高木晴光の 『田舎と都市との ・ 日々こうかい記』

「新田舎づくり」を個人ミッションとし、田舎と都市とを行き来する人生・仕事のこうかい(公開・後悔・航海)日記

フィールドワーク と通学

2005-08-29 12:19:06 | 日記
◆24時間テレビで、100Km走った丸山弁護士に触発されたわけではありませんが、藻岩山ロープウエイ入り口から宮の森の事務所まで、フィールドワークをしながら炎天下1時間半ほど歩きました。 札幌市観光局と市民で作るエコツアーのワークショップを来10月より実施するのですが、その下見でした。 首なし地蔵を祭る寺、伏見神社と歩き回りました。 意外と気になるものがあるもんです。が・・・・素材はまだまだ足りない・・・。

◆2つくらいの小学校の学区を越えて歩いたのですが、都会の子の方が田舎の子よりずっと通学に歩いているのだなと思いました。カタツムリがいたり、なんだろう? 大きな実がなっている木があったりして・・、学校の行き帰りはけっこう楽しめるな、と思うわけであります。 それに比べると田舎の子は 自然はあっても ドア・ツゥ・ドア でスクールバスなのです。 いかがなもんかなあ・・・

学校の帰りの「寄り道」って、実は、「物を観る目」を養う、大切な時間だよなあ・・。 
 
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自分流子育てネットワーク

2005-08-29 12:07:14 | 日記
◆日曜日は、札幌へ。 自分流子育てネットワークが主催する教育フォーラムで話題提供者として参加。30名くらいの方々と「ほめる教育、ほめない教育」をテーマに論議しました。 もともと、私自身が、親よりほめられるというよりは、けなされて育ってきたので、その影響をもろに受けて、ほめべたであります。それでも、私は私なりに育ってきましたから、ほめるだけで、人は伸びるとは考えていません。

◆一緒に出席した学校の先生によると・・、
1992年の学習指導要領の改定で、「関心や意欲を評価の対象にする」ということが学校現場で行われるようになり、絶対評価から相対評価という、「努力したこと」をほめるという、見方によっては「曖昧」な ほめ方が行われて来たそうです。 そういえば、我実子達の通知表から5段階評価がなくなって、○△みなたいな記号になっていたなあと思い返しました。 これが、その子にとっての「伸び」をほめることになるわけです・・・。

◆若者達(だけではないかも・・)が、他者との関係性にもう一歩踏み込めない、意見を言えない、怒れない、批評ができないなど・・、のは、この曖昧なほめる教育が一因ではないかとの見方もできます。  学級のひとりの先生に、学業、生活態度もすべて相対評価されるなんて・・、ちょっと考えてみればおかしな話だなあと気づかされました。

◆会場には、子育てをほぼ終わって、お孫さんが・・という世代から、乳児から小学生のお子さんがいる現役のお母さんもたくさんいました。 フォーラム終了後、交流会もしましたが、子育てに悩みながらも、他者との関係性を大切にする若い日本のお母さんがたくさんいて、嬉しく思いました。


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