高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

炭の窯だし

2010-06-05 09:22:45 | コラム風味
おっ! できた! 後は燃えるかだ?


一回目の焚き付け・窯内の温度上昇後の、乾留工程が止まってしまった(消えたと言っていいのかな)ので、炭焼き体験二日目の朝に再度、焚口で薪を燃やし、窯の温度を上げたのです。その後は順調でした。

窯止め(完全にふさぐ)を昨夕行い、今朝9時に窯出しをしました。(間違えて、朝6時に一度行きました)

昭和20年代までは、黒松内の農家ではあちらこちらで炭を作っていたそうです。誰でも炭焼きの技術を持っていました。しかし、経済社会に突入してゆくと、炭は「」ではなく、「買う物」になってゆきました。 


外注文化 ・・・それが、今の日本・・・。

炭ばかりではありません。 どこの農家にも羊がいて、糸をとりました。防寒具のセーターは自家製だったのです。 自給自足は当たり前で、さまざまな生活技術がふつうにありました。

炭を作る、毛糸を作る、パンやうどんを作る、そのために小麦を作る・・・

今の時代、個々の人間が持つ必要がない技術かもしれません。

しかし、その技術を持っている・・、自分自身が持っていなくても、は持っている仲間がいる・・、
その工程を、仲間と一緒にやってみた、実際の生活の中で見たことがあるでもいいです。

体験・経験があることは、間違いなく、「生きることへの楽める」ことにつながります。

Ipad もいいけれど・・。目の前に実際にあること、起こることも大切にしましょう。

インターネット情報は、自分のプロセスを経た「情報」でないからな。

それだけに、頼っていると、自分で情報を生み出せなくなると思うんだな・・・
 
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