癒やし担当
五輪開会式をテレビで最初から最後まで見ましたが、天皇陛下が開会宣言をなさっている最中に小池都知事と菅首相が立ち上がったのには驚きました。起立して聞くか、あるいは座って聞くか、そこはきちんと打ち合わせをしておかないと! 宣言の真っ最中に慌てて立つなんて失礼だし、みっともないから( ̄" ̄)。
「東京2020オリンピック・パラリンピック大会の開会式で音楽を務めるミュージシャンの小山田圭吾(中略)ご依頼を受けるに至ました。(中略)申しわけなく思います。(中略)ご意見をくだきった皆様に」(2021/7/16 18:52 ORICON NEWS)って、音楽の何を務める? 「~大会開会式の楽曲制作担当として参加する」ですかね。
「ご依頼を~」以降は小山田圭吾の謝罪ツイートを書き起こしたのかな、書いたら見直さないと( ̄_ ̄)。「ご依頼を受けるに至りました。(中略)申し訳なく思います。(中略)ご意見を下さった皆様に」でしょ。それにしても、世間の関心が集まる立場の人には“身体検査”が不可欠だと強く感じさせられる昨今なのに・・・。
「読むに耐えない内容(中略)五輪憲章にも反するという人事ということも理解しなければならない」(2021/7/18 7:33 メディアゴン)って( ̄" ̄)。小山田圭吾が、学生時代はいじめ加害者だった、それを雑誌のインタビューで面白おかしく(文章中に“(笑)”が何度も出てくる)語った、その内容が「読むに堪えない」ということです。
後半は「五輪憲章にも反する人事ということも理解しなければならない」でしょ。音楽業界では周知の事実だったようですが、五輪にふさわしくないとまでは誰も考えなかったようです。組織委員会は“人選は現場任せ”ですが、せめて「露見したら騒ぎになるような問題のある人は勘弁してね」と言っておけばよかったのに ┐( ̄д ̄)г。
「彼自身が語る壮絶ないじめの数々だ」(2021/7/18 14:54 Techinsight)と「壮絶イジメの舞台となった学校が」(2021/7/23 5:15 東スポWeb)はよくある間違いで、「凄絶」でしょ。でも、吐き気を催すほどむごい内容は、やはり「凄惨な」です。「壮絶」は意味が全く違いますから、一度、辞書を見て自分で確認しましょう。
謝罪ツイート(2021/7/16)の誤りは「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり(中略)ご指摘頂いております通り(中略)非難されることは当然であると(中略)傷付ける立場になってしまった(中略)罪悪感を抱えていたにも関わらず(中略)反省と再考をさせて頂く機会を(中略)ご意見をくださった皆様に」です。
「多くのかたがたに不快な思いをさせることになり(中略)ご指摘いただいておりますとおり(中略)非難されるのは当然であると(中略)傷つける立場になってしまった(中略)罪悪感を抱えていたにもかかわらず(中略)反省と再考をさせていただく機会を(中略)ご意見を下さった皆様に」でしょ。
「関わらず」を「かかわらず」に直しましたが、これ、大事ですよ。ホロコーストをコントのネタにしたことが露見してショーディレクターを解任された小林賢太郎のコメント(2021/7/22)にあった「この式典に関わらせていただけたことに」も「かかわらせて」です。どちらも「関わら~」と書いていますが、違うのですよ。
「抱えていたにも~」は「拘らず」で、常用漢字表外の音訓だから平仮名で。意味は「抱えていたのに」で、「関係ない」とはニュアンスの違う「かかわらず」です。「晴雨にかかわらず」は「天気に関係なく」ですが、「拘る」は「こだわる」とも読み、要するに、晴れようが雨が降ろうが気にしないということです。
「この式典に関わらせていただけたことに」のほうは、漢和辞典に「関わる」という例も載っているので絶対だめとは言いませんが、表記辞典も国語辞典も、「係わる」だけど常用漢字表外の音訓だから平仮名表記ということになっています。「命にかかわる」も「経営にかかわる」も平仮名で。
ゴンドウトモヒコ氏のツイートに批判が殺到し、慌てて釈明、「余計な一言のために油に火を注ぐようなことをして(中略)過去を払拭できる活動を」って、「払拭」は「すっかり取り除くこと」だから、過去をなかったことにする? 「余計な一言で火に油を注いでしまい(中略)不信感や不快感を払拭できるような活動を」ですよね?
