中国南部の広東省で、飲み水の供給源になっている川に、猛毒のカドミウムを含む工場排水が大量に流れ込んでいたことがわかり、地元当局では、下流の地域に住む住民に、川の水を直接飲まないよう呼びかけています。カドミウムを含んだ工場排水が流れ込んでいたのは、中国広東省韶関市を流れる「北江」という川です。地元当局が行った水質検査で、基準値を超えるカドミウムが検出されたことから、詳しい調査を行った結果、今月中旬になって、韶関市にある精錬工場が汚染源であることがわかったということで、基準値の10倍を超えるカドミウムが検出されたところもあったということです。(NHK オンラインNEWS 12/21 13:25)
先月にも、東北部吉林省の化学工場で爆発が起き、その際に出た大量の有害物質がアムール川に流れ込み、河川の水を「飲料水」として使用していた「ロシア国民」を危険に巻き込んだ事件が記憶に新しい。その反省も覚めやらぬ内に?またしても。。。。ウ~ム。
日本人に取って「カドニウム」というと、真っ先に「イタイイタイ病」が思い出され、汚染の「恐ろしさ」が忘れえぬ記憶として焼きついている。今回の「しくじり」が深刻な「カドニウム」汚染に発展しなければ良いが?極めて憂慮されるところだ。。。。
それでなくても日本は、中国の各地に広がる公害の影響で、亜硫酸ガスと共に「酸性雨」の影響を受けるなど、国境を越えた被害を受けている。実に「大憤慨」ものであり、保証を求めたって良いくらいの立場にいる。その意味では「公害防止」を、厳しく求める資格が十分にある。。。。。
我が家の雨どいは「銅製」である。うっすらと錆びた時の「緑青」が美しいので選んでいるが、これが結構「金食い虫」なのである。最近では10年も経たぬ内に穴が開いてしまう。昔なら30年~40年はもったという話だが、今は「酸性雨」の影響か?穴が開きやすい。屋敷中の雨どいを、お蔭で何回か交換するハメになった。たかが「雨どい」。されど「雨どい」。既に「クラウン」1台分は軽く注ぎ込んだ。中国から飛来する「酸性雨」だけが、果たして原因かどうかは分からぬものの、まったく「エライ」迷惑である。。。。
それにしても広大な国土を抱える中国。国際河川も多い。この辺で真剣に「環境保護」に取り込んで貰わないと世界中が迷惑する。何とかならないものか?。。。。
小池大臣殿。「クールビズ」や「ウォームビズ」も確かにいいが、中国にも「ビシバシ」注文付けて下さいね。。。。