は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

中国のチベット侵攻に理解を示すロシア。。

2008-03-20 21:22:26 | ニュースから考える

ロシア外務省は、チベットの騒乱が中国の内政問題であるとの立場を明確に示し、混乱を武力で鎮圧する中国政府を支持する姿勢を表明した。さらに、北京五輪をボイコットする動きにも、徹底的に反対する姿勢を示した。 ロシア外務省は17日の声明で、「チベットが中国の一部であることを、ロシアはこれまで何度も表明してきた。ダライ・ラマ14世の問題は中国の国内問題である」と指摘した。そのうえで、「中国での夏季五輪を政治問題化することは、受け入れられない。中国側が選手たちの安全などの問題を解決し、高い水準の五輪を開催すると確信している」と強調。チベットへの渡航自粛を呼びかけた。 【MSN産経NEWS 2008年3月20日(木)03:24 】

両国は悪役「シャープ兄弟」なのか?。。

見たところ。お互いに、都合の悪い部分は「口チャック」と?・・今回も息の合ったところを見せてくれる。確かに今でこそ体制の異なる両国だが、一昔前までは同じ釜の飯を食い合った「同志」である。今回も「昔の思い出」を肴に意気投合なのだろうか。。

とはいえ、例え相手が誰であれ?大切なるは日本の姿勢である。なかでも両国と昔から「よしみの深い」日本の某政党らは?・・この事態を捉えて、今後「如何なる反応を示すのか?」・・これを区切りに、両国との「腐れ縁」を絶つ気概があるのだろうか?・・彼らの「一挙手一投足」に注目が集まっている。。

兎も角も、今回は、悪役「シャープ兄弟」を相手に、日本は正義の「力道山」たり得るだろうか?・・大和魂を見せ付けて欲しい。。


神奈川県が第一ラウンドを敗訴する。。

2008-03-20 19:05:36 | ニュースから考える

神奈川県が2001年に導入した臨時特例企業税(臨特税)は違法だとして、同県藤沢市に工場があるいすゞ自動車(東京都品川区)が、納税した約19億4300万円の返還などを県に求めた訴訟の判決が19日、横浜地裁であった。 北沢章功裁判長は「臨特税を定めた県条例は地方税法の趣旨に反する」として、過少申告加算金なども含め約19億8000万円の返還を県に命じた。県は同日、控訴することを決めた。
総務省によると、国の同意を得た自治体の法定外税が適法かどうかを争点とした訴訟は初めて。 臨特税は、外形標準課税導入までのつなぎとして、2001年8月に導入された。対象は、単年度黒字でも、過去の赤字を欠損として繰り越せる「欠損金繰越控除制度」を使って、控除部分の法人事業税を負担していない資本金5億円以上の企業。08年度の廃止が決まっているが、県は、これまでに約432億6000万円を徴収した。 【2008年3月19日(水)21時44分配信 読売新聞】


神奈川県が、第一ラウンドを敗訴してしまった。この裁判は、日本の税の有り方を根底から見直す裁判といえ、その成り行きが注目される。。

記事にもある通り、神奈川の場合は、東京都で批判の多かった「特定業種」の絞込みではなく、規模で考えた『単年度黒字でも、過去の赤字を欠損として繰り越せる「欠損金繰越控除制度」を使って、控除部分の法人事業税を負担していない資本金5億円以上の企業』が対照としている。。

一般論的に考えれば?・・県の主張は概ね理解はできる。赤字をこいてようが?いまいが?公共サービスは平等に享受しているのは事実である。ならば「少しは払えよ~!」となる。。

先にも触れた神奈川に先駆けて、東京都が先行で実施した外形標準課税も、銀行という特定業態に的を絞ったこともあって、予想以上の反発を招いている。この件では東京は現在も訴訟中のハズである。(あの時、銀行を、イジメて来たから?・・今回の「新銀行東京」の経営ピンチに際しても、メガバンク各行の視線はあまりに冷ややかだった。多分、内心は皆「ざまあ見ろ!」と言っているハズである)。。

これら新たなる税金は、市民目線で考えれば?概ね理解できても?取られる企業側からすれば?「ない袖は振れない」という理屈に終始することになる。それにも増して「手傷を負って喘いでいるものに・・さらにカラシを塗りたくるようなマネは?・・道義的にもどうなんだ?」・・等々議論は多い。。

しかし国にも地方にも金に余裕がなく、夕張市の惨状を見れば、何れの県も「藁にもすがりたい」思いは変わらぬものと考える。この裁判は行政と民間との間で繰り広げられる「生きるか死ぬか」の戦いであり、共に厳しい事情を抱える中で、一歩も引くに引けない戦いをしている。。

福田総理。早くそこに気付き・・一刻も早く東シナ海の「ガス田開発」を進めて頂きたい。そして、そこから発する益で、庶民や企業がヒイヒイ言わない世にして貰いたい。モタモタすれば?いずれ中国に「空っぽ」にされるのは?火を見るよりは明らかである。国の資産は国民の資産である。素早い決断を求めたい。。。


秋田地裁の判決が下りる。。。

2008-03-20 17:22:32 | ニュースから考える
自分の娘を殺害した現実から目を背けたいという身勝手な思いの末、近所の子供の命を奪った――。秋田地裁で19日、開かれた秋田県藤里町の連続児童殺害事件の判決公判。事件をそう結論付けた藤井俊郎裁判長が、無職畠山鈴香被告(35)に下したのは、無期懲役だった。殺害された米山豪憲君(当時7歳)の両親は傍聴席で、判決に体を震わせ、言い渡し後には土下座して謝る畠山被告の姿を黙って見つめていた。 
 「無期懲役とする」。藤井裁判長から主文が言い渡された瞬間、畠山被告は青白く見える表情を変えなかった。午前10時10分ごろ、白いシャツにグレーのジャケット、黒のズボン姿で入廷した畠山被告は、背筋を伸ばして陳述台の前に立ち、視線を落としたまま、判決をじっと聞き入った。
 傍聴席の2列目には、豪憲君の父勝弘さん(41)と、胸の前に豪憲君の遺影を掲げた母真智子さん(41)が並んで座った。昨年12月の公判で、「もう一度、豪憲のぬくもりを感じたい。家族の元に返してほしい」と訴えた真智子さんは、主文言い渡しの瞬間、ハンカチで顔を覆い、全身を震わせながら声を押し殺して泣き出した。勝弘さんは、両手を固く握り締め、涙をこらえるような表情を見せた。
 「米山さんに謝罪したいです」。裁判長の判決文読み上げが終わった後、畠山被告が消え入るような声で申し出た。畠山被告は「大事なお子さんを奪ってしまい、申し訳ありません」と言い、豪憲君の両親に向かって土下座。10秒以上たって立ち上がると、顔を紅潮させたまま退廷した。豪憲君の両親は、何も言わず、その様子を見つめていた。 (2008年3月19日15時40分 読売新聞)


ついに地裁の判決が出ました。・・・主文。被告を「無期懲役とする」。。

確かに事件の内容からすれば?当然「死刑」が相当と思えるが、一方で畠山被告には哀れむべき過去もある。今回、裁判官は、その辺を鑑みて「死刑」には忍びないと判断されたのかもしれない。いわば「蜘蛛の糸」といえるものである。。

犯行は一昨年の5月に起きているから、まもなく今年でまる2年。月日の経つのは早いもので、まもなく三回忌である。。

判決にあたり、事件当初に見られた被告の荒れた言動は鳴りを潜め、被告はすっかり落ち着きを取り戻していた。裁判の傍聴内容を伝える報道では、被告が事件を、冷静に省みているようすが伝わって来た。。

逆に言えば?被告には公判を有利に進めるための?緻密な計算も働いていることも予想され、従がって安易な「鵜呑み」は慎みたいが、兎も角も、現在の被告を見る限り?同時に将来に向けた「更生」への期待が沸かなくもない。つまるところ最終的に、それを許すか?許さぬかは?豪憲君のご両親のお気持ち次第である。。

今回の地裁の判決に対し、弁護側も検察側も共に不服とみられ控訴を検討しているとされる。上告となれば上級審で、更にどのような展開になるか?まったく予断を許さない。。

とはいえ。いずれにしても検察側から、新たなる証拠が示されねば?・・再び同じような判決になるような印象を持ったことは事実である。。。(゜.゜)ノ