は~とnoエース

かくすれば、かくなるものと知りながら、已むに已まれぬ大和魂。(吉田松陰)

幸之助翁の心が踏みにじられた。。。。。

2005-12-05 23:29:21 | ニュースから考える

松下電器産業は5日、4月から回収・修理を進めていた同社製石油温風機で、今月2日に修理済みの製品から一酸化炭素中毒者が発生したことを発表した。被害にあったのは山形県に住む82歳の男性。現在入院中で、意識不明だという。10月に点検・部品交換した温風機内のエアホースが外れていたことが原因とみられる。修理済み温風機による中毒事故は今回初めて。(日本経済新聞社 NIKKEI NET 12/05 19:11) 

お~っと。これはいけませんね。松下電器さん! そもそも「リコール」の申請が遅くれるから?こういう事になるのです。隠蔽体質?という点では、三菱自動車を決して批判できませんよ。。。。。。

リコール掛けても「回収」が進まないのであれば? マブチモーターの事件の時、効果を上げた?とされる高額の「懸賞金」を設けても回収を進める必要が有る。既に何人も死人が出ている現状を考えれば、当然過ぎるくらい当然である。社長は「のんびりこいている」場合ではない事を厳に戒めるべきだ。。。。

万々が一。再び重大事故が起きようものなら、ユーザーは、この真剣みの無い社長を直ちに告訴し「刑務所」に叩き込む決意を固めよう。その位でなくては「亡くなられた方」が浮かばれない。松下は、これを機に悪辣な企業体質を「刷新」し、社会正義に溢れた「企業風土」に立ち返られるよう求めたい。。。。。

それにしても、松下は、あれ程までに叩かれた「三菱自動車」の教訓を、どう捉えていたのだろう。「薄型テレビ」を始めとする一連の成功に酔いしれて「感覚がマヒ」しているのではないか?しかし、「驕れる者久しからず」ぞ?これを機に「企業倫理」に欠けた体質を、是非とも改めねば、何れ松下は足元から瓦解するに違いない。彼等に反省心が「ヒトカケラ」でも残っていれば? 半年間、全CMを自重するくらいの「トップダウン」が有ってしかるべきである。 これだけ「死人」を出している「大事件」である。その位の「謹慎姿勢」が有って当然ではないか?。。。。。

三菱自動車の「欠陥隠蔽」問題。JR西日本の「列車衝突事故」で分かった「効率優先」の落とし穴。姉歯の「耐震強度偽装」問題。繰り返される企業犯罪に国民は、もっと怒りの声を上げよう。その上で、「司直」の手に依らねば真の「体質改善」出来ない様であれば?事態は極めて「深刻」と理解した方が良い。改めて「企業倫理」とは何か?が問われている。。。。。