高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

考えると・・・

2008-01-31 00:47:05 | 日記
ゆっくりと考えると・・、たんまりとやるべきことが溜まっている。やりたいことはたくさんあるのですが、ちょっと整理も必要かな、と思う晩。

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国土交通省の北海道局というのかな(旧北海道開発庁)が進める「わが町を美しく運動」の意見交換会へ倶知安まででかけました。この運動は、町村で地域活動をする団体を表彰することで、弾みをつけようとしているのですが、表彰だけで終わってしまっている感があります。また、この運動を進める、あえていうならば、官製NPOがあります。

今日は、地域の意見を聞こうとの目的で、いろいろな活動団体が集められ、開催されたのだと思ったのですが、「活動の現状と課題、課題の解決方法を発表する」という、参加者に突然述べさせる進行に戸惑いも・・・

今日の集会には、農業、漁業、図書館活動、自然活動、まちづくり団体など様々な主体が存在していました。 これら領域がことなる活動団体が一同に集まれることに大きな意味があると思うのですが・・・

しかし、その意味を主催者側がわかっていない。 どうも ネットワーク、パートナーシップ、協働というあり方に対して、基本的な理解ができていないように感じました・・・。
「意見を聞く」というよりは、「皆さん、集まったんだから お互いに苦労とその克服方法を話し合って参考にしてください」という ネットワークのためのネットワーキングを強引にしようとするので・・・、お互い初対面で、お互いに知り合うアイスブレイクも出来ていないから、深めることができない。

私は様子見で、あまり発言するつもりはなかったのですが、そのうちに、辛口のコメントをしていました。 一方、参加者からの短い自己紹介から参考になることも多々あったので、このネットワークの成長・深化に期待も表明しました。

異なる主体に 取りあえずでも、集まってもらうように声かけができる信用力が、行政にはあることを、まずは自己認識し、その信用力をうまく使って欲しいものです。

それにしても、プロセスデザイン、プログラムデザイン、参加のデザインがなさそうな、ただ集めちゃったというような集まりだったなあ・・。 会議進行の「タメ」がなかったので、まったくと言っていいほど名刺交換や1対1の会話が起こることがなかった。

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倶知安の獣医さんへ寄って、ついでに グラッチェの予防注射も敢行。
コメント (4)
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