高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

密度の濃い体験の1年

2011-12-30 01:04:51 | 日記
歳を重ねるごとに1年が過ぎ去ることが早く感じられます。一方では、物理的な長さの時間ではなく、体験密度が濃く凝縮された時間を過ごしました。

1日がまるで3日間分生きたような感覚です。子どもの頃に学校から帰り、家の外で遊んだのは2時間くらいだったのですが、随分と長い時間遊んだ感覚を覚えるものです。それは、次から次と感覚を刺激する瞬間、異なる体験が繰り返されるからです。

大人になっても同様です。
震災の日、3.11は、3、4年も前のような気がします。何事もなければ半年の物理的時間の長さなのですが、気持ちの上ではその半年で、普通だったら3年から4年間で体験するような新しい、衝撃的な異なる体験、喜怒哀楽を体験を重ねたせいでしょう。

1年の歳を重ねるのではなくて、何年分も感覚的歳を重ねた1年でした。
コメント (3)
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