バーガーというドーナツ
話し手が「予防接種がまだないということはあるが」と言っているのに、テロップは「予防接種がまだないことはあるが」となっていました。まだないことはある・・・? こんなの、読んで分かりますか?
話し言葉でも文章でも、「という」が抜けていることが多いというのはだいぶ前から気づいていたのですが、いよいよテロップにまで「予防接種がまだないことはあるが」なんていうのが出てきましたから、これは困りますね、新型インフルエンザより広がりますよ。しかも、強毒性だからぁ!
なぜ「まだないということはあるが」を「まだないことはあるが」なんて書くのでしょうか? そうまでして字数を減らしたい? 「まだないということはあるが」のほうは「まだない、そういう問題はあるのだが」というニュアンスですが、「まだないことはあるが」はそれ自体に違和感があり、無理やり意味を考えても・・・分かりません、とにかく危機感はないですね。
というわけで、新型インフルエンザと「という」のことを心配していたらまた出ましたよ、「もう二度と同じことをさせてはいけないという気持ちを」と言っているのに、テロップは「もう二度と同じことをさせてはいけない気持ちを」となっていました。「させてはいけない気持ち」って何なの? 入力作業者は本当に日本人なの? 正しく伝わらない省略はいけませんよ。
ある会議で、話し手が「○○の活用の方法があるわけですが」と言ったのですが、実は、「○○については何らかの活用の方法があるだろうから、それを考えないといけないのですが」という意味で言ったのです。それは会議でのやり取りをずっと聞いていて少し後に分かったのですが、「○○の活用の方法があるわけですが」と聞いたそのときは「ある」と言っているように聞こえました。
本当は「○○の活用の方法を考えなければいけないという問題があるわけですが」と言うべきところを少し省略して「○○の活用の方法ということがあるわけですが」と言うのは許容範囲内です。「ということ」のおかげで言いたいことは伝わりますから。でも、「○○の活用の方法があるわけですが」はいけませんね、ニュアンスが伝わりません。簡単に「という」を省いていいなんて思わないでくださ~い。
話し手が「予防接種がまだないということはあるが」と言っているのに、テロップは「予防接種がまだないことはあるが」となっていました。まだないことはある・・・? こんなの、読んで分かりますか?
話し言葉でも文章でも、「という」が抜けていることが多いというのはだいぶ前から気づいていたのですが、いよいよテロップにまで「予防接種がまだないことはあるが」なんていうのが出てきましたから、これは困りますね、新型インフルエンザより広がりますよ。しかも、強毒性だからぁ!
なぜ「まだないということはあるが」を「まだないことはあるが」なんて書くのでしょうか? そうまでして字数を減らしたい? 「まだないということはあるが」のほうは「まだない、そういう問題はあるのだが」というニュアンスですが、「まだないことはあるが」はそれ自体に違和感があり、無理やり意味を考えても・・・分かりません、とにかく危機感はないですね。
というわけで、新型インフルエンザと「という」のことを心配していたらまた出ましたよ、「もう二度と同じことをさせてはいけないという気持ちを」と言っているのに、テロップは「もう二度と同じことをさせてはいけない気持ちを」となっていました。「させてはいけない気持ち」って何なの? 入力作業者は本当に日本人なの? 正しく伝わらない省略はいけませんよ。
ある会議で、話し手が「○○の活用の方法があるわけですが」と言ったのですが、実は、「○○については何らかの活用の方法があるだろうから、それを考えないといけないのですが」という意味で言ったのです。それは会議でのやり取りをずっと聞いていて少し後に分かったのですが、「○○の活用の方法があるわけですが」と聞いたそのときは「ある」と言っているように聞こえました。
本当は「○○の活用の方法を考えなければいけないという問題があるわけですが」と言うべきところを少し省略して「○○の活用の方法ということがあるわけですが」と言うのは許容範囲内です。「ということ」のおかげで言いたいことは伝わりますから。でも、「○○の活用の方法があるわけですが」はいけませんね、ニュアンスが伝わりません。簡単に「という」を省いていいなんて思わないでくださ~い。