今年の夏は受け入れ事業が目白押しです。これまでに一番多いでしょう。 2年目スタッフ2名、1年目スタッフ2名ながら、ほんとうによくやっています。 中国からの子供たちの1週間受け入れが終わり(その途中にも小学校受け入れが1校ありましたが)、1日おいて共和町から北陵小学校がやって来ています。 子どもたちは10人でこじんまりしているので受け入れやすい面はありますが、プログラムの内容は、人数が多くても少なくても手間暇はさほど変わるわけではありません。
今日はいつもと違う流れで、最初にカヌー、次に森へ そして野外炊爨活動でした・・・。
中国に帰った子どもたちの親御さんからの感想がメールで来ています。「ご飯を食べたあとに自分で食器を洗ったのでびっくりした」「もう一度自然学校に行きたい、大きくなったら自然学校のスタッフになると泣いています・・・」それらを読んでいると、「やって良かったなあ」と達成感が私たちにもあります。
子供たちには、「いつもと同じ仲間といつもと違う場所でいつもと違う人(私たち)と過ごす」意味を伝えようとしています。
自然の様子の変化に気づけるようになってほしい。 過去をイメージできるようになってほしい。
いつもの仲間以外の人ともどんどんと出会っていってほしい。すると新しい体験ができて、いろいろな考え方や価値観、行動性があることがわかる。 いつもと違う場所に行く、いつもと違う人に出会えるためのトレーニングの場を私たちは作っている。
そうすることは、未来を想像できる力になるはずだと、私は信じて、子供達と向かい合っています。
毎週のように体験学習が入り、月末からは3週間の主催活動がスタートします。 私たち自身が「何のためにこの活動をやっているのか」しっかりと押さえておかないと、疲れ果ててしまいます。 自分たちのモチベーション維持は、「未来に通じることをやっている」との自負心です。今年は若い常勤研修スタッフばかりです。この壮大な使命感を養うのは自分自身ですが、そのサポートは私の役割でしょう。 燃え尽きないように心の火を灯し続けるために・・・・。 私自身にとっても新たなチャレンジだなあ。