田辺晋太郎氏は「小山田圭吾 辞任」というニュースに「はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!」と投稿して批判されたようですが、「叶」は常用漢字ではないので「かないました」です。しかしまぁ何ですかね、あれは、「正義」なんか持ち出すまでもなく、気持ち悪いから m( ̄д ̄)m。
「このエピソードを『心暖まる話だよね』と語りだす露悪性も」(2021/7/20 11:30 東スポWeb)って( ̄_ ̄)。小山田圭吾が、入院していた病院で夜中に騒いで末期がんの患者を苦しめ、その死の瞬間も面白がっていたと自ら語った、というわけで、「心暖まる」ではなく「心温まる」ですが、背筋が寒くなる話です。皆さん、とにかく、世に出したものは大勢が読むということをもっと意識しないといけませんね。
五輪開会式をテレビで最初から最後まで見ましたが、天皇陛下が開会宣言をなさっている最中に小池都知事と菅首相が立ち上がったのには驚きました。起立して聞くか、あるいは座って聞くか、そこはきちんと打ち合わせをしておかないと! 宣言の真っ最中に慌てて立つなんて失礼だし、みっともないから( ̄" ̄)。
「東京2020オリンピック・パラリンピック大会の開会式で音楽を務めるミュージシャンの小山田圭吾(中略)ご依頼を受けるに至ました。(中略)申しわけなく思います。(中略)ご意見をくだきった皆様に」(2021/7/16 18:52 ORICON NEWS)って、音楽の何を務める? 「~大会開会式の楽曲制作担当として参加する」ですかね。
「ご依頼を~」以降は小山田圭吾の謝罪ツイートを書き起こしたのかな、書いたら見直さないと( ̄_ ̄)。「ご依頼を受けるに至りました。(中略)申し訳なく思います。(中略)ご意見を下さった皆様に」でしょ。それにしても、世間の関心が集まる立場の人には“身体検査”が不可欠だと強く感じさせられる昨今なのに・・・。
「読むに耐えない内容(中略)五輪憲章にも反するという人事ということも理解しなければならない」(2021/7/18 7:33 メディアゴン)って( ̄" ̄)。小山田圭吾が、学生時代はいじめ加害者だった、それを雑誌のインタビューで面白おかしく(文章中に“(笑)”が何度も出てくる)語った、その内容が「読むに堪えない」ということです。
後半は「五輪憲章にも反する人事ということも理解しなければならない」でしょ。音楽業界では周知の事実だったようですが、五輪にふさわしくないとまでは誰も考えなかったようです。組織委員会は“人選は現場任せ”ですが、せめて「露見したら騒ぎになるような問題のある人は勘弁してね」と言っておけばよかったのに ┐( ̄д ̄)г。
「彼自身が語る壮絶ないじめの数々だ」(2021/7/18 14:54 Techinsight)と「壮絶イジメの舞台となった学校が」(2021/7/23 5:15 東スポWeb)はよくある間違いで、「凄絶」でしょ。でも、吐き気を催すほどむごい内容は、やはり「凄惨な」です。「壮絶」は意味が全く違いますから、一度、辞書を見て自分で確認しましょう。
謝罪ツイート(2021/7/16)の誤りは「多くの方々を大変不快なお気持ちにさせることとなり(中略)ご指摘頂いております通り(中略)非難されることは当然であると(中略)傷付ける立場になってしまった(中略)罪悪感を抱えていたにも関わらず(中略)反省と再考をさせて頂く機会を(中略)ご意見をくださった皆様に」です。
「多くのかたがたに不快な思いをさせることになり(中略)ご指摘いただいておりますとおり(中略)非難されるのは当然であると(中略)傷つける立場になってしまった(中略)罪悪感を抱えていたにもかかわらず(中略)反省と再考をさせていただく機会を(中略)ご意見を下さった皆様に」でしょ。
「関わらず」を「かかわらず」に直しましたが、これ、大事ですよ。ホロコーストをコントのネタにしたことが露見してショーディレクターを解任された小林賢太郎のコメント(2021/7/22)にあった「この式典に関わらせていただけたことに」も「かかわらせて」です。どちらも「関わら~」と書いていますが、違うのですよ。
「抱えていたにも~」は「拘らず」で、常用漢字表外の音訓だから平仮名で。意味は「抱えていたのに」で、「関係ない」とはニュアンスの違う「かかわらず」です。「晴雨にかかわらず」は「天気に関係なく」ですが、「拘る」は「こだわる」とも読み、要するに、晴れようが雨が降ろうが気にしないということです。
「この式典に関わらせていただけたことに」のほうは、漢和辞典に「関わる」という例も載っているので絶対だめとは言いませんが、表記辞典も国語辞典も、「係わる」だけど常用漢字表外の音訓だから平仮名表記ということになっています。「命にかかわる」も「経営にかかわる」も平仮名で。
ゴンドウトモヒコ氏のツイートに批判が殺到し、慌てて釈明、「余計な一言のために油に火を注ぐようなことをして(中略)過去を払拭できる活動を」って、「払拭」は「すっかり取り除くこと」だから、過去をなかったことにする? 「余計な一言で火に油を注いでしまい(中略)不信感や不快感を払拭できるような活動を」ですよね?
田辺晋太郎氏は「小山田圭吾 辞任」というニュースに「はーい、正義を振りかざす皆さんの願いが叶いました、良かったですねー!」と投稿して批判されたようですが、「叶」は常用漢字ではないので「かないました」です。しかしまぁ何ですかね、あれは、「正義」なんか持ち出すまでもなく、気持ち悪いから m( ̄д ̄)m。
「このエピソードを『心暖まる話だよね』と語りだす露悪性も」(2021/7/20 11:30 東スポWeb)って( ̄_ ̄)。小山田圭吾が、入院していた病院で夜中に騒いで末期がんの患者を苦しめ、その死の瞬間も面白がっていたと自ら語った、というわけで、「心暖まる」ではなく「心温まる」ですが、背筋が寒くなる話です。皆さん、とにかく、世に出したものは大勢が読むということをもっと意識しないといけませんね。