熟年の文化徒然雑記帳

徒然なるままに、クラシックや歌舞伎・文楽鑑賞、海外生活と旅、読書、生活随想、経済、経営、政治等々万の随想を書こうと思う。

京都の自然を楽しむKYOTO TRAIL

2022年07月31日 | 花鳥風月・日本の文化風物・日本の旅紀行
   今日の日経日曜版の特集に、KTOTO TRAILについての記事が掲載されていた。
   京都とくれば、私の学び舎でもあり青春時代の思い出がぎっしりと詰まった懐かしい街でもある。
   しかし、私の歩いた京都は、歴史散歩というか、古社寺巡りの日本文化を求めての散策であったので、どちらかと言えば京都の山歩きと言う感じのハイキングを意図した自然散策のKTOTO TRAILとは、同じ京都歩きでも、大分ニュアンスが違う。

   結構重なっているトレイルもあるが、それは、古社寺が山間に位置するとか郊外にあるといった感じであるからであろうが、どちらにしても、目的が違えばスケジュールもコースも、歩き方も違ってくる。
   京大生であったから、頻繁に歩いたのは、東山コースで、清水寺から、哲学の道や銀閣寺経由で、詩仙堂から八瀬だが、吉田山には登ったが大文字には上っていない。比叡山や大原にはバスで出かけたが、コースから外れている三千院から寂光院への山道は、何度も通った。
   金閣寺から竜安寺、仁和寺、嵯峨野から嵐山、苔寺は、平坦な道なので、結構歩けたが、高尾へはバスで出かけて、三尾(高尾・槙尾・栂尾)を散策したくらいである。
   本格的な山道を歩いたのは、鞍馬から鞍馬山を抜けて貴船神社までと、これもコース外だが、比叡山延暦寺から琵琶湖畔の坂本まで下ったくらいで、健脚でもなかったし、ハイキングの趣味もなかったので、歩くことはなかった。
   トレイルの写真を見ると、京都の街並みや琵琶湖を眼下に見下ろす風景写真が多いのだが、そんなところに行かなくても、私の通った歴史散歩でも、結構、そんな機会があって展望を楽しめていた。
   下記は、口絵とは違ったマップだが、同じ京都の自然を歩くと言っても、ニュアンスの差があって面白い。
   

   京都については、このブログでも随分書いて来た。
   豊かな歴史があって、内陸の盆地であるために夏冬の寒暖は勿論気候条件が厳しくて、自然が激しく変転して、京都独特の美しい姿を見せて楽しませてくれる。
   フッと旅をしたくなると、どうしても、センチメンタル・ジャーニーで、京都に行きたくなるのだが、もう少し若ければ、京都の自然を観るKTOTO TRAILに出て、別な京都の魅力を味わえたらと思うのだが、残念ながら、歳が歳、タイムアウトである。
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