には便利な言葉。
けど、ある年代以上にはつたわらない。
ラクしたらアカンとこ五月蝿いオバちゃんは今日も吼えたのでした。
ウザイ、キモイ、意味無いじゃん・・・
これら意味の違いを考える前に、
その言葉を発した子供らの気持ちを考えると
「ままならない」「思ったとおりにならない」と
いっているように聞こえます。
よーーく話を聞くと、皆、いい子です
ただ、
そこからブレークスルーさせることができない
自分の力無さが・・・・・
でも、早めに切り抜けた子供はグングン
活き活きします。
ウザイは何かの信号です