高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

アジアの若者

2012-10-23 07:36:49 | コラム風味

 目をキラキラさせた女子学生が、とても歯切れのいい中国語をそのまま日本語にしたような話し方をされる、これまた元気溌剌「活きがいい」先生に連れられて、私の目の前に立った。 ねおすの被災地活動やツーリズムについて発表した後に、質問をした学生さんだ。子どもの自然体験活動について実習したいと言う。 何かを学び取ろう、前に進もうというオーラが出ている。

 台湾実践大学のキャンパスの敷地内にあるゲストハウスに滞在している。ゲストハウスと言っても5階建てのビルでそのほとんどは教室であり、その一部が講師棟の個室が並んでいる。 部屋は日本のビジネスホテルよりずっと大きく、一面全開のガラスのスライドドアがあり明るく快適だ。残念ながら前は竹林で見晴らしはないが、朝から聞いたことがないような野鳥のさえずりがたくさん聞こえて、快適だ。

 さて、話をもとに戻して・・・
日本の各地の大学に行く機会もあるが、この大学の雰囲気はちょっと違う。青春ど真ん中の高校生がそのままオトナになったような学生があふれかえっている・・・、キャンパスはそんな感じです。 すれ違う若者の多くから若者らしいポジティブなオーラが出ているのですね。しかし、これは台湾の実践大学だけの雰囲気ではないのかもしれない。 文頭に書いた学生は、別の大学の学生なのです。

韓国に行った時も感じましたが、アジアの若者の勢いは日本と断然違います。

こんなエピソードもあります。

実践大の先生と卒業生と校舎のエレベーターに乗っていました。 途中の階で5,6名のにぎやかな学生集団が乗り込んできました。 1階でみんな降りた後・・・

先生 「今の学生は、中国の留学生です」
私  「えっ! 大陸からの留学生がいるのですか?」
先生 「2年前くらいから交流が始まりました」
卒業生「3年前には、中国からの留学生は居なかったのでびっくりした」

アジアは、若者の力で大きく変わってゆくでしょうね。 そんなことも考えさせられています。

これから、学食に行って来ます。
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