高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

オールウエイズ・・・泣けた・・・

2005-11-22 18:38:05 | 日記
暖房が暑い、いつものカフェのパソコンで一仕事し、ちょっと休養がてら・・映画を見にゆきました。 前に見た映画は、4年前くらいかな・・、名古屋で もののけ姫だったような・・・。

オールウエイズ・三丁目の夕日・・・・、いやはや泣かせてくれた。
明るくなるのが恥ずかしかった・・・

映画は、東京の下町が舞台。東京タワーが建設中の時代なので、私よりちょっと上、まさしく団塊の世代の方々がキッズだったころの話。私の住んでいた千葉船橋は、東京の田舎みたいな感じの場所でしたが、風景や人々の様子は、私にも十分に伝わる「昭和」でありました。 風景見ただけで、泣けちゃった・・・

坊ちゃん刈に、ランニングシャツの昭和キッズの私のうちにテレビがやって来たのは、東京オリンピックの年。なんと突然カラーだった!! それまでは、20分かけて、おばあちゃんちへ 大相撲を見に行ったりしていた。ひょっこりひょうたん島を天然カラーで見た記憶は鮮明だ。 陸上100mのヘイズ、水泳のショランダーは、コンバット、ローンレンジャーとおんなじような英雄に見えた。 アメリカの偉大さを映像で、刷り込まれた世代だ。

氷の冷蔵庫があった、洗濯板から洗濯機への変わり目も知っている。電話も自家用車もなかった・・。 文明の利器が家に入るたびに、大いにカルチャーショックを受け続けた。冒険王という少年雑誌に書かれた、力道山が死んだ顛末記事を読んで衝撃を受けた・・・

 家の周りは、そこらじゅうが遊び場だった。工事現場から資材をちょろまかし、隠れ家を作った。ほんとに敵が攻めてきて、占領されたり、集めた資材を取られたりした。今度、盗んだら警察に突き出すぞと、捕まり、どら猫のように首根っこを押さえられた時の管理人の手の感触と恐怖を、忘れることはできない・・・。

遊びも時には、時には真剣勝負だった。

何にも増して、あの時代にあったのは、生身の人間模様だ。 今に比べて、みんながふつうに、身近に喜怒哀楽をもって生活していたような気がする。 そんな場面がたくさん登場する。

僕でもたまんなく、せつないほどに懐かしくなり、あんなおじさんもおばさんもいたなあと思い出せる人間味あふれる映画でした。

昭和20年代生まれのおじさん達を泣かせるなんて・・・・
ちょっと やさしい罪つくりな映画・・・

懐古趣味だけで終わらないで・・
私をもちろん含めた 世のおじさん達よ、
あんな 人情を街にとりもどしたいね・・・・


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◆舞台は変わるか?

2005-11-22 12:01:02 | 日記
◆ 舞台は変わるか?
今年の環境教育フォーラム・清里ミーティングが終わり、熱い思いを確認し、200人の仲間が全国に散らばりました。 甲府まで、BOH2に送ってもらい、列車を乗り継いで、羽田へ。 予定していた最終便より2つ前の便が出発遅れ、さらに空席がひとつだけというラッキーがあり、早々と帰途につけました。 その機中で、思わぬ友人に遭遇・・もう5.6年ぶりかなあ・・・

 その人NSOは、今の私に至る過程では、かなり重要な役割を果たしてくださった御仁で、今回もまた、バァバァバァと相当な新しい情報を頂き、私の頭脳にこの3日間に詰め込まれた情報と火花を散らしながら混合融合したのでありました。 

思えば、夏が終わりこの数ヶ月に次々とかつて私の人生の中に登場し、影響力を与えてくださった御仁方が、再びちらりとした影に、そして日向に現れているんです。 その方々は、重ねた歳月以上の苦労と喜びを経験とし、相当の見識と知恵を身につけ、変容されているようです。

人生の新しいステージは、用意されつつあるのかなあ・・・・
その舞台に乗るか・・・乗れるのか・・・

誰かが、3つのションが大切だと言っていたな
ビジョン、パッション・・・・うん? もひとつなんだったけ?
もしかしたら、この忘れちゃった 3つめのションがキーワード?

◆ 深夜まで
夜は、気落ちしているのかと心配していたまた別の御仁と過ごす。 なんのことはない・・、暗い声で電話してきた訳を聞いて・・、なぁんだ・・・と安心し、透明な怪しい魔法の水を口にふくむにつれて・・、せっかくスパークしながら再構築されつつあった頭脳が・・・とろけたおつむ に変容してゆくのでした・・・・

